管理職養成12回コース

【復習ブログ①】「骨盤の評価とアプローチ1 in群馬」

こんにちは。

IAIR関東支部認定シニアインストラクターの大戸です。

先日の骨盤セミナーを受講された皆様、ありがとうございました。
皆さま臨床で活用されていますでしょうか?
あの姿勢をとるのが難しいとは思われていないですか?

 

今回は先日開催された骨盤セミナーの振り返りをしていきたいと思います。

 

(*)が復習項目となっていますので、 講義内容を思い出しながら読んで下さいね。

 

写真は過去開催のものを使用しています。ご了承下さい。

 

■座学:頭蓋骨から始まる骨盤の変位について

骨盤の変位は「胎児の時の頭の位置」に影響を受けるという説があります。
胎児の時にどちら側を向いているかで、前頭部が母親の骨盤に押し当てられ楕円形に変形していく、というものでした。そして、頭蓋骨が歪むことで、硬膜を介して仙椎が変位し、腸骨の位置が上下に変位していくのでしたね。

■頭蓋骨の触診

前頭骨と後頭骨の左右差を診ます。

*指先ではなく指の腹で診ましょう *後頭骨はおでこと左右逆にぽっこりします。

 

■ IP診断:

RPI:右のおでこが出ていて右の腸骨(PSIS)が下がっている

LAS:左のおでこが出ていて左の腸骨(PSIS)が上がっている(あまりこの言い方はしません)

 

■仙腸関節から始まる全身への筋連鎖の評価

仙腸関節の変位は骨格に付着している筋にも影響を与えます。
筋は緊張、短縮圧痛点を生み出します。

大腿四頭筋、ハムスト、脊柱起立筋、腹直筋、大胸筋など様々な部位に影響が出ます。出ない場合もあります。

*指標の簡単な覚え方:
RPIでは上半身は右前面と左後面下半身はその反対側に出ます。
LPIはその真逆
WPIはイレギュラーに出ます 。治療対象でしたよね。 

皆さんで指標の変化を確認:
仙腸関節を一時的に正しいアライメントに戻すだけでも圧痛は軽減されます !

不思議なように感じるかもしれませんが、単に筋の起始停止の関係でそうなります。
もちろん、仙腸関節の治療 (デモ)で先程取った指標の圧痛が消えます。

■仙腸関節の触診

まずはPSISの触診から。  

腸骨稜からしっかりたどっていき、PSISの頂点を探しましょう。

骨を触る事が重要!骨to骨のタッチ!(自分の手も、相手も「骨」をイメージ!)
*PSISが分からなくなったらもう一度腸骨稜に戻りましょう!

確実にわかるランドマークからたどっていくことが重要です。

腸骨稜がわかりにくい場合はASISからたどっていってもいいですよ。

まずは「姿勢」からです!

■仙腸関節の施術姿勢

*しっかり後ろ足の股関節を伸展位にしましょう!(重要)
*右利きの方は相手の左側から行います。(左利きの方は逆になります)

 初めはきついですが、やればやるほど効率の良さが分かる治療姿勢なので、
諦めず頑張りましょう!下肢の血流が改善されるので美脚効果もあり!
きつい方は最初膝をついていても構いませんが、徐々に上げていきましょう。

目線も上げましょう。目線が下がると体重がかかってしまいますよ。

 

■仙腸関節の調整方法(腹臥位)

まず、骨格は悪くなると「つぶれる」「広がる」というパターンがありました。

「つぶれて」「広がった」骨盤がそのまま固まり動きが無くなることで、
筋連鎖となって全身への影響を及ぼします。

そのため、仙腸関節の調整の目的は【仙腸関節の動きを出す】ことでした。

ポイントは、
*コンタクトポイント:PSISのすぐ外(腸骨を動かすので)
*施術者の手の骨と受け手のPSISの骨をコンタクトするイメージで!【骨タッチ
*仙腸関節の構造上、PSISを近づける方向は斜め上方向です。【前腕の向き

*名札をしながら治療する場合は、名札が自然に垂れたときに
治療部位の真上にくる位置が良いポジションです。

 

また、腕(大胸筋)の力でなく体幹(前鋸筋)の力を使いましょう。

身体をうまく使えば施術する側もされる側も負担なくアプローチすることができるようになります。
この辺は12月開催のTune Upセミナー・触診セミナーで詳しく学べますよ。
全てのアプローチの基本となるので、ものすごくお勧めです!

股関節へのアプローチの目的は【骨頭を臼蓋から引き出す】ことでしたね。

講義でも骨格は悪くなると「つぶれる」「広がる」というパターンがあるとお伝えしましたが、股関節は構造上「つぶれて」「詰まっていく」ためクリアランスがなくなっていきます。

そのため、【骨頭を臼蓋から引き出す】ことでクリアランスを確保するということでした。

それでは実際のアプローチのポイントです。

■股関節テクニック①

受け手の膝蓋骨に足を当てますよ。

*股関節を外旋させる前にしっかり骨頭を引き出しましょう! これが最重要!

to骨タッチを忘れずに!
 軟部組織タッチではコンタクトポイントが滑って効きません!

 

■股関節テクニック②

*相手の腋窩まで膝を持ち上げていく。
(身体が硬いくてつかない方もいらっしゃいますので、ある程度加減してくださいね。)

*大転子を包むように持ち、しっかり上下圧を加えましょう

*上下圧を一定に保ちながら骨頭を引き出す!

 

【仙腸関節の調整(側臥位)】

どの肢位で行っても、【目的】は一緒です!

仙腸関節の調整の目的は『仙腸関節の動きを出す』ことです。

 

方法は、

まずは相手の身体を側臥位にします。 (半側臥位)

この時患者様にクッション等を抱えて頂くと、
患者様が体重を支えやすいですよね。緊張も少なくなります。

片手でPSISにコンタクトし、
もう一方の手で膝を抱えて、外転・外旋位にしていきます。
エンドフィールまで外転したら深呼吸してもらいます。

この時相手の身体が倒れてしまわないように
相手の骨盤をセラピストの大腿部で固定しておきます。

ポイントは
・PSISにしっかりとコンタクトすること(骨to骨タッチ

・股関節から誘導(PSIS側は押さない

・外転時はセラピストの身体を起こしながら
 膝を持っている側の肩を後方に引くように体幹を回旋させる

・セラピストの身体の位置(名札がPSISあたりに降りる位置)

テクニックは以上でした。

あとボディーワークもやりましたよね。
・四股踏み
・足の開脚(骨盤調整のポーズです。)

みなさん自分と約束しましたよね。
覚えていらっしゃいますか?
次回のセミナーまでぜひ続けて下さいね。

次回は9/30です。
またお会いできるのを楽しみにしています。

IAIR関東支部
認定シニアインストラクター
理学療法士
大戸伸吾

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2017年9月~順次開始!!
骨盤・脊柱・筋膜など受け逃してしまった方はぜひ!!

 

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