第三回IAIR学術大会10/28.29

勤務時間内に病院のお金でマネジメントを勉強する裏技【臨床共育マネジメント】(16)

勤務時間内に病院のお金でマネジメントを勉強する裏技【臨床共育マネジメント】(16)

From:IAIR副会長 齋藤 信

 

前回はちょっと……いえ、かなりキツめだったかな?

でも、それでも、こんな声をいただきました。

「僕は管理職ではありませんが、年功序列型のリーダー決めやリーダーシップに関する教育システムがないことに疑問に思います。
 なのでリーダーシップやマネジメントについてまずは自分自身が学び、自分よりしたの立場には実践したいと思います」

そう……ですよね。

それでも現場は回っているのですものね。

何より未来を担うのは、前向きな中堅療法士の皆さん!

今日はそんな皆さんにどの病院施設でもできる「マネジメント勉強法」を教えちゃいます!

何より、勤務時間内にその勉強をしていても怒られないし、むしろ上司や管理職に感謝されてしまいます。

そんな勉強法があるのかって?

もちろんあります!

 

◆ 勤務時間内で堂々とマネジメントが勉強できる?!

その勉強法とは……

リスクマネジメント委員会に入ること」です!

……って、ちょっとちょっと!

読むのを止めないでください。

もしかして、今、一瞬にして「ウェッ!」とか吐き気をもよおしました?

そんなこと言わずに、まあ、聞いてください。

 

◆ なぜリスクマネジメント委員会なのか?

先にも言ったように……

  • 勤務時間内でできる。
  • 上司や管理職に感謝される。

という特典付きのやり方です。まあ、職場によっては時間外に行うところもありますけどね。

それでも上司や管理職のお墨付きが得られるのは大きいです。

しかも、上司や管理職に対しての発言力を得るキッカケにもなります。

そう、リスクマネジメントの観点からリハ科の改善に強制力を持たせることができるのです!

 

◆ 上司よりも発言力のある委員の存在

リスクマネジメント委員会は施設基準としてどの病院にも必ず設置しなければなりません。やっていることと言えば、インシデントやアクシデントの調査分析を行い、事故を未然に防ぐ取り組み、事故の再発を防ぐ取り組みを行っています。ですが、リスクマネジメント委員会で最も苦慮することは「教育」と「仕組み作り」なんです。

施設基準上やらなければならないからと、おざなり委員会になっているところでは気にしたこともないのでしょうが、しっかりやろうとすればするほど、伝わる話し方、掲示文書の工夫、強制力の働く仕組み、何より部門間の温度差や言葉の壁、職種の壁を取り払う統合した教育が求められるのです。

 

◆ だから勉強になる!

そこまで聞くと、もうやめようかな……とか思ってしまうことでしょう。

ですが、ガッチガチの縄張り意識集合体である病院に勤める人ほど、僕はアリだと言いたい。

その理由は3つ。

  1. 部門をまたいで情報交換できる。
  2. 病院としての仕組み作りになる。
  3. 部門長に協力要請する権限が持てる。

一番のボーナスポイントは「強制する権限が一般職でも手に入れられる」ということ。

委員会に出て、発言し、病院全体の仕組みに口出しできるんです。

これほどいいタイミングはありません。

もちろん、委員会の中で出てくる話題や考え方は、厚労省などで指針が出されている内容に準拠しているはず。国のルールを確認する機会にもなり、今の自分の部署と比較もできる。

何よりそれらを学ぶ為に病院のお金で出張して、研修だって受けられる。

リスクマネジメント委員会内部だけの視点で学ぶのではなく、組織改善の視点で学んでくることで、他の委員会、部門改善、サービス改善、接遇改善、果ては患者さんの評価やリハビリ方法の改善まで繋がってきます。

 

もう、あなたがやらない手はありませんよね。

僕はリスクマネジメント委員会ほど、管理職が参加しちゃいけない委員会と考えてます。

食べず嫌いせず、うまく活用してほしい委員会ですよ。


IAIR副会長 協会理事

臨床共育メンター 齋藤 信

追伸

一部の特典は終了しちゃいましたが、まだまだ地味に人気のある講義です。

リハ科改善7ステップ講座

登録してくれた方にだけ齋藤の秘密の講義を配信します。

>>> https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=HSdbuDpwi

 

 
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ABOUTこの記事をかいた人

精神科にて13年勤務し、心身へのアプローチ法を習得、実践して来た。 IAIR顧問の仲村に師事。認定アドバンスインストラクターとなる。 2013年に独立し、精神科作業療法士に自信を取り戻してもらう事を目的に、齋藤の行ってきた作業療法の構成法や身体アプローチ法を伝える講習会活動を本格的に開始。年間のべ1000人以上の療法士に教鞭をふるう。 より科学的なエビデンスをアクティビティに取り入れるため、セロトニン研究の第一人者東邦大学名誉教授有田秀穂医師、脳と学習の世界的権威トニーブザン氏らに師事。精神科で行われている作業療法やレクリエーション、集団セッションの可能性が大きく広がる。