管理職養成12回コース

自己研鑽という勘違い【管理職の学校】(03)

From:IAIR副会長 齋藤 信

 

みなさん、こんにちは。
IAIR副会長の齋藤信(Makoto Saito)です。

一つ質問です。
あなたは何の為に学ぶのでしょう?

多くは自分を高めるため……ですよね。

では、自分を高めるとは一体何を指すのでしょう?
今日は少しだけ考えてみませんか?

 

そもそも自分を高めるって何?

そもそも……と言う言い回しが嫌いな方もいるかもしれませんね。
まあ、お付き合いください。
と言うのも、そもそも=目的やゴールであることがほとんど。
誰もが何かをしようとしたその陰には、個人的な目的が存在します。
外からではわからないし、その人自身も気づいてないかもしれません。
ですが「動機」は自分でわかるはずですね。

 

能力だけ高めてもダメ!

少なくとも高めるという行為が目的になっていないようにしたいものです。
確かに、自分を高める=自分の能力を高めることです。
が、それは第一歩。歩き出したばかりならそれでいいんです。
ただ自分の能力を高めるだけなら際限がなくなります。
もう、この辺で行動した方がいいな、と思い、動き出すことが大事。
高めた能力で何を成すのか……そこを考え出すと、能力だけでは足りず、人格的にも自分を高める必要があることに気づくでしょう。

 

療法士にとって自分を高めるとは?

少し壮大な話になりそうなので、テーマを絞ります。
療法士にとって自分を高める、とは一体何を指すのでしょう?
リハビリの技術だけを高めればいいのでしょうか?
自分の専門分野だけに集中していればいいのでしょうか?
個人的な欲求やコンプレックスをそそげればいいのでしょうか?
違いますよね。
療法士になろうと志した時点で、人の救いになりたいと思ったのではありませんか?
あなたは、誰を救いたかったのでしょう?
一般企業のサラリーマンと療法士の大きな違いというものがあります。
この質問をすると国家資格の有無や専門技術を語る人がいます。
ですが、それは大きな間違いです。
まず、誰かに救われ、その感動があるから、誰かを救いたいと思ったことです。
僕たちは最初に人を救いたいと志してこの業界に入ったのです。
療法士にとって自分を高めるということは、イコール人を救うこと。
一番最初に、あなたの身体の中に注がれたものが、人を救うことなんです。
どうですか?
あなたは誰を救いたかったのですか?

 

管理職にとって自分を高めるとは?

では、今度は管理職に絞ってみましょう。
実は管理職こそ、最高のセラピストに最も近い位置にいます。
なぜなら、患者さんやご家族だけが救う対象だったものが、管理職になった時点で部下同僚や他部門、病院組織そのものまで拡がったからです。
あなたが療法士として培ってきた、高めてきたものすべてが、もっと広く世の中の人たちを救う力になるのです。
ですが、その為には同じ領域にとどまるではなく、また後続の療法士に魅せる背中を持てるように、学び続ける姿勢がポイントになるのではないでしょうか?
あなたは、追いかけたい背中を見せていますか?

 

夢を導いてますか?

個人視点、療法士視点、管理職視点と三つの視点でお話ししました。
ですが、実は言っていることは全て同じ。
自分を高め、その力を自分だけにとどまらず、周囲の人に向けて発揮する。
それそこが社会貢献であり、あなたが人として高まった証拠です。
まずは身近な人にあなたの力を使っていきましょう。
夢を体現しようとしているあなただからこそ、あなたの周囲の人の夢の道標になります。
視点を高く持ち、あなたの実現したい事が、組織や部下同僚、家族など個人にまで広がり、人を導く事につながります。

 

と、一応「管理職の学校」ですので、絞り直して終わりにしましょう!

あなたは部下同僚の夢を導ける管理職ですか?

副会長齋藤信
IAIR副会長 齋藤 信

追伸

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ABOUTこの記事をかいた人

精神科にて13年勤務し、心身へのアプローチ法を習得、実践して来た。 IAIR顧問の仲村に師事。認定アドバンスインストラクターとなる。 2013年に独立し、精神科作業療法士に自信を取り戻してもらう事を目的に、齋藤の行ってきた作業療法の構成法や身体アプローチ法を伝える講習会活動を本格的に開始。年間のべ1000人以上の療法士に教鞭をふるう。 より科学的なエビデンスをアクティビティに取り入れるため、セロトニン研究の第一人者東邦大学名誉教授有田秀穂医師、脳と学習の世界的権威トニーブザン氏らに師事。精神科で行われている作業療法やレクリエーション、集団セッションの可能性が大きく広がる。