管理職養成12回コース

外側上顆炎と前腕回内。

From:

IAIR関東認定インストラクター 藤田智史

皆さんこんにちは。

関東支部の藤田智史です。

 

前回は、上腕骨外側上顆炎に対するADLの工夫でしたね。

http://iairkanto.jp/sur-lepicondylit…rale-de-lhumerus/

 

上腕骨外側上顆炎:主に短橈側手根伸筋の起始部が肘外側で障害されて生じると
考えられるとされていましたね。

 

短橈側手根伸筋の付着部位はどこだったでしょうか?

 

・・・

 

起始は上腕骨外側上顆以外に、橈骨輪状靭帯にが付着していましたね。

 

橈骨輪状靭帯は撓骨頭を囲む靱帯でしたね。

 

つまり、橈骨頭に問題があると影響を受けてしまうわけです。

[肘関節テクニック]
こちらから

 

さらに橈骨に問題があれば、手関節にも影響は及ぼすと考えられ、
逆に手関節に問題があれば肘関節にも問題がでてくるということになりますね。

 

 

さらに、上腕骨外側上顆炎には前腕の回内制限も関与するとされています3)。

橈骨頭の移動に関しては、3)によると

”前腕が回内運動をする時には橈骨と尺骨が交差するため,
橈骨頭は2mm程度外側に移動する.

 仮に前腕の回内運動が常に行えない状態で、回内運動が強制されると,
橈骨頭は過剰に外側に移動することになり,
短僥側手根筋と外側支持気後の間に介在する腕頭滑液包への圧縮応力が増加する。”

 

とされています。

 橈骨、尺骨の間には骨間膜がありこの動きが阻害されても
前腕の回内外の制限が生じてしまいます。

障害を起こす因子は無数に考えられますが、これらのことを考えると、

 ●前腕の回内の動きを出すこと。

 ●橈骨頭の問題を解決すること。

この2つは上腕骨外側上顆炎を見ていくうえで必要な一部と考えられます。

 

外側上顆炎は主に短橈側手根伸筋の起始部が肘外側で障害されて生じると
考えられていますが、ほかにも見ていく部分はありそうですね。

 

どんなテクニックがそれを助けてくれるか興味のある方は下記をどうぞ。
http://iairkanto.jp/events/event/11548457/

 

お読みいただきありがとうございました!

 ご指摘や要望ありましたら遠慮なく送ってください。

satoshi_fujita☆iairkanto.jp  ☆を@に変えてください。

 

参考、引用文献・画像

1)日本整形外科学会:https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/lateral_epicondylitis.html
2)Visible Body Muscle Premium
3) 工藤慎太郎 著:運動器疾患の「なぜ?」がわかる臨床解剖学  2012年  医学書院

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