エビデンスの活用方法

 

ハロー! 

毎週月曜に登場しております、
「体験を創造する」
関東支部インストラクターの
OT・吉田頌平です。

さて、今回のテーマは
「エビデンス」です。

エビデンスが重要視されていますが、
その解釈について
療法士の中では偏りやすい感じがしますので

エビデンスの意味を整理しながら、
その活用方法をお伝えいたします。

エビデンスがある=治療効果がある、ではない

エビデンス、というと
「Aをしたら、Bが改善した!」
というようなイメージがあると思いますが、

これは、やや乱暴にまとめすぎている感じがあります。

本来、エビデンスとは
「結果と、その原因と思われるものとの関連を調査したもの」
を指し、

英語の原義としては、「証拠」を意味します。
疾病とその原因を探る
疫学という学問でよく使用されるもので、
薬理・病理に関する研究で使用されることが多い言葉です。

「原因と結果の関連を調査したもの」
の結果を踏まえて、
ある介入したら結果が変わった、というのも
ひとつのエビデンスと言えます。

重要なのは、原因と結果を
関連づけられているか?ということです。

エビデンス=発表報告されているもの、ではない

エビデンスというと
「大規模研究の末に発表されたもの」
というイメージがありますが、
そうではありません。

エビデンス=結果と、その原因と思われるものとの関連を調査したもの

なので、結果と原因を結びつける対象数が
多かろうが少なかろうが、

「まだ発表されていないけど、
 いろんな人の経験談を聞いてみると関連はありそう」
というのも、
それはエビデンスのひとつです。

(むしろ、その内容は公表されていないだけで
 他の人も知りたい内容かもしれませんね!)

たとえ結果と原因が
明らかな関係や関連付けができていなくても、
変化が起こったのであれば
それはひとつのエビデンスとなり得ます。

ここでひとつ、
臨床1年目の私の体験を例に挙げます。

「腱板損傷後の利用者さんに手を挙げてもらうときに、
 肩峰や肩甲骨の下角・内側縁をしっかり触れている時と
 そうでない時では、
 利用者さんの手の上がり方が違う」

この場合、それは
 「原因=触診技術の差」
 「結果=利用者さんの肩挙上角度の変化」
という繋がりが見えてきそうですよね。

でも、なんで差が出たんだろう?
というところは分かりません。

利用者さんの中で、
手を挙げている最中の肩甲骨の動きがはっきりしたから?

確かに、それも考えられます。
ですが、
「どうやって、利用者さんが肩甲骨の動きを認識できたのかを計測したの??」
と聞かれると、なかなか答えられないところですよね。

そもそも臨床で、そこまで追求する内容か?
とも思っちゃうかもしれません。

重要なのは、
利用者さんに変化を感じてもらうためには、
 絶対的な根拠が必要、というわけではない」
ということです。

利用者さんに必要な情報か?
ということですね。

原因と結果を結びつけるものが
少し大雑把なものであっても、

なにか現状が変わった、ということを
むしろ重要視するべきです。

 

自分の疑問に対するエビデンスがない=新たな発見かも?

よく「エビデンスがないから介入できない」
と、新人さんから伺うことがありますが、

エビデンスがない、ということは
それはもしかしたら、

・世に「論文」という形で報告されていない

または、
・他の言語で報告されているのかもしれない
・基礎の基礎の内容のため、研究テーマとしてあえて誰も触れていない

の、いずれかが考えられます。

だから、
エビデンスがないから、その介入はやっちゃダメってことでは
ないんです。

むしろ、あなたの中で新たな発見が見つかる
チャンスなのです。

もし、世の中には報告されていないけれど
療法士の経験の中では
ある程度の共通点が得られているような事柄であれば、

経験を重ねた先輩療法士に相談してみると
するするっと答えが出てくるかもしれませんよ。

最後までお読み頂き、ありがとうございます。

作業療法士
一般社団法人 国際統合リハビリテーション協会
認定インストラクター 吉田頌平

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