管理職養成12回コース

しくじり先生な話をしてみる【管理職の学校】(04)

しくじり先生

From:IAIR副会長 齋藤 信

みなさん、こんにちは。
IAIR副会長の齋藤信(さいとうまこと)です。

あなたはこれまで、どんな失敗をしてきましたか?
しくじった!
そう思った体験はあるでしょうか?

今のリハビリの現場では、若手が安心して失敗できない。
失敗が許されないギスギス感がある、と言います。

緊張感を持って臨床に臨むのは当然。
ですが、ギスギス感はいかがなものか。

あなただって、失敗してきたでしょう?

ということで、今日のテーマは……
「しくじり先生」です。

 

なぜ、失敗できないのか?

先にも言った通り、今の現場は若手が安心して失敗できないと言います。
安心して失敗できない、つまり……

  • 安心して背中を預けられる先輩や仲間がいない。
  • 若手に失敗をさせる時間もお金もない。
  • 失敗を許容できる管理職がいない。

などの理由でできないのです。

一言で言えば、物心ともに余裕がないんですね。

 

だからあえてしくじり先生になる!

時間とお金は確かに余裕がないですね。
しかもすぐに解決する話ではありません。
ですが、心は気持ち次第でどうにかできるかもしれません。
管理職や先輩から先に、気持ちの余裕を見せることはタダですよ。
なんでもできる完璧な姿や、偉そうにして見せ続けるのをやめる。
常に完璧完全な姿ばかり見せつけていては、周りが疲れてしまいます。

 

全てはバランス

いつも最高のセラピストを見せているなら十分です。
時にはやらかした姿をみせてはどうですか?
全てはバランス。減り張り。陰陽なんです。
筋肉だってそうでしょう?
常に緊張状態では素早く適切な筋力を発揮できませんよね。
緊張と弛緩を繰り返すから適切なタイミングで適切な筋力を発揮できます。
職場の雰囲気も一緒。
中庸であり、いい塩梅ってことなんですね。

 

失敗体験には価値がある

「しくじるは稽古のため」という言葉があります。
馴染みのある言葉にするなら「失敗は成功のもと」ですね。
事実、あなたも思ったはずです。
あのしくじりがあったからこそ、あの失敗があったからこそ、今のあなたがいるのではありませんか?
できなかったあなたは過去のあなたであり、今のあなたはそれを克服したのではありませんか?
だとしたら、あなたのしくじりや失敗、その体験談を後輩や若手にしたところで、何を恥ずかしがる必要があるのでしょう?
何を恐れる必要があるのでしょう?
ここでは話そのものではなく、あなたでもこんな失敗をしたんだ、という安心感に価値があるんです。

 

しくじり先生になろう!

僕はこんな失敗をした。
でも、今は違う。失敗からこんな学びを得た。
僕のような失敗をあなたにして欲しくない。
だから、僕は今、あなたに○○を伝えたいんです。

そう、しくじりトークのテンプレです。
真の余裕は、自分の失敗すらさらけ出す心の余裕から生まれます。
他人を変えるならまず自分からと言いますが、それでも自分だってすぐには変わらないもの。
ちょっとした勇気と、ちょっとした行動で、周囲の見る目と自分に向けられた視線が変わったことに気付けるでしょう。
それだけで十分です。
無機質でロボットみたいな管理職と一緒に仕事がしたい人なんていません。
時には失敗する余裕を見せることで、魅力ある管理職になれます。
それこそが、若手たちに成長の余裕が生まれるカギとなりますよ。

副会長齋藤信
IAIR副会長 齋藤 信

追伸

ということで~次回の臨床共育TVのテーマは
「しくじり先生齋藤の取り組み裏話」
言ったからには自分でまず話す。それが齋藤ルールです。
30日20時にOnLineでお会いしましょう!

自分の席を確保する >>>https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=HSwpiylTq

 

 
しくじり先生

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ABOUTこの記事をかいた人

精神科にて13年勤務し、心身へのアプローチ法を習得、実践して来た。 IAIR顧問の仲村に師事。認定アドバンスインストラクターとなる。 2013年に独立し、精神科作業療法士に自信を取り戻してもらう事を目的に、齋藤の行ってきた作業療法の構成法や身体アプローチ法を伝える講習会活動を本格的に開始。年間のべ1000人以上の療法士に教鞭をふるう。 より科学的なエビデンスをアクティビティに取り入れるため、セロトニン研究の第一人者東邦大学名誉教授有田秀穂医師、脳と学習の世界的権威トニーブザン氏らに師事。精神科で行われている作業療法やレクリエーション、集団セッションの可能性が大きく広がる。