膝疾患の問題解決講座

ある7年目OTさんの懺悔と後悔【IAIR関東情報10月号】(4)

ある7年目OTさんの懺悔と後悔

いつも大変お世話になっております。
IAIR 関東地区代表 齋藤です。
今週の関東地区 限定情報をお届けします。

 

 

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あなたと同じ悩みを持つ仲間が見つかります!

 

【1】ある7年目OTさんの懺悔と後悔

彼……Sさんは、7年目のOTさん。
彼の言葉を借りると、普通のOTだそうです。

精神科で作業療法をしており、
集団療法の実施と準備に追われて、
毎日があっという間に過ぎているそうです。

1年目から同じ職場で、
いちから精神科作業療法を叩き込まれ
次第に身障系……身体アプローチから離れ、
解剖学が曖昧になっていきました。

 

「精神科なんだから、PTの真似事したって意味ないよね」

 

同僚達とそんな話をして、
どこか安心していたそうです。

かすかに感じる
「俺、リハビリしてるのかな?」
そんな焦りを見て見ないフリをしていました。

 

そんな時、ある出来事が起きました。

 

「理学療法士を入職させる」

 

はぁ? なんで?

皆が同じ表情、同じポカン顔。
そして次の瞬間には、院長ら幹部に対して
疑念と不満が溢れてきました。

決定が覆るわけでもなく、
次の月には入って来たのです。

理学療法士が……

ひとまず何をするのか様子を見ていましたが、
やっている事といえば、

  • 歩行訓練っぽい散歩?
  • ベッドサイドでROM?

俺らは色々考えてやっているのに、
似たような事をして。

しかも、院長付きで、
リハ科には顔を出さない……

怒りなのか、悔しさなのか、
よくわからない感情が渦巻いたそうです。

そこで彼は、
「だったらウチらリハ科がもっと出来るところを
 見せてやろうじゃないか!」
そう、同僚達に声をかけたそうです。

 

ですが、同僚達の反応は鈍い。

  • 「別にやらせておけばいいじゃない」
  • 「うちらはウチらの仕事をやるだけ」

どこか腑に落ちない。

 

「だったらもういい!」
そう啖呵を切って、
まずは患者さん達の状態確認を始めました。

そうしたら、
とんでもない事がわかったんです!

 

3年前に平均180件/日あった作業療法の請求が、
平均120件まで減っていたんです。

理由を科長に確認したら怒られたそうです。

「今頃何いっているんだ!
 毎月数字の報告してたろ!」

数字に弱いので右から左でした。

でも、更に詳しく見て見たら、
ほとんどが、介助、介護量の増加に伴う、
病棟外への移動困難が原因でした。

 

確かに、3年前ソフトボール大会で
ピッチャーをしていた方が、
今は車椅子移動に。

愕然としました。

いつの間にか、身体状態の低下で
OT室に来れなくなっていたのです。

「このままではマズイ」

Sさんは痛感しました。

なんとなく感じていた不安や焦り。
それが現実になっていたのです。

同僚達と気づかないフリをしていた
ツケが回って来た。

 

別に、自分の事なら自業自得と思える。
でも、自分がリハビリをしなかったことで、
患者さんの身体状態が落ちてしまった。

Sさんは思ったそうです。

「俺は、リハビリをしたかったんじゃないのか?」

その時、いやあの時、患者さんは待っていたのかもしれない。
俺は、何もせず、待たせていたのかもしれない。

今からでは……遅いのだろうか……

悩みは深まったそうです。

 

さて、ここまで読んでくれたあなたは、
何を感じたでしょう?

 

ちなみに、Sさんはその後、
3年間ほど、色々な研修に出ては、
現場に還元していきました。

それでもなかなか結果が出せず
諦めかけた時、ここを最後と
IAIRの門を叩いてくれました。

今では、Aクラスまで進学し、
運動器リハの申請まで出して
同じ精神科病院で頑張っています。

 

どうにもならない状況に追い込まれないと、
人は学ばないと言います。

今はまだいいや。

そんな軽い気持ちが、
目の前の患者さんが元気でい続ける
キッカケを奪っているのかもしれません。

ここまで読んでくれたあなたなら、
どこかSさんと同じ気持ちだったことが
あるのでしょう。

 

今ならまだ遅くはありません。

 

今からでも、学び、実践し、
人をみる事を諦めないでください!

あなたの担当する患者さんには、
あなたしかいないのですから。

 

副会長齋藤信
IAIR関東代表 作業療法士 齋藤 信

 

 

追伸 患者さんを待たせたくないあなたに提案です。

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【3】今週の関東コラム

◆ 5年目からわかってきた、肩の動きに囚われていると生活は変わらないと。【身体機能と生活のつながり Vol.2】

◆ OTが食事動作に関わるメリットとは?

◆ 新人の時に知っておきたいリスク管理の5W1H【⑤Who?】

◆ 新人の時に知っておきたいリスク管理の5W1H【④What?】

◆ 座って肩を挙上することと、食事をすることって何が違うの?【身体機能と生活のつながり Vol.1】

◆ リハフェス 報告!IRFロスでテンションが下がっている君へ【IRF2018】

◆ 便座から立ち上がる時に、骨盤前傾を促すには?

 

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ABOUTこの記事をかいた人

精神科にて13年勤務し、心身へのアプローチ法を習得、実践して来た。 IAIR顧問の仲村に師事。認定アドバンスインストラクターとなる。 2013年に独立し、精神科作業療法士に自信を取り戻してもらう事を目的に、齋藤の行ってきた作業療法の構成法や身体アプローチ法を伝える講習会活動を本格的に開始。年間のべ1000人以上の療法士に教鞭をふるう。 より科学的なエビデンスをアクティビティに取り入れるため、セロトニン研究の第一人者東邦大学名誉教授有田秀穂医師、脳と学習の世界的権威トニーブザン氏らに師事。精神科で行われている作業療法やレクリエーション、集団セッションの可能性が大きく広がる。