管理職養成12回コース

横並びサポート5つの弊害【目考!リハ科経営塾】(61)

From:IAIR-GM 齋藤 信

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最近、伴走型の上司やオフィスが流行っているそうですね。
上司席がお誕生席ポジションではなく、横並び状態で仕事に目をかけてあげるそうな……
常にサポートをし、指導ではなく、一緒に仕事を作り上げていくそうな……

 

ふ~ん……

 

って感じです。

 

理由は2つ。

一つは、また新しい方法に飛びついてしまう管理職が出てきそう。

二つ目は、横並びの弊害がある。

これらです。

 

まあ、ね。

一つ目は僕もこうして話題に使っちゃっているくらいですからね。

新しい方法や話題というものは、人の関心を惹くものです。

でも以前から言っているように「魔法の薬」や「魔法の杖」に見えても「魔法が使える」ようになるまで時間がかかります。

魔法の薬は使いどころを間違えれば、白雪姫よろしく死の呪いならぬ、「上司不信」の呪いがかかるでしょう。

魔法の杖も、使いこなせるようになるまえに上司が飽きてしまえば、これまた「疑い」という魔法にかかってしまいます。

 

どうせやるなら、目的、意図、在るべき姿と在りたい姿、現在位置、問題と課題を整理して、全員一致で期間限定で初めて、その期間内……いいとこ3週間でしょうね……で結果が出会い場合、やり続けるか、やめるかの評価と選択をしていくのがいいでしょう。

 

あ、今言ったことって、僕がマニュアル構築講座や目標構築講座で言っていることです。
書いたら60字程ですが、講義やワークを実践するなら数日掛かり。
すでに僕から学んでいる方は、実践してみてくださいね。

 

いずれにせよ、やるなら覚悟してやりましょう。
でなきゃ、先ほどの呪いや魔法がかかってしまいますよ。

 

って、ご挨拶を忘れてました。

みなさん、こんにちは。

IAIRグランドマネジャーの齋藤 信です。

 

最近流行りのやり方を散々言っちゃってますが、実は僕がやって失敗したことです。

当時はね、僕も自分のやり方に自信がなかったので、スタッフの顔色を伺いながら、手を変え品を変え、色々やっていました。でも、何一つ定着しなかったんですね。

しかも、そうやって試しているうちに「不信」と「疑い」が強くなり、また新しい「魔法」を求める悪循環。

 

きっと、僕以外にもそんな事をしちゃっている、あるいはやりかけている管理職もいるのではなりませんか?

 

いますぐやめましょう!

 

その理由は、先ほど言っていた二つ目にあります。

 

上司横並びの5つの弊害とは一体どんな事か?

1:上司の立ち位置の問題。

上司という立場なので、部下全体の組織文化を作り出す存在です。
上司が常に伴走状態では、上司にしかできない仕事とのバランスをとる事や、時間の配分が難しくなります。
上司がいかなる役職であれ、お誕生席に座るなら、その分の役割があります。
それが部下の育成や指導というなら止めやしませんけどね。

 

2:単純にパッと見の上下関係がわからない。

外部の方と関わる事が少ない業務形態なら大きく問題にもならないのでしょうが、一目見て誰がどのポジションかわからないでいると、初めての方が混乱しますし、上司の座り位置からしても全体を見渡せる事に重きをおくべきではないか、という。

 

3:共感に引きずられる。

部下に共感する事は大切です。ただ、相手の現状を酌みつつも、立場が違うから言える事を伝えることで、多角的な視点を提供することがポイントです。
ですから、伴走により、共感しすぎて同じレベルで悩んでいるようでは上司がそれをする意味がありません。

 

4:伴走を離れるタイミングを見極めにくい。

どこまで行っても、経験年数や体験からの情報量と応用力は上司が上です。
上司がその視点で自分と同等レベルまで、と比較しながら並走し続ければ、部下を巣立たせるタイミングを見失います。
事前に期間や明確な基準を設けておくべきでしょう。

 

5:手本の意味を間違える。

僕は、見て盗めの意図はとても深いものだと考えています。
右も左もわからない状況なのですから、型を見せ、意味を伝え、やらせてみることで型にはまることや、型だけではどうにもならないことを実感できます。
ですが、伴走型でサポートしていくなかに、あえて失敗させるプロセスを組み込まないでいると、本当の意味で型を身につけないまま、なんとなくできてしまいます。
上司が離れたあとに、自力で再現できて初めて教育の完了。
その後、部下が自分の経験と工夫をもとに後輩を育成できて一定の完成。
つまりは、守破離ですね。

 

とまあ、この5つの弊害がクリアーできなければ、ちと問題あり、ということです。

もちろん、目考!リハ科経営塾ですから、目的があってやる事が大前提です。

 

どんな後続の育成を目指しているのか、
その理由は何か?

 

それがすぐに言えるなら、問題はないでしょう。

 

じゃあ、IAIR関東支部の2016年のテーマ「共育」の意図する事は何か、って?

一言でいうなら「掛け算型」

もちろん、サポートし続ける伴走型ではありません。
「一緒に作っていこう!」「どこまでもあなたをサポートします!」だけを見れば同じと思うでしょう。

ですが、大きな違いがあります。

サポートする側、される側、どちらの才能もしっかり活かす。
そして、それに責任を持つということ。

受け取ると与えるのバランスが双方釣り合うように学んで、初めて「共育」が成り立つと考えています。

なので、もしかしたら、ものすご~くキッツイ事を言っているのかもしれませんね。
でも、その分、相互の成長スピードは掛け算級です。

どちらが0でも1でもいけない。
少なくとも、2以上でお互い成長を続けていきましょう。

それが、僕の言う「共育」です。

 

さあ、と、いう事で「横並びサポート5つの弊害」についてお話ししました。

2016年もあっという間に1ヶ月経過。
どんどん月日は経っていきます。
毎日を大切に進んでいきましょう!

腓骨頭
IAIR グランドマネジャー 齋藤 信

 

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ABOUTこの記事をかいた人

精神科にて13年勤務し、心身へのアプローチ法を習得、実践して来た。
IAIR顧問の仲村に師事。認定アドバンスインストラクターとなる。
2013年に独立し、精神科作業療法士に自信を取り戻してもらう事を目的に、齋藤の行ってきた作業療法の構成法や身体アプローチ法を伝える講習会活動を本格的に開始。年間のべ1000人以上の療法士に教鞭をふるう。
より科学的なエビデンスをアクティビティに取り入れるため、セロトニン研究の第一人者東邦大学名誉教授有田秀穂医師、脳と学習の世界的権威トニーブザン氏らに師事。精神科で行われている作業療法やレクリエーション、集団セッションの可能性が大きく広がる。