FROM:IIRA関東支部代表 齋藤 信
あなたは、日本の会社では働きたくない!
そう言っている外国人がいることをご存知ですか?
ニュースなどでは外国人労働者が増えて、
若者の働き口が減ったとは言いますが、
実際には、外国の方はそこで我慢を
沢山しているというのです。
何に我慢していると思いますか?
《暗黙知》
しかも、暗黙知という言葉の誤用なんですよね。
もともとは、マイケル・ポラニーというハンガリー出身の科学哲学者が著書のなかで、
《我々は語ることができるより多くのことを知ることができる》
と述べたのが原点と言われてます。
それを……
自分たちの仕事には言語化できない部分が沢山あるから、
形式知化するよりも、先輩や上司の背中を見て覚えろ!
となったワケです。
面白いことに、日本人はこの形式知化が苦手な民族と言われてます。
井戸端会議で決まったことがルールになっていたり、
やってみせたのだから、出来るはずだ、
何年もいたのなら、わかるでしょ?
がまかり通ってしまうんですね。
これが、外国人には辛い……というより、
なじめなかったそうです。
特にホワイトカラーで長年働いていても理解に苦しんだのが、
『仕事があろうとなかろうと、誰も定時で帰ろうとしないこと』
だそうです。
あ~、なんだかわかりますね。
先輩が残っていると帰り辛い。
愚痴の聞き合いなんてしたか無いんだよ!
みたいにね。
ノー残業を仕組み化している企業さんもありますけど、
一部の企業以外なかなか広まらないですね。
確かに、何でもかんでも形式知化できるとは、
さすがに思っていません。
ですが、暗黙知で煩雑になっていることを
整理して、誰でも同じように行える仕組みを
作れば、無駄な時間を減らし、ミスやエラーだって
少なく出来ます。
それによってノン・ストレスな職場になるのであれば、
いいと思うんだけどな~
あなたはどう思いますか?
IIRA関東支部代表 齋藤 信
追伸 1
今日の内容も、今ご意見を伺っている方からの
内容に触発されてのものです。
追伸 2
勘のいい人は、僕が10月に繰り上げてやろうとしている
セミナーの内容が何かピンときちゃったかな?
追伸 3
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追伸 4
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