IAIR関東学会【春の陣】4/29.30

肩の屈曲で実は大事なアイツら

 

 

皆さんこんにちは

 

IAIR関東認定インストラクター

 

OTの菊入です。

 

前回は新人さんに向けたちょっとしたアドバイスをしました。

 

当たり前だけど、とても大事だと思います。

 

 

前回の記事はこちら>>>http://iairkanto.jp/otk9/

 

 

 

それでは今回はまた、肩関節に関することでお話をしたいと思います。

 

 

以前担当した方で、肩関節屈曲時に僧帽筋上部繊維の周囲や三角筋前部~中部にかけて痛みや、だるさを訴える方がいました。

 

 

 

痛みやだるさの訴えがあった筋はやや緊張は高いものの、カチカチというほどではありませんでした。

 

 

皆さんはどのあたりに着目するでしょうか?

 

 

どうしても痛みの訴えがあるあたりに着目しがちですが、

 

 

 

肩関節の屈曲に実は大事なアイツらを忘れてはいけません。

 

 

それは…

 

 

 

 

 

 

肩関節の伸展筋群です!

 

そう、

広背筋、大円筋、三角筋後部繊維、棘下筋、上腕三頭筋の長頭といった、肩関節の伸展方向への作用を持った筋たちです。(棘下筋は水平伸展ですが)

 

 

「いや、いや、屈曲なのに伸展筋は関係ないでしょ」と思ったあなた。

 

 

 

いや、いや、いや、すんごい大事なんです!!

 

 

 

私の臨床経験上、ここの問題による、肩関節の可動域制限や痛みはかなり多いです。

 

 

その理由として

 

 

1.作用的に緊張が高まると肩関節の屈曲を阻害する

 

これはそのままですね。これらの筋の柔軟性が低下すると、作用を考えれば当然、肩関節の屈曲を妨げてしまいます。

 

 

 

 

2.お互いの筋の走行が近く、癒着を起こしやすい

 

下の図のように、肩関節後面の筋は互いに折り重なるように走行しており、

 

お互いが癒着を起こしやすくなっているため、筋の滑走性や柔軟性の低下を引き起こしやすいです。

 

(臨床的に三頭筋と大円筋、広背筋の辺りが特に癒着を起こしやすい印象ですね)

 

こうなると、お互いが邪魔しあってしまい、機能が低下してしまいます。                             

DSC_0587

 
 4.棘下筋 8.小円筋 11.三角筋 19.大円筋 20.三頭筋長頭(19の下の部分が広背筋です)

 

 

 

 

 

(長島聖司 訳 分冊 解剖学アトラス1 139ページより引用)

 

 

 

3.肩甲上腕リズムが乱れる原因になりやすい

腋窩後壁

 

これらの筋のうち、肩甲骨を起始に持つ筋である、

 

棘下筋や大円筋(広背筋)は柔軟性や滑走性の低下により、

 

肩甲骨と上腕骨が過度につながりが強くなってしまいます。

 

こうなると肩関節の屈曲初期から肩甲骨が過剰に動き出してしまい、肩甲上腕リズムの乱れが生じてしまいます。

この為、可動域の低下や痛みの原因となってしまいます。

 

 

 

 

このように実は肩関節屈曲の際にはこれらの伸展筋の状態が大事になってきます。

 

 

皆さんも肩関節の屈曲制限のある方や、痛みのある方がいれば、

 

実は大事なアイツらの様子をちょっと見てみてください。

 

 

 

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