管理職養成12回コース

患者さんのこと、考えている?【リハドラ】

どれだけ?リハドラ

FROM:IAIR副会長 齋藤 信

 

 

先日、練習生さんと話をしていると、

『それじゃないんだよ!』

という声が聞こえてきました。

何のことかと聴いてみると、上司の考えなんだそうです。

 

 

Aさんの上司は、一つの技術に特化して極めているそうです。

ですが、他の技術に対しての理解があり、外で学んでくることに積極的。

院外活動推進派だそうです。

 

 

対してBさんの上司は、同じく一つの技術に特化し、それを部下に求めてくるそうです。

それだけではありません。

患者さんに対しても、その技術で行うことを求め、患者さんが他を希望しても一切きいてくれないそうです。

 

 

Bさん「それじゃないんだよ!」

Aさん「うんうん」

Bさん「でも、思ってても言えないんだよね」

Aさん「あ~キツいね」

Bさん「確かに凄いのは認めるけど、もっと他の考えがあってもいいでしょ」

Aさん「確かに、他の考えってあってもいいよね」

 

といった感じに話が出ていたのですが、さて、あなたはどう思います?

 

「若造が何をほざいてるんだ!」

という考えの人であっても、特に異論はないと思います。

 

なにせ、どなたも《患者さんの為に》リハビリをしたいんですから。

でも、もう一つキーワードを投げかけたら、あなたがどんな意見の人でも、自信がかくなると思います。

 

《どれだけ?》

 

そう。

《どれだけ、患者さんのことを考えているのか?》

ときくと、とたんに……

(どうなんだろう???)

と心のなかがモヤモヤしてきませんか?

 

そう、それが正解。

 

モヤモヤしないで、自信満々の人は、ちょっと怖いです。

 

少なくとも、患者さんが《どんな生活をして》いて、《どんな価値観で生きている》かを聞いておくことが大事。

特に《価値観》

患者さんが何を考え、何を感じ、どう行動しているかのもとになる重要なポイントです。

 

ドラッカーもこう言っています。

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目的と使命に取り組むうえで答えるべき究極の問いは、
顧客にとっての価値は何かである。

これが最も重要な問いである。

しかし、最も問うことの少ない問いである。

答えはわかっていると思い込んでいるからである。

品質が価値だという。

だが、この答えはほとんど間違いである。

顧客は製品を買っているのではない。

買っているのは、欲求の充足である。

彼らにとっての価値である。

10代の少女にとって、
靴の価値はファッションにある。

はやっていなければならない。

価格は二の次であって、耐久性などまったく意味がない。

ところが数年経って母親になると、
ファッションが絶対ではなくなる。

流行遅れは買わない。

しかし、重視するのは耐久性、価格、はき心地である。

10代の女の子にとって価値のあるものが、
その姉には価値がない。

何を価値とするかは、
顧客だけが答えられる複雑な問題である。

推察してはならない。

顧客のところへ出かけて行き、
聞かなければならない

(P・F・ドラッカー)

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患者さんが良くならない原因って、実は今抱えている身体的な問題にはなく、もっと他のことなのかもしれませんよ。

単位数の問題で、なかなか問診ができない、なんてこともあるでしょうが、リハビリは患者さんの最後の砦、という考え方もあります。

 

毎日、一言、二言でもいいので、話を聴いてみましょう。

 

 

IAIR副会長 臨床共育メンター® 齋藤信
臨床共育マネジメント
IAIR 副会長 齋藤 信

 

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ABOUTこの記事をかいた人

精神科にて13年勤務し、心身へのアプローチ法を習得、実践して来た。
IAIR顧問の仲村に師事。認定アドバンスインストラクターとなる。
2013年に独立し、精神科作業療法士に自信を取り戻してもらう事を目的に、齋藤の行ってきた作業療法の構成法や身体アプローチ法を伝える講習会活動を本格的に開始。年間のべ1000人以上の療法士に教鞭をふるう。
より科学的なエビデンスをアクティビティに取り入れるため、セロトニン研究の第一人者東邦大学名誉教授有田秀穂医師、脳と学習の世界的権威トニーブザン氏らに師事。精神科で行われている作業療法やレクリエーション、集団セッションの可能性が大きく広がる。