体幹活性アプローチ

第8期スタート!骨盤の評価とアプローチ講座1「開催報告と復習」

骨盤講座2018

IAIR認定講座第8期
「骨盤の評価とアプローチ講座1」

骨盤20180325

先日はセミナー受講お疲れ様でした。
(*)が復習項目となっていますので、 受講された方は講義内容を思い出しながら読んで下さいね。
写真は一部第5期〜7期のものを使用しています。ご了承下さい。

 

講師は関東地区代表、IAIR副会長齋藤です。

 

■IAIRの概要とコンセプトについて

「なにをしたらどうなったのか?」検証の為に結果のでやすい徒手アプローチを行い、患者さんにとって最適解となるリハビリプログラムを構築していく。その為の手数を持ちましょう。
もちろん、結果が出るアプローチ自体が、患者さんに期待されることであり、関係性を構築する手段にもなります。

ですが、あくまで「ひと」を見ることが大事です。
テクニックに患者さんを合わせるのではなく、患者さんにあわせてテクニックを選択でき、患者さんと最適解を共に導く為の提案ができる人材が求められる時代であり、提案の専門家を養成するのがIAIRの教育コンセプトです。

学術的な裏付けとしても、ひとのもつ代謝機能を徒手的に促すことができるか、を中心に構築しています。今からでも遅くありません。生理学、生化学を復習しましょう!

*おすすめ書籍はこちら>>>はじめの一歩のイラスト生化学・分子生物学―生物学を学んでいない人でもわかる目で見る教科書

 

■骨盤にアプローチする意義とは?

すでにみなさん、テキストに沢山書き込んでいるでしょう。
それを復習してください!

ここでは一つだけ。

疾病由来の異常筋緊張と筋骨格系由来(生活習慣由来)の筋緊張をわけて評価するため。

これが実現することで、骨盤を調整した後に行う今まで行ってきたリハビリの内容が更に効果的に行えるようになります!

 

■座学:頭蓋骨から始まる骨盤の変位について
■頭蓋骨の触診

前頭骨と後頭骨の左右差を診ます。

*指先ではなく指の腹で診ましょう
*後頭骨はおでこと左右逆にぽっこりします。

20180325_骨盤1_01

 

■ IP診断:

DSC_0467

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

RPI:右のおでこが出ていて左の腸骨が上がっている
LPI:左のおでこが出ていて右の腸骨が上がっている

 

■仙腸関節から始まる全身への筋連鎖の評価

大腿四頭筋、ハムスト、脊柱起立筋、腹直筋、大胸筋など様々な部位に影響が出ます。
出ない場合もあります。

*指標の簡単な覚え方:

  • RPIでは上半身は右前面と左後面、下半身はその反対側に出ます。
  • LPIはその真逆
  • WPIはイレギュラーに出ます

皆さんで指標の変化を確認: 仙腸関節を一時的に正しいアライメントに戻すだけでも圧痛は軽減されます !

不思議なように感じるかもしれませんが、単に筋の起始停止の関係でそうなります。 もちろん、仙腸関節の治療 (デモ)で先程取った指標の圧痛が消えます。

 

■仙腸関節の触診

まずはPSISの触診から。

骨盤 骨盤

腸骨稜からしっかりたどっていき、PSISの頂点を探しましょう。

骨を触る事が重要!骨to骨のタッチ!
*PSISが分からなくなったらもう一度腸骨稜に戻りましょう!

確実にわかるランドマークからたどっていくことが重要です。

腸骨稜がわかりにくい場合はASISからたどっていってもいいですよ。

 

■仙腸関節の施術姿勢

*しっかり後ろ足の股関節を伸展位にしましょう!(重要)

施術姿勢

初めはきついですが、やればやるほど効率の良さが分かり治療姿勢なので、 諦めず頑張りましょう!下肢の血流が改善されるので美脚効果もあり!

目線もあげましょう。目線が下がると体重がかかってしまいますよ。

 

■仙腸関節の調整方法

*コンタクトポイント:PSISのすぐ外(腸骨を動かすので)
*施術者の手の骨と受け手のPSISの骨をコンタクトするイメージで!

*とにかくしっかり両方のPSISを近づける様に締めるべし!! 「目的」を常に明確に!! これがずれなければ必ず結果が出せる様になります!

骨盤2 骨盤4

*名札をしながら治療する場合は名札が自然に垂れたときに
治療部位の真上にくる位置が良いポジションです。

 

■その他、仙腸関節治療のポイント:

*上下の歪みは締めることが十分に出来てから(骨盤2でやります)

まずは左右のゆがみを取ることを続けて下さいね。

腕(大胸筋)の力でなく体幹(前鋸筋)の力を使いましょう。

骨盤3

うまく使えばこのような姿勢も取れます。

疲労もありません。

 

■股関節テクニック①

大転子

受け手の膝蓋骨に足を当てますよ。

*股関節を外旋させる前にしっかり骨頭を引き出しましょう!
これが最重要!

骨to骨タッチを忘れずに!

軟部組織タッチではコンタクトポイントが滑って効きません!

 

■股関節テクニック②

骨盤6

*骨頭を引き出す前にしっかり上下圧を加えましょう!
*上下圧を一定に保ちながら骨頭を引き出す!

 

イメージが着きづらい方へ

上写真の場合、右手を受けての踵方向へ押し、その後右手は押さえたまま反時計回りに回します。回すのは2~3回でいいです。

これを腋窩に着く位まで繰り返します。

身体が硬いくてつかない方もいらっしゃいますので、ある程度加減してくださいね。

 

■ブロック(またはタオル)を使った仙腸関節の調整法 :

DSC_0501

*RPIは左ASIS前と右大転子前
*LPIは左大転子前と右ASIS前
*WPIは両大転子前 SOTブロックかバスタオルを折りたたんで使用しましょう

こちらは骨盤2で再度お知らせ致します。

 

いかがでしたか?

1日15分復習を1ヵ月まずはやってみましょう。

仙腸関節を締めるのは大変だと思います。
股関節伸展の姿勢が難しいですよね。

ですがまずは教わったやり方を続けてみて下さい。
意識してやるのとやらないのでは変わりますよ。

それでは次回骨盤2でまたお会いしましょう!!

宿題も忘れず実践してくださいね。

 

 

IAIR副会長 臨床共育メンター® 齋藤信
IAIR副会長 齋藤 信

 

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ABOUTこの記事をかいた人

精神科にて13年勤務し、心身へのアプローチ法を習得、実践して来た。 IAIR顧問の仲村に師事。認定アドバンスインストラクターとなる。 2013年に独立し、精神科作業療法士に自信を取り戻してもらう事を目的に、齋藤の行ってきた作業療法の構成法や身体アプローチ法を伝える講習会活動を本格的に開始。年間のべ1000人以上の療法士に教鞭をふるう。 より科学的なエビデンスをアクティビティに取り入れるため、セロトニン研究の第一人者東邦大学名誉教授有田秀穂医師、脳と学習の世界的権威トニーブザン氏らに師事。精神科で行われている作業療法やレクリエーション、集団セッションの可能性が大きく広がる。