膝疾患の問題解決講座

『患者様の現状を把握するための評価をする時のポイントは?』

患者様の現状を把握するための評価をする時のポイントは?

みなさんこんにちは、IAIR関東地区インストラクター&療活委員長の大塚です。

学校でちゃんと習う評価ってせいぜい関節可動域測定(以下ROM)と徒手筋力検査(MMT)ぐらいじゃないですか?
この2つしか武器がない状態で実習にいって、測定して、バイザーが同じことをやると測定結果が違って、「もう何すりゃいいんだ?」と途方にくれたのを思い出します。
あれ、絶対バイザーが「自分の方ができる」ってのを見せつけてるだけだと思わない?

さて前回は動作分析のポイントでしたね。
ざっくり言うと「わからないところは見ない!」
でした。
かの有名なApple社のスティーブ・ジョブス氏も

「なにをしないのかを決めるのは、
なにをするのかを決めるのと同じくらい大事だ。」

ースティーブ・ジョブス

と言っていたそうです。

さて、今回は動作分析で抽出された問題点を評価する方法をお伝えします。

動作分析で抽出される問題点は?

前回のコラムでお伝えしたように抽出される問題点は

  1. 可動域
  2. 筋力
  3. 運動学習
    の3つでした。

とするともう何を見ればいいかわかっちゃいますよね?
可動域の検査、筋力の検査、運動学習の検査の3つです。

可動域の検査といえば

みなさんご存知ROMですよね。
ではみなさん、ROMの測定で何を評価していますか?

まずは角度を測定して標準可動域と比べてどうかをみると思います。
では角度の測定で十分でしょうか?

量的評価と質的評価

数値を基準にして評価をするのは変化が明確なので非常に大切です。
ただし、評価の場合、数値は、比較検討には優れていますが、状態の把握には適していないことがあります。

そこで質的な評価が必要になります。

角度以外に可動域で必要なものは?

一度はこの言葉を聞いたことがあるんじゃないでしょうか?

「end feel」

これですよね。

まー、この“最終域感”がわからなくて苦労しました笑

まずはend feelを分類して見ましょう。
大きく分けて3つ

  1. 骨性
  2. 結合組織性
  3. 軟部組織性

でしたね。

骨性

文字通り骨の衝突のend feelです。
代表的なものが肘関節伸展時の上腕骨と尺骨の衝突。体幹側屈時の肋骨と骨盤の衝突などが挙げられます。

これは硬い感じがするのでわかりやすいですね。

結合組織性

関節を結合しているのもはなんでしょうか?

一般的な関節を思い浮かべて見ましょう。。。

イメージできましたか?できなかった場合はもう一度教科書を確認して見てください

関節を結合しているのは関節包と靭帯ですね。
この2つを感じるのが結合組織性のend feelです。

ポイントは関節の遊びです。

軟部組織性

これは筋、皮下組織、皮膚などを指します。
骨性・結合組織性以外のものということですね。

ここまでくるとあることに気づきませんか?

可動域を改善する方法がわかりません

僕は新人の頃、症例発表で、「この関節の制限を改善したら変わるんじゃない?」といわれても「どう改善したらいいかがわからないんだよ!」と心の中で思ってました。

その理由はend feelをちゃんと評価していなかったんです。

end feelがわかるとアプローチ方法がわかる

  1. 骨性
  2. 結合組織性
  3. 軟部組織性
    この3つのどのend feelかわかるだけでもアプローチ方法は3つ挙げられます。

さらにここに筋力の評価が加わるとさらにアプローチ方法は広がります。
なんかワクワクしません?

ちょっと長くなってきたので筋力の評価は次回にしましょう。

もちろん筋力ですからあの評価です笑

なぜ学校でROMとMMTを教わるのかというと

  • 体の構造を把握するための解剖学
  • 体の動きを把握するための運動学
  • どうやって体か動くのかの生理学
  • それらを触って確認するための触診

が大事だからです。それをまとめたものがROMとMMTです。
一緒に基礎から学んで見ませんか?
↓          ↓          ↓

「基本動作分析から見る体幹の問題に対する触診・臨床的評価と解釈・アプローチ法」

 

患者様の現状を把握するための評価をする時のポイントは?

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