第三回IAIR学術大会10/28.29

話し合いの出来ない医療現場【目考!リハ科経営塾】(62)

From:IAIR-GM 齋藤 信

リハビリの最適解

 

先日、IAIRで初開催されたディベートセミナーに受講者として参加しました。

 

僕の世代では、小学校でディベートを学ぶ機会もなく……

一つのテーマに沿って全員で話し合うこと自体、先生の経験と体得的な進め方?だったこともあり、納得いかないお話し合いの時間が過ぎていくのを思い出します。

 

ですが、元ディベート日本チャンピオン岩崎義久先生の講義を受け……

「ですよね!」

と腑に落ちました。

 

岩崎先生は、最初に目的をハッキリさせてくれました。

「ディベートは最適解をみつけること」

 

目的は、あくまで最適解を見つけることですので、討論でも、戦うことでもない。
一つのテーマに向かって、肯定派と否定派に分かれて話し合い続ける。
思考停止せずにね。

 

そう、そうなんです。
だから、僕はこれまで医療現場での会議やミーティングに違和感を感じていました。

 

何故って、そもそも話し合いにならない!

 

現場では、それぞれの職種、立場、個別性を主張しあい、途中から何のために話し合いをしているのかわからない会議になっていることが結構ありますよね。

 

なんでか……

今回腑に落ちたことは「患者様の為に最適解を見つける」という発想がない!

 

そのため、目的(患者様の生活)が置き去りになり、医療者で、しかも部門毎の都合で行動する。

いつだか、ニーズ、デマンド、デザイアの違いについて僕の解釈を話したことがありました。

  • ニーズ=医療提供者視点で必要なこと。
  • デマンド=クライアント視点での要求。
  • デザイア=クライアントの欲求。

 

デザイア → デマンド

 ↓

ニーズ

 

というモデルなので、デマンドとニーズに乖離がある。
この時点で、目的がクライアント&医療提供者間で統合されていない。
だから、医療人は偉そうに自分の視点であれやこれやと主張し、話し合いの場にすら立っていないんです。

 

さて、気づいたところでどうしたものか。

いきなりディベートを学んでやりましょう!

とか言っても、近年の教育を受けてきた層と、僕ら以前の旧世紀の人類では、新たな火種になること請け合いです。

 

火種、ってもちろん揉め事のね。

 

僕もね、医療に質管理……マネジメントの考え方を導入しようとして、大きな挫折感を味わいましたよ。
看護長と討論ならぬ闘論になってましたからね~

いや~楽しか……大変だった。

 

おっと、そうじゃないね。

僕のマネジメントもそうですが、新しいことや正しいこと、真っ当なやり方は、全員一致で同時に学び、そして走り出さなければ失敗します。

認識が異なる世代、立場の人たちが集まるのですから、様々な認識のすり合わせを行わなければなりません。

それこそ、言葉すら同じ意味で話しているかどうかも含めてです。
専門用語は一定の共通認識ではありますが、部門内、職種内でしか通用しない場合がるのは体験済みでしょう。

話し合いがそもそも進まない、うまくいかない、できない!
そういう時ほど、組織内で使われている言葉の確認からしていくのがいいです。

 

あ、もちろん「その言葉の意味ってなんスか?」って聞いちゃダメですよ。

「確認させてください。
 その言葉の意味を私は◯◯と解釈しましたが、
 同じ認識ですか?」

って聞いてください。

 

旧世紀の医療人は自分で調べ、足りない技術は教えを乞うのではなく、自ら習得する!
という、ガチンコな現場主義者が多いですからね。
世紀をまたぎ、時代が変わったことをすんなり受け入れてくれる人は稀です。

 

旧世紀医療人よりも情報量が多いのですから、その情報を駆使して上手に大先輩から正確な情報を引き出し、最適解に導いてあげましょう!

学生や新人、経験年数が浅くて脳みそが柔軟な若手にしかできませんよ!

 

さあ、と、いう事で「話し合いの出来ない医療現場」についてお話ししました。
ディベートをした後に書いているので、脳の処理速度が通常の3倍ほどで思考できました。

現場に必要なのは、思考停止しない柔軟な人財!
あなたとともに、新しい時代を創れる喜びに感謝!

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IAIR グランドマネジャー 齋藤 信

追伸 1

さ~て、開催も迫ってきました。
今回のディベート講座で行われていたワークのほとんどが、僕の講義スタイルと一緒!
面白い気づきでした。
脳の回転数を3倍に引き上げつつ、あなたとあなたの目標を構築していきましょう!
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ABOUTこの記事をかいた人

精神科にて13年勤務し、心身へのアプローチ法を習得、実践して来た。 IAIR顧問の仲村に師事。認定アドバンスインストラクターとなる。 2013年に独立し、精神科作業療法士に自信を取り戻してもらう事を目的に、齋藤の行ってきた作業療法の構成法や身体アプローチ法を伝える講習会活動を本格的に開始。年間のべ1000人以上の療法士に教鞭をふるう。 より科学的なエビデンスをアクティビティに取り入れるため、セロトニン研究の第一人者東邦大学名誉教授有田秀穂医師、脳と学習の世界的権威トニーブザン氏らに師事。精神科で行われている作業療法やレクリエーション、集団セッションの可能性が大きく広がる。