管理職養成12回コース

環境変化で体調を崩さないために?【管理職の学校】(05)

From:IAIR副会長 齋藤 信

みなさんこんにちは。
夏らしい夏も感じないまま9月になってしまいましたね。
朝晩、既に肌寒く、寒暖差で体調を崩していませんか?

と、このような予想外の天候な今年の夏をボンヤリ思い返していたら、ある事に気づきました。
「そういえば、組織も一緒だよなぁ〜」

という事で、本日の管理職の学校のテーマは、
「病院のお医者さんは誰?」です。

 

◆ 組織に自浄作用はあるか?

病院……病院って、病気に罹ったら行くところ。
でも、病院が病気になったらどうなるんでしょう?

何を言っているのかわからない?
以前、目考!リハ科経営塾のテーマにしたかと思いますが、人体も病院組織も構造は同じなんです。
これまであまり気にしてこなかったでしょうが、ほとんどは組織の自浄作用が働き、大事になる前にどうにか軌道修正されました。
まさに、人体の免疫作用のようなもの。
ですが、ここ最近の病院組織は疲弊しきって、ほぼ病気状態なのではないでしょうか?

 

◆ 癌化していないか?

例えば、書類書きの仕事が増え、患者さんと向き合う時間が減った。単位数などの制限があり、タイトなスケジュールでリハビリが求められる。経営者側は病院を維持する為に出来高制の診療は確実に取るよう求めてきて、毎日時間いっぱいリハビリを詰め込まれる。結果記録は時間外。でも残業手当など出ることはない。有給消化などできた試しもなく、有給を取ると白い目でみられる。
既におかしな状況ですね。
この病院を人に置き換えたら、バランスの悪い食事&睡眠時間を削って常にストレスが掛かり続ける行動が加わり、一部の組織が空回り。再生不可能になれば、癌化しかねない身体状態です。

 

◆ 職場改善の花形は管理職!

ね、恐ろしくありませんか?
では、この状況を打破できるのは、一体誰になるのでしょう?
アニメ「インサイド・ヘッド」の様に、内部でリーダーシップを取ったり、問題解決の為に働くのは一体誰なのでしょう?
脳から発せられる目的にあわせて、末梢組織の隅々まで指令を伝達し、管理運営する。
時には、脳に対してNOと言い、ボトムアップしつつ、上にも下にも目配せ調整できる花形!
そう、それは管理職であるあなたなんです!

 

◆ 組織にもリハビリが必要!

そう、病院の自浄作用を促進させるのは、管理職であるあなたなのです。
でも、時には薬や手術に頼らなければならなくなることだってあります。
大ナタを振るわれた後には、リハビリだって必要になります。
これまであなたが患者さんにしてきたことと同じですよね。
僕の経験上、組織の中だけしか知らない管理職はかなり危険です。
病気になった人があなたの病院に頼ってくるように、管理職であるあなたが頼る病院の病院があってもいいと思いませんか?
それになれるのは、やはり管理職であるあなたです。

 

◆ 管理職の進むべき方向とは……

僕は思ってしまいました。
「あ、病院のお医者さんがいればいいんだ」
その可能性を考えた時、管理職であるあなたを思い浮かべたんです。
管理職の人たちが集い、それぞれの病状にあわせてリハビリ内容を決めて行く。
時には薬や手術が必要かもしれませんが、それだって管理職の仲間が集えば、あなたはあなた以外の病院のお医者さんにだってなれるのではないでしょうか??

それを実現する手段として「マネジメント」があるんだな、と改めて思いました。
「管理職=マネジメントする者=病院のお医者さん」
なんです。

僕がマネジメントを皆さんに伝えたい理由って何だろう。
マネジメントを伝えることで、どんな人たちが救われるのだろう。

この2ヶ月ほど悩み中ですが、僕自身も少し光明が見えた気がします。
悩み、迷いながらですが、臨床現場にいる管理職のみなさんと新たなリハ科経営像を共に育んでいきたい、そう思える日となりました。

改めて、共に進んでいきましょう。

副会長齋藤信
IAIR 副会長 齋藤 信

追伸

先日開催した臨床共育TVがご好評につき、
IAIR会員の方向けのサービスとして採用されたようです。
「IAIR TV Live!」として講師陣によるオンラインサービスが実現です。
正式リリースの報告はまた改めて!
今後もお楽しみに!

お知らせ

齋藤の管理職向け講座をEラーニング化したコースがリリースされました。
学んで終わりの教材ではなく、1年間フォローアップ特典付き。
一緒に「組織のお医者さん」を目指しませんか?
>>> http://saito-makoto.jp/melc/

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

精神科にて13年勤務し、心身へのアプローチ法を習得、実践して来た。 IAIR顧問の仲村に師事。認定アドバンスインストラクターとなる。 2013年に独立し、精神科作業療法士に自信を取り戻してもらう事を目的に、齋藤の行ってきた作業療法の構成法や身体アプローチ法を伝える講習会活動を本格的に開始。年間のべ1000人以上の療法士に教鞭をふるう。 より科学的なエビデンスをアクティビティに取り入れるため、セロトニン研究の第一人者東邦大学名誉教授有田秀穂医師、脳と学習の世界的権威トニーブザン氏らに師事。精神科で行われている作業療法やレクリエーション、集団セッションの可能性が大きく広がる。