5年目推奨組織滑走法入門

手の痺れにも関わっていたアイツ

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手の痺れにも関わっていたアイツ

 

皆さんこんにちは

IAIR関東認定インストラクター

OTの菊入です。

 

今日は手の痺れに重要なアイツについてお話をしたいと思います。

 

皆さんも、臨床の中で手の痺れを訴える方が、結構いらっしゃるのではないでしょうか?

 

私の場合、頚椎症やCVAの方はもちろん、それ以外の整形疾患(上肢以外も)の方でも

痺れを訴えている方がいらっしゃり、

 

日常生活で、物を上手く把持できずに落としてしまう、などといった活動制限をきたしている場合があります。

 

もちろん、頚椎症やCVAの場合、痺れの原因は脊髄や神経根だったり、脳からくる感覚障害の影響という場合もあります。

こういった箇所にはなかなかアプローチがしづらいですが、

 

私の臨床経験上、もう少し末梢のところが原因で痺れが起きている場合がよくあります。

 

そう、肩関節の動きにも重要なアイツです!

 

 

それは

 

 

小胸筋です。

 

少し解剖を復習してみましょう。

 

小胸筋は第3~第5肋骨肋軟骨連結部から始まり、烏口突起に停止する筋ですよね。

 

この筋肉の下を腕神経叢の一部と鎖骨下動・静脈が走行しています。

 

DSC_0595

 

赤:小胸筋

ピンク・青:鎖骨下動・静脈

黄色:腕神経叢

(手書きの為、お見苦しい図ですが、ご容赦ください…)

 

 

そうなんです。この小胸筋が過緊張状態になると

 

これらの神経や血管にメカニカルストレスが生じてしまい、

血流の低下や痺れが起きてしまうことがあります。

 

 

ご存知の方も多いと思いますが、この小胸筋による痺れは胸郭出口症候群の一つとされています。

このように、小胸筋のコンディショニングをすることで、痺れが消失、または軽減することがあるんです。

実はCVAの方でも、大胸筋と共に小胸筋が過緊張となり、痺れが出ている方が結構いらっしゃいます。

 

 

私の担当の方は手の痺れが軽くなって、驚いていましたよ。

 

 

皆さんも痺れのある方を担当した際には、小胸筋の状態を評価してみてください。

 

他の原因で痺れている方もいらっしゃいますが、今日は小胸筋について着目してみました。

小胸筋の状態が良くなると肩甲骨の動きが改善されるため、

肩関節の可動域の改善にもつながりますよ。

 

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