『この歩行のどこをみてどうアプローチしますか?』

療法士が避けて通れない動作分析。
そして患者様の主訴として多い「歩けるようになりたい」
皆さんはこの動画の方の歩き方を分析してどこにアプローチしますか?

歩行分析で見るポイントは大きく3つ

歩行分析で見るポイントは大きく3つあります
それは

  1. 肩甲帯
  2. 骨盤
  3. ロッカーファンクション

 

この3つです。

なぜならこの3つが歩行時の可動性と安定性に大きく関与しているからです。

肩甲帯をどうみる?

肩甲帯の評価のポイントは

  1. アライメント
  2. 動き

の2つです。
まず静的なアライメントを評価し、歩行時の動きを評価します。

骨盤帯はどうみる?

骨盤帯は

  1. 骨盤の動き
  2. トレンデレンブルグ

の2つを評価します。
動きに関してはまずポイントとなるPSIS(上後腸骨棘)を触診し、PSISが歩行時にどのくらい動くかを評価します。

次にトレンデレンブルグが出ているか出ていないかを評価します。
(実は健常者でも結構出ています。講習会で自分の歩行を分析してみてください)

ロッカーファンクションはどうみる?

最後にローカーファンクションです。

  1. ヒールロッカー
  2. アンクルロッカー
  3. フォアフットロッカー

の3つがありますが、歩行時に3つを同時にみるのは熟練が必要です。
慣れるまでは3つの中の特に重要な1つ。
〇〇ロッカーを評価します。

評価ができたら次はアプローチ

歩行分析ができてもアプローチができないと意味がありません。
評価で出てきた問題点にたいして徒手的なアプローチを行なっていきます。
肩甲帯→肩甲胸郭関節のリリース

骨盤帯→腹部ポンピングテクニック

〇〇ファンクション→ハムストリングスと下腿三頭筋間のリリース、立方骨のリリース

を行なっていきます。

歩ければいいのか?

歩行が改善されても、それがADLに反映されないと意味がありません。
そこでポイントとなるのが意識から無意識への変換です。

先ほどまでのアプローチは歩行を意識して行なっていました。
しかしADLでは歩行は意識的に行うものではなく、無意識で行なっています。
そこであるものを用いて無意識での歩行に落とし込んでいきます。
あるものはこちらでお渡しします。

まとめ

歩行分析でみるポイントは3つ

  1. 肩甲帯
  2. 骨盤帯
  3. ロッカーファンクション

それぞれに対してアプローチ方法は

  1. 肩甲帯→肩甲胸郭関節のリリース
  2. 骨盤帯→腹部ポンピングテクニック
  3. 〇〇ファンクション→ハムストリングスと下腿三頭筋間のリリース、立方骨のリリース

 

最後にADLで使える歩行にするためにあるものを使って無意識に落とし込む。

この過程を行なって目の前の患者様、利用者様の目的を達成するお手伝いをしてください!

まずは自分で歩行が変化するのを実感してみてください。
>>>臨床3年目までに知っておきたい歩行分析とアプローチ法

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