管理職養成12回コース

組織経営が上手くいかない3つのチェックポイント【臨床共育マネジメント】(19)

From:IAIR副会長 齋藤 信

 

毎日毎日、上司と部下の間に挟まれ、嫌になっちゃいますね。

中間管理職をしているあなたにとって、上司や部下との調整業務が一切ない、そんな平和な臨床は片手程もあればいい方かな?

 

改めまして、IAIR副会長の齋藤です。

IAIR……思えば2011年に始まってから今現在まで。

あっという間にかなりの時間が経ちました。

開始当初に参加していた方達も、既に経験年数がダブルスコア。

責任も権限も増えてきて、臨床家でいたい、技術屋でいたい自分と、管理職あるいはベテランとして次世代との繋ぎをする自分とのギャップに苦しんでいる事でしょう。

いいですね。

実にいい感じです。

僕が2012年からマネジメントコラムで事あるごとに釘を刺してきました。

ある意味予言通りになったんじゃないかな?

 

◆ 2012年から齋藤は何を言っていたのか?

  • 自分のキャリアは自分で作る。セルフマネジメントが大事。
  • 何をするにも目的から。目的論で組織経営をデザインする。
  • もしもリハビリテーション療法士がドラッカーのマネジメントを学んだら?
  • 一人一人が経営者視点でリハ科経営に関わる。
  • 視点を変えれば世の中が変わる。自分が変われば世界が変わる。

色々話してきましたが、あなたの悩みは尽きる事なく、むしろ増え続けると言うこの惨状。

なぜ、そのような状況に陥っているか……

あなたはわかりますか?

もし、既に認定講座を受講済みなら、その理由がわかるはずです。

わからない?

いやいやいや、もう少し考えてみましょう!

 

◆ IAIR認定講座とリハ科経営意外な共通点?!

今、あなたはセミナー会場に到着しました。

部屋に近付くと、いつものアロマの香り。

そして、受付スタッフの声。

会場内を見渡せば、いつもペアを組むアイツがいる。

軽い挨拶の後には、前の月に学んだ内容を患者さんにやってみたか聞いてみる。

実際、自分は上手くいった人とそうでない人とで半々。

競うわけじゃないがアイツの結果もちょっと気になる。

いやぁ、難しくてさ……と上手くいかない話を聞いて、少しだけ安心したり、心の中でガッツポーズをしてみたり。

そんな話をする間……

 

っと、まあ、続きはまた今度。

そろそろ思い出してきましたか?

そして、悩みが尽きずに増えていく理由はわかりましたか?

 

その理由とは……「型無し」だから。

形無しじゃないのか、って?

いえいえ、「型無し」です。

 

◆ 型とか言われてもワカラナイよ!

ハッキリ言わせてもらえば、勉強のし過ぎです。

確かにアウトプットは大量のインプットがあってできる事……とは常識中の常識。

ですが、闇雲に新しい情報を手に入れることはインプットとは言いません

ジャンクフードを沢山食べたら病気に……体調を崩すように、ジャンクな情報はあなたの中から芯を奪ってしまいます。

3年目位までならそれもいいでしょう。まだ体力がありますし、物の良し悪し、物の善し悪しが分かりませんから。

患者さんの評価ができないように、臨床に出てからの最適な勉強法がどれかなんて判断できませんよね。

だから、色々食べてみて、好き嫌い、いい悪いを身を以て実感していくんです。

 

◆ 3年目と5年目、勉強法に違いがある?

でも、それも5年目以上で同じことをしていちゃ、ダメダメ。

色々分かってきたなら、自分が療法士で在りたいのかを考える時期です。

方向性を定めて、その為に必要な事を、繰り返し、繰り返し、学んでいく。

つまみ食いをしてもいいけど、あなたの中にできつつある判断基準……本来それは先輩が「型」として合理的であり、状況に合う理屈……理合として伝えていくものです。

が、教育の仕組みが機能不全を起こしているリハビリ業界においては、それを伝えられる先輩が身近にいないんです。

 

◆ 型破りなのか?型無しなのか?

だからこそ、目的を定め、それに必要な事を愚直に繰り返す。

同じ事をを繰り返すなかから、その本質を見極め、無駄を削ぎ落としてく。

それこそが、療法士の成長です。

「型」を手に入れる最大の理由です。

「型」を持たない人がいくら見かけはカッコよく見える何かをしたとしても、「型破り」な人とは言われません。

むしろ、ただのカッコつけ。

表面的な事ばかりを学び続ける事で、新しい刺激を求め続けるパチンコ依存症のようになってしまいます。

だから「型無し」なんです。

 

◆ 覚えてますか?今日のテーマ?

さてさて……長くなってきたからそろそろ終わりにしましょう。

  • 型はあるか?
  • 適切な情報を手に入れているか?
  • 目的に合わせ愚直になれるか?

これらが組織経営が上手くいかない三つのチェックポイントです。

え?

 

個人の勉強法の話じゃないのか、って?

 

個人も組織も一緒です。

型……つまりルールが、最適なたった一つの道が作れていないから、経営が混乱するのです。

情報は、感情と意見を分けて受け取り、またそれらを分けて判断しなければなりません。

くだらない情報で組織の方向性を見失ってはいけません。

だから目的が大事なんです。

常に組織の目的は何かを問い続けるのです。

我々は何の為にリハビリをしているのか?

ってね。

 

と、いう事で、組織経営が上手くいかない3つのチェックポイントでした。

あなたのリハ科経営改善の一助に……ああ、いや、そんなヌルいことを言うのは辞めます。

リハ科経営改善の為に、型、情報の質、目的の三つを考えてください。

これが出来なきゃ、管理職など辞めてしまえ!

IAIR副会長 臨床共育メンター® 齋藤信
IAIR副会長 協会理事 臨床共育メンター 齋藤 信

 

追伸

真面目に、できる人に管理職を譲った方が幸せですよ。

そんな仕組みづくりの方法なども形を変えてお伝えしたいですね。

 

追伸 2

管理職とか言っても、まずはリハビリの型を体系的に学ぶ。

そっちが先だと思うなら、IAIR認定講座を受講してください。

全身の骨格系、筋膜系、身体の仕組みに基づいたアプローチを一から全て学べるのは、認定講座だけです。

型を手に入れてください。

型があるから、様々なリハアプローチが効果的に行えるようになります。

管理職経験があるあなただからこそ、習得率も早まりますよ!

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

精神科にて13年勤務し、心身へのアプローチ法を習得、実践して来た。 IAIR顧問の仲村に師事。認定アドバンスインストラクターとなる。 2013年に独立し、精神科作業療法士に自信を取り戻してもらう事を目的に、齋藤の行ってきた作業療法の構成法や身体アプローチ法を伝える講習会活動を本格的に開始。年間のべ1000人以上の療法士に教鞭をふるう。 より科学的なエビデンスをアクティビティに取り入れるため、セロトニン研究の第一人者東邦大学名誉教授有田秀穂医師、脳と学習の世界的権威トニーブザン氏らに師事。精神科で行われている作業療法やレクリエーション、集団セッションの可能性が大きく広がる。