シンプルだけど・・・歩行前練習としての立脚後期エクササイズ

皆さんこんにちは。

関東支部の藤田智史です。

 

術後などで荷重免荷をしていた場合や、痛みがあり患側下肢に
十分体重を載せられない場合は立脚期の短縮が起きますね。

ではいざ全荷重!となったときにすぐに歩容が改善するかといえば

若い体力・筋力のある方でも歩容の崩れは出てしまうことは多いかと思います。

 

様々エクササイズの方法はあるかと思いますが、立脚後期を想定した
歩行前のエクササイズなんかを見てみたいかと思います。

(歩行に必要な基本的な可動域はまず確保する必要はあります。)

 

 

 

1つの方法は

・健側を台の上に載せ、患側下肢で支える。

といった方法です。

簡単な方法ですが、股関節伸展を代償なく保持して、
足指で床面を捉えるように支える。

この状態は、立脚後期(Toe off)の形に似ていませんか?

さらに踵をゆっくり遠心性収縮で下ろす。
⇒その後再度身体を押し上げるように踵を持ち上げる。

(この時セラピストが踵の動きや姿勢が崩れないようなアシストもいいですね)

この動きを繰り返すことでも患側で立脚期を保つための準備段階の練習に
なってきませんでしょうか?

加えて、股関節伸展位を十分保つため腸腰筋も同時に伸張することになりますので、

単純な股関節伸展可動域の確保のためにもつながってきます。

 

また、歩行時に腸腰筋が伸張されてエネルギーをためる
『ストレッチショートニングサイクル』と呼ばれるような状態も作りだします。

 

もちろん、患側の踵を上げていくことで健側への重心移動の練習を行ってもよさそうですね。

 

上記の方法では健側を台の上にあげてからの動きを想定して行っていますが、

静的立位から段の上に下肢を交互に載せることを繰り返すという事でも
違った効果も狙えます。

工夫は徐々に段差の高さを高くしていくことで、

上げる足は(分回しなどの代償をせずに)・股関節屈曲―膝関節屈曲―足関節背屈の
すべてが十分行えることで台に足を上げられることになり、
(下肢の3つの関節のコンビネーションが必要になります。)

支える足はより支持力が必要になってくることになります。

 

ただ、歩いて歩行練習という前に、足りない機能のところを想定したエクササイズも
いかがでしょうか?

 

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お読みいただきありがとうございました!

IAIR 関東支部
認定インストラクター
藤田 智史

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