第三回IAIR学術大会10/28.29

【こんな臨床実習はイヤだ!】口癖が学校で何を勉強してきたの?(05)

From:臨床実習アドバイザー 齋藤 信

学校で何勉強

みなさん、こんにちは。

臨床実習アドバイザー齋藤信です。

新コラムシリーズ(全14回)!

「こんな臨床実習はイヤだ!」

 

僕がこれまで最も時間をかけて取り組んできた、臨床実習指導。

そのアドバイズをしていこうと、コラム執筆を再開です!

 

こんな臨床実習はイヤだ! 第五回!

「口癖が学校で何を勉強してきたの?」

よく言いますよね。

このセリフ。

 

学校で何を?

そりゃあ、カリキュラム通り、学校の実習許可基準の水準を満たした勉強をしてきてますよ。

 

あなたもそうだったでしょう?

期末試験に合格しないと、実習にでれない。

 

それにね。

テストが上手で知識が豊富。でも、現場で繋がらないという学生さん。

テストは苦手で知識を書き出せない。でも、現場で行動を伴う学びは得意な学生さん。

様々いますよ。

 

それをひとまとめにして「何やってきたの」はないでしょ!

そんな学生さんの学びの傾向を見て、あわせた指導をするのがバイザーのすることでしょ!

 

知識と現場をつなぐ。

知識があっても現場での活用法に繋がらないなら、実際にその方法、やり方を見せる。

知識が足りない人は、あなたの現場でできていることを伝え、それを言語化するための知識を細くする。

 

え? それって学校のすることじゃないの?

 

はい。

学校のすることじゃないです。

学校で知識を教え、テストをして最低限の知識水準を持つ学生を実習に送り出す。

ここまでは、学校と本人の努力。

 

考えてもみてください。

あなたが今の職場に入職した最初の1ヶ月は何をしてました?

これまでの知識と現場で行っていることの整合性を評価し、調整してきましたよね。

それをプリセプターや、周囲の先輩たちに助けられて、今のあなたがいるんでしょ?

 

あ、もし、あなたが最初からスーパーセラピストで、一切の悩みなく今まで来たのであれば、逆に学生指導はしない方がいいですね。

天才は模倣の対象にはなりませんから。

僕らは、天才がしてきたことを誰でも再現可能なやり方に落とし込んで、実践するしかありません。

 

 

っと、話が逸れました。

 

いずれにしても、学校で何を勉強してきたのかといえば、基礎知識を学んできたんです。

臨床実習では、あなたの現場にあわせた基礎知識の応用法をこそ伝えてください。

あなたの現場での応用法は、学校の先生や、学生さんだけで身につけられるはずがありません。

実習生を受け持ったからには、責任を放棄するような、他人任せバイザーにならないでくださいね。

 

ということで、今日の変なバイザーは、「他人任せバイザー」でした。

ちょっとでも心当たりのある方は、気をつけてくださいね!

 

全ては、学生さんが次世代を担う療法士に成長するため!

そのためにも、今バイザーをしている僕らの世代が変わらなきゃ!

臨床実習は面倒な時間じゃない。

学生さんの未来を作る、奇跡の時間なんです!

そのためにも、僕は走り続けます。

みなさん、一緒に臨床実習を最高の学び場にしてきましょう!

DSC01001
臨床実習アドバイザー(TM) 齋藤 信

 

追伸

とうとう明日! 公開します!

新たな取り組み、臨床実習アドバイザーならではの……

もうそろそろお気づきですよね?

 サイトーゼミ

 

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ABOUTこの記事をかいた人

精神科にて13年勤務し、心身へのアプローチ法を習得、実践して来た。 IAIR顧問の仲村に師事。認定アドバンスインストラクターとなる。 2013年に独立し、精神科作業療法士に自信を取り戻してもらう事を目的に、齋藤の行ってきた作業療法の構成法や身体アプローチ法を伝える講習会活動を本格的に開始。年間のべ1000人以上の療法士に教鞭をふるう。 より科学的なエビデンスをアクティビティに取り入れるため、セロトニン研究の第一人者東邦大学名誉教授有田秀穂医師、脳と学習の世界的権威トニーブザン氏らに師事。精神科で行われている作業療法やレクリエーション、集団セッションの可能性が大きく広がる。