IAIR関東学会【春の陣】4/29.30

観察こそ人生を変えるたったひとつの技術!?【目考!リハ科経営塾】(71)

 

From:IAIR-GM 齋藤 信

観察上手真似上手

 

 

最近、面白い出来事はありましたか?

 

みなさん、こんにちは。

齋藤でございます。

 

実は先の質問、僕が妻から毎日のようにされる質問。

講師モードではない僕にしてみれば、咄嗟にオモシロ返答など出来もせず……

 

「面白くない」

 

と毎日言われる始末。

そうね……10余年一緒にいて、そのまま爆笑させた記憶はほとんどない!

それこそ、1~2回。

 

実は、か~な~り~困る質問なんです。

 

逆に妻の持ってくる話題の多彩さには目からウロコですし、おかげさまで僕のネタにも起用されることしばしば。

 

僕の妻が一番厳しい読者であり、最高の師匠というか、いいお手本……見本かもしれませんね。

 

 

さてさて、土曜日は、リハ科の経営について考えるコラム。

 

目考!リハ科経営塾。

第71回のテーマは「観察」です。

 

前回は「見本」でした。

そう、言い換えれば前回は「管理職のあり方」であり、今回は「部下のあり方」のお話。

 

 

管理職をしていると教育委員会などにも加わり、院内研修の参加率を出したりしますよね。

そして出てくる結果は……

 

・院内研修の要件参加率80%(東京だけ?)をいつも割ってる。

・いつも同じ人だけ参加。

・来て欲しい人が来ない。

・遅れてきて、終わる前に帰る。

・時間帯を変えて3回やっても一度も来ない。

 

ってな現状。

まあ、僕の経験談なので、偏りや違いはあるでしょう。

それでも、大きく変わらないと思いますよ。

 

なにせ、管理職や教育委員会あるあるですから。

 

 

ここで、何が問題になっているかといえば「できるつもりになっている」ことでしょう。

 

忙しい?

子供の迎えに行かなきゃならない?

 

うん。

言い訳。

 

だって、講義内容をDVDに焼いて各部署に配布しても、誰もレンタルしていかなかった。

必要性を感じていないから、もっともらしい言い訳をしているんでない?

 

時間はあるはずですよ。

 

 

ここで文句が出てきたなら、以前にお話した「依存型」スタッフです。

「自立型」スタッフでしたら、どうにか時間を作って研修内容をフォローアップします。

 

 

さて、一体どこに違いが……って自分で言ってましたね。

 

「必要性」

 

ん……ちょっと違うかな。

「自己判断」が正確かも。

 

「できるつもり」になっているから、研修内容を「選り好み」して、新たな学びはないと「自己判断」している。

 

「一部を見て、理解できない部分が出てきたら全否定して、学びをやめる」

 

んですね。

 

 

これ、実は観察が上手な人が最初に陥る罠。

大きな落とし穴なんです。

 

「学ぶは真似ぶ」と以前話したように、手本を見て、完全に真似をすることが学びの第一歩。

 

観察が上手な方ほど、真似が上手なんです。

 

ただ、ここで大きな落とし穴があります。

 

「できるつもりになる」

 

そう、そこそこ仕事を覚えるのが早い人や、仕事に慣れてきた方ほど、ミスをします。

 

理由は「できるつもりになっている」から。

 

やってみたら、そこそこ上手くいっている。

でも、水準には満たない。

そこで更に厄介なのが、本人がその事に気付いていないという事実。

 

 

さあ、そこでそんな人にボディーブローのように効いてくるのが、「目的を確認すること」と「手本を見せること」です。

 

 

ウザがられても、事あるごとに「目的は何?」と確認すること。

そして「真似をする手本も見せる」ことです。

 

 

真似の手本って何??

と思いました?

 

それは「観察のポイント」を教えることです。

 

できるつもりになっている人は、重要なピースが欠けたままジグソーパズルを作るのをやめてしまった人のことを言います。

 

見本に合わせて、全てやってもらう。

 

そうすると、現時点で足りない部分や、理解できない部分が出てきます。

そこに対して……

 

・一体なぜ?

・どうして上手くいかない?

・どうしても納得いかない!

 

と思ったとしても、最後まで通す。

 

最後まで通した後で、初めてフィードバックするんです。

 

 

観察とは、

1:比較対象となる手本を見る。(認識)

2:見たものを再現する。(模倣)

3:フィードバックを受ける。(理論)

4:改めて手本を観る。(再認識)

5:観たものを再現する。(真似る)

という流れの事なんです。

 

 

ただ見ていた状態から「観る」に変われば、部分と全体の切り替えができるようになり、これまで選り好みして失ってきた機会をつかめるようになります。

 

より多くの学びを得て、仕事もプライベートも楽しくなっていく事でしょう。

 

 

これが「観察」

部下に伝えたい、人生が変わる最高の技術なんです。

 

 

もしかしたら、僕はかなりキッツイ事を要求しているのかもしれません。

ですが、誰かや何かのせいにして文句ばかりの「依存型」療法士ではなく、自分で選択しそこに責任を持ち周囲からサポートされて成長する「自立型」療法士に増えて欲しい。

 

だって、今やリハビリ業界は正解の無い時代。

自ら情報を集め、考え、実行できる人こそ求められる人財になっていく時代です。

 

 

そんな荒波に、新人さんを裸で放り出す事などしたくありません。

 

 

上司なら上司らしく、部下のあり方もしっかり教えてあげましょう。

 

 

 

 

【本日のまとめ】

「観察の手本も見せる」

 ・できてるつもりにさせない。

 ・見せて、全体を通す。

 ・観察力の高さは療法士人生を豊かにする。

 

 

 

IAIR グランドマネジャー 齋藤 信

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

精神科にて13年勤務し、心身へのアプローチ法を習得、実践して来た。 IAIR顧問の仲村に師事。認定アドバンスインストラクターとなる。 2013年に独立し、精神科作業療法士に自信を取り戻してもらう事を目的に、齋藤の行ってきた作業療法の構成法や身体アプローチ法を伝える講習会活動を本格的に開始。年間のべ1000人以上の療法士に教鞭をふるう。 より科学的なエビデンスをアクティビティに取り入れるため、セロトニン研究の第一人者東邦大学名誉教授有田秀穂医師、脳と学習の世界的権威トニーブザン氏らに師事。精神科で行われている作業療法やレクリエーション、集団セッションの可能性が大きく広がる。