第三回IAIR学術大会10/28.29

肩甲上腕リズムの乱れ

 
皆さんこんにちは。
 
国際統合リハビリテーション協会認定インストラクター
OTの菊入です。
 
 
それでは昨日の続きをやっていきたいと思います。
 
昨日のを見ていないという人がいればチェックしてからご覧くださいね。
 
 
さて、
 
 
肩関節屈曲時に初動で肩甲骨が動いてしまうのにはいろいろと原因はありますが、
 
今回は大きく分けて3つの理由を紹介したいと思います。
 

肩甲上腕リズムが乱れる3つの原因

 
①肩甲骨を胸郭に安定化させるのに必要な筋力、筋出力の低下
 
 
②腱板機能の低下
 
 
③肩甲骨周囲の筋や軟部組織の柔軟性の低下
 
 
 
肩甲骨は胸郭に乗っているような状態になっており、
これを筋肉である一定の位置に保つようになっています。
このため一部の筋力や筋出力の低下が起きると、
安定性が低下し、支点としての機能を果たせず、
逆に肩甲骨の方が動揺してしまいます。
 
 
 
②ローテーターカフと呼ばれる回旋筋腱板により、
上腕骨頭は肩甲骨に押し当てられ、安定するようになっています。
この機能が低下すると、肩甲骨を支点としての転がり運動がでず、
肩関節の屈曲が上手く出なくなり、肩甲骨での代償が出るようになります。
 
 
肩甲骨と上肢を結ぶ筋の短縮や軟部組織の柔軟性が低下することで、
肩甲骨と上肢の繋がりが過剰になり、
上腕骨の動きに対して肩甲骨が過剰に動いてしまう状態になり、
肩甲上腕リズムが乱れる原因となります。
 
 
実際の臨床ではこれらの原因が複雑にからまっている状態になっています。
 
 

では実際にはどうすればいいのか

 
 
 
私の場合、③にまず着目し、アプローチを行っています。
 
なぜ③かというと
 
 
肩甲骨周囲の筋や軟部組織の短縮などにより、肩甲骨のアライメントが崩れ、
 
 
それに伴い、カフ機能の低下や肩甲骨周囲筋の筋出力が低下することが考えられるためです。
 
なので、まずは肩甲骨周囲の筋や軟部組織の柔軟性を改善し、
肩甲骨のアライメントを整えることで、
本来持っている筋出力が発揮されるようになると考えられます。
 
 
ではどのようなことを行うのかというと、
一つは小胸筋のストレッチです。
 
小胸筋が短縮するとどうなるかや、具体的なアプローチはこちらを見てみてくださいね
 
 
後は腋窩後壁部の筋のリリースなどを行っています。
具体的なやり方に関しては、またの機会に紹介したいと思います。
 
 
  
今日はこれぐらいにしたいと思います。
 
少しでもお役に立てれば幸いです。
 
 

セミナー情報

1.
 上肢に関わる問題全般に対してアプローチできるようになるセミナーが9月に開催されます、
今回紹介した内容で、小胸筋のダイレクトなリリーステクニックや腋窩後壁部の軟部組織のリリーステクニックも学べます。
↓↓↓↓
 https://iairjapan.jp/upperlimbs

OTの方には必見の内容になっていますので、OTの方はチェックしてみてくださいね。

申し込みはこちら
>>>>リハビリの臨床で結果が出せる!上肢の評価と調整in東京

 

2.
【IAIR認定 統合リハビリテーション療法士 B-classライセンス取得コース 受付開始!

2017年5月より、開講しております!

詳しくはこちら
  》》IAIR認定 統合リハビリテーション療法士 B-classライセンス取得コース

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

[IAIR 関東支部フェイスブック] いいね!を押して連載コラムをチェック!
https://www.facebook.com/iairkanto

 

IAIR公式メルマガにご登録ください!

IAIRニュース

・IAIRコンセプトとアプローチについて
・IRTについて
・CVAに対するアプローチについて
・セラピストの為のセルフコンディショニングについて
・女性セラピストについて
・統合医療とリハビリテーションについて
・リハビリ職者の為のマネジメント講座
・リハビリ現場でのアロマ活用について
・IAIR Radioの配信情報
・無料動画セミナーの配信情報
・認定講座の案内、割引情報
が今後配信されます。
  *Gmail等、PCメール推奨です。

コメントを残す