【PT限定】歩行時に必要な体幹機能の評価とアプローチ法

骨盤(腸骨)に直接影響を及ぼす筋肉

皆さんこんにちは。

関東支部の藤田智史です。

 

骨盤に付着する筋はどれくらいあるのでしょうか?

骨盤に付着する筋

『腸骨筋、大腿直筋、縫工筋、

多裂筋、脊柱起立筋、広背筋、腰方形筋、

大殿筋、中殿筋、小殿筋、大腿筋膜張筋、

半腱様筋、半膜様筋、大腿二頭筋、

梨状筋、上双子筋、内閉鎖筋、下双子筋、大腿方形筋、外閉鎖筋、

恥骨筋、長内転筋、薄筋、短内転筋、大内転筋、(小内転筋)、

腹直筋、外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋 、骨盤底筋群   など。』

挙げてみると、いやはや多いですね( ゚Д゚)
(抜けもあるかもしれません)

その中で今回は、個人的に骨盤を構成する腸骨に影響を割と強く与えそうな筋群に
フォーカスを当ててみようかと思います。

体幹や脊柱などからの影響も大切ですが、股関節と腸骨は直接関節を持っているため
今回は下肢の筋との関係を中心に見ていきたいと思います。

1)より

 

下肢体幹が可動時に固定点となる骨盤

股関節:屈曲・伸展・外転・内転・外旋・内転

膝関節:屈曲・伸展

筋群といいながら、関節運動を上げていますが…

なぜ下肢の関節運動を上げているかといいますと、
これらの動きは、【骨盤が固定点】【他の関節が可動点】になっているためです。

 

そのため、骨盤(今回は腸骨)にかかわる筋群に問題が起こっているかを評価するためには
下肢や体幹のROMなどを検査していくことで判断材料としていきます。

 

当たり前の評価ですが、特別ではない学校で習うことが問題を見るのに必要になってきます。

 

ざっとですが1つ1つ見ていきましょう。

腸腰筋・大臀筋

背臥位の状態から膝関節屈曲位で股関節屈曲の可動性を確認します。

屈曲制限の場合
・股関節の伸筋群(大臀筋など)の問題なのか。
・鼠径部などのつまりや、骨のぶつかりなどで屈曲制限が起こっているのか。

どんな制限なのかを感じていく必要はあります。
(股関節の変形になどよる制限の場合は筋群以外に骨の問題が強くなってしまいますね。)

 

ただ、この状態で股関節屈曲を見る際は反対側の膝窩が浮き上がるかを1つの指標にするのも
いいかと思います。

両側行って、片方の膝窩のみがより浮き上がるのであれば、
そちらの腸腰筋が短縮している可能性が考えられます。

トーマステストの考え方に似ていますが、下肢をベッドから下ろしていない状態で
股関節屈曲の可動域を見る際に一緒にできるのではないかと思います。

トーマステストの考え方については下記の動画がわかりやすいかと思います。

腹臥位や側臥位で股関節伸展(膝伸展位)の可動性を確認するのも1つの手です。

 

大腿直筋

 大腿直筋に関しては、腹臥位で膝関節を屈曲します。
この時左右動時に行うことで左右差を確認するとわかりやすいかと思います。

エリーテストを参考にしてもいいかと思います。


両側踵が殿部まで付く場合は大きな問題はないかと思われますが、

より伸長感を確認する場合は、さらに股関節を伸展位にすることで確認できます。

 

ハムストリングス、股関節内転筋・外転筋・外旋筋

ハムストリングスに関してはSLRにて確認できますね。

他の股関節筋群に関しては、反対方向の関節運動(股関節内転、外転、内旋、外旋)を
他動的に行った際に軟部組織静性の抵抗があり左右差があった場合に問題があるのではないかと考えられます。

 

また、問題の考えられる筋に関しては反対側とテンションがそろう様に介入して
上げる必要があるのではないかと思われます。

 

他に

他にも腸骨に付着する筋はありますが、腰方形筋も強く腸骨に影響するのではないかと思われます。

腰方形筋のみを伸張するのはやや難しいですが、腰椎の側屈であったり、
臥位などで力が抜けている状態で腰方形筋を触診して緊張具合を確認するなど

の方法があるかと思います。

2)より

 

また腰方形筋は仙骨にも停止を持っており、

仙骨には脊柱起立筋、梨状筋が付着するので仙骨には
これらの筋が直接的に影響を及ぼすと考えられます

逆にいえば腸骨や仙骨に問題があるとこれらの筋にも何かしらの問題を
発生しやすいという事も考えられますね。

 

参考、引用文献・画像

1)A.I.Kapandji 著 塩田 悦仁 翻訳) カラー版カパンジー機能解剖学 全3巻原著第6版
  I上肢 II下肢 III脊椎・体幹・頭部 医歯薬出版  2010年

2)Visible Body Muscle Premium

 

お読みいただきありがとうございました!

IAIR 関東支部
認定インストラクター
藤田 智史

 

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