管理職養成12回コース

患者さんの真の目的を知るべき3つの理由【目考!リハ科経営塾】(67)

From:IAIR-GM 齋藤 信

諦めない

みなさん、こんにちは。

IAIR グランドマネジャー 齋藤 信です。

 

 

目考!リハ科経営塾もあっという間に67号。

メルマガを書き始めたのが2005年あたりですから、既に10年は経過。

 

自分でも何本書いたか分かっちゃいません。

誰か僕が書きためた原稿の整理をしてくれませんか?

いや、切実に。

編集すれば本の5~6冊はリリースできますよ。

 

「よくそんなに書けますね」

「すごい! 私にはできません」

などと言われますが、それもこれも目的があるから。

 

僕が人生を懸けてやりたいことは、臨床教育をCHANGEすること。

IAIRの教育活動を通じて、マネジメント=経営することの大切さを伝えていきたいこと。

そして何より、より良く生き、より良く死んでいきたい。

そんな事を最近思いました。

 

ご存知の方もいるでしょうが、実は先月、祖母が亡くなりました。

ほぼ同時期に、父が脳梗塞と脳出血を併発しましたが、九死に一生を得ました。

正直に言えば、祖母と父は状態や状況から言っても、逆の立場になっていておかしくありませんでした。

でも、結果は祖母が亡くなり、父が生き残った。

母から詳しい話をきいていると、ある一つのキーワードが見えてきました。

「諦め」

そう「諦め」です。

祖母と父だけに限らず、様々な状況のなか生き残った人たちは、皆「諦めなかった」んです。

言い換えれば、未練があった。

 

生きて、やりたいことがあったんです。

口で何と言っていようと、極限状態の時に、生存本能が働いた人たちなんです。

 

 

そう考えていくと、あなたの患者さんはどうなんでしょう?

リハビリに訪れる大多数の方は、何かしらの心身の大きな不調に見舞われ、病気となり、結果後遺症が残ってしまった方たちです。

 

でも、それでも、生きて、今、あなたの目の前に来ているんです。

障がい受容の機序なんてものもありましたね。

受け持っている患者さんの状況により、あなたに向けてくる言葉も、気持ちも、全く違うものでしょう。

ですが、それをあなたは受け止めています。

そして、どうにか良くなってもらいたいと思っていることでしょう。

 

 

でもね、それでは足りないんです。

 

 

どんなに聞きづらくても、僕らリハ職はこれを訊かなくちゃいけません。

 

 

「なぜ、生きているんですか?」

 

 

え、訊けない?

なら、これらはどうですか?

 

「なぜ、生き残ったと思いますか?」

「どんな未練があったんですか?」

「今、なぜ生きたいと思っているんですか?」

 

 

まだダメ?

なら、これならどうだ?

 

「リハビリをして良くなったら、なにがしたいのですか?」

 

患者さんがよく陥る落とし穴は、目の前の状態を変えることに注目しすぎてしまい、それを人生の目的にしてしまうということ。

 

「まずは動くようにならないと考えられない」

 

と返答する患者さんほど、浮き沈みが激しいという経験があります。

逆に、あれがしたい、これがしたい、とすぐに出てくる患者さんほど前向きにリハビリをしています。

もちろん、浮き沈みはありますよ。

 

その時に、僕らリハビリセラピストがどう関わるか、が鍵になるんですけどね。

 

 

僕の時代のリハビリテーション概論では、「患者に治る、良くなるという言葉を使うな。誤解させる」という教育でした。

当時は手足を縛られた状態で「100m走で勝ってみろ!」とか言われている気分でした。

 

今はどうかわかりませんが、なんでも共通認識になるまで話し合うことです。

それぞれの「治る」「良くなる」状態が違うなら、その違いを埋める努力をしましょう。

なんなら、喧嘩したっていいじゃない。

 

それだけ、その患者さんから本気を引き出せた、ってことですからね。

 

 

 

でも、ね。最後は患者さん本人次第。

これは変わりません。

変わらないのですが、患者さんの本当の生きる目的を訊き出せないまま、本人次第と投げてしまうのは、リハ職の負けです。

いや、怠慢です。

 

 

改めて、是非考えてみてください。

あなたは、患者さんの人生の目的を訊き出せていましたか?

 

 

 

【本日のまとめ】

患者さんの人生の目的を聞き出す

  •  人には生きている本当の理由がある。
  •  本人がその理由に気づいていないことがある。
  •  リハ職が共に気づき、その未来を共に創る。

 

IAIR グランドマネジャー 齋藤 信
IAIR グランドマネジャー 齋藤 信

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

精神科にて13年勤務し、心身へのアプローチ法を習得、実践して来た。 IAIR顧問の仲村に師事。認定アドバンスインストラクターとなる。 2013年に独立し、精神科作業療法士に自信を取り戻してもらう事を目的に、齋藤の行ってきた作業療法の構成法や身体アプローチ法を伝える講習会活動を本格的に開始。年間のべ1000人以上の療法士に教鞭をふるう。 より科学的なエビデンスをアクティビティに取り入れるため、セロトニン研究の第一人者東邦大学名誉教授有田秀穂医師、脳と学習の世界的権威トニーブザン氏らに師事。精神科で行われている作業療法やレクリエーション、集団セッションの可能性が大きく広がる。