第三回IAIR学術大会10/28.29

前に屈みたくなる理由

 

ハロー!
 
今回は、股関節の動きが全身にどのように影響するのかを股関節外転・内転筋の作用にシンプルに絞ってお話しいたします。
 
 
さて、先ほどは
「股関節屈曲に股関節を外転・内転させる筋が関連している」ことをお話ししました。
 
まずは、起始-停止を確認します。
 
・大腿直筋
   下前腸骨棘-脛骨粗面
・大腿筋膜張筋
     上前腸骨棘-脛骨外側顆
・腸腰筋
  Th12〜L4・腸骨内側-恥骨隆起・小転子
・恥骨筋
  恥骨-恥骨筋線
・薄筋
  恥骨結合-脛骨上縁
・縫工筋
  上前腸骨棘-脛骨粗面
・長・短内転筋
  坐骨結節下面・恥骨結合と恥骨結節の間〜大腿骨粗面内側
(参照元:筋肉guide http://www.musculature.biz/40/44/)
 
このうち、股関節外転・内転、屈曲にも大きく関与するのは
 
・大腿筋膜張筋(股関節外転、屈曲)
・長・短内転筋(股関節内転、屈曲)
 
です。
 
では、これらの筋が股関節屈曲を行うと
何が起こるのか。
 
付着部位を見てみると、
大腿筋膜張筋は脛骨外側顆に付着するため
股関節の外転を誘発します。
 
すると、大腿骨粗面内側に付着する長・短内転筋は、
股関節の内転作用により股関節外転を行わせないように働きます。
 
ちょうど、一本の棒を左右から引っ張って地面に立たせようとするように
棒の付け根(=大腿骨頭)には中央へ押し付けられる力が強く働くようになります。
 
そのため、股関節内圧が必要以上に高まる環境となり
股関節への負担が大きくなります。
 
股関節を45°に屈曲させると股関節内圧が最小となり、逆に股関節外旋・内旋位で最大となるとの報告(Arch Orthop Trauma Surg. 1988;107(5):322-5.Pressure-volume ratio in human cadaver hip joints.Schwarz N 他)があることを考えると、
高まった股関節内圧を逃がすために股関節を屈曲位に保とうとする傾向にあると考えられます。
 
しかし、常に股関節屈曲位でいると、純粋な股関節屈筋である大腿直筋と腸腰筋の筋短縮を促すこととなり
さらに股関節屈曲を大腿筋膜張筋、長・短内転筋で代償して行うことにつながり、
 
なかなか股関節への負担を減らすことが難しくなってしまいます。
 
 
 
 
では、我々療法士にできることはないのでしょうか?
そのヒントを知りたい方は、こちらをご覧ください。
 
 
 
 
P.S.
大腿骨頭から股関節への直接的なアプローチも習得したい!という熱意のある方には、こちらもおすすめです。
http://iairjapan.jp/beginer/
 
P.P.S.
いやいや、土台の骨盤へもアプローチできるようになりたい!!という気合十分の方には、こちらもおすすめです。
http://iairkanto.jp/seminars/nintei/pelvis/
 
 
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
 
 
[IAIR 関東支部フェイスブック]

いいね!を押して連載コラムをチェック!

https://www.facebook.com/iairkanto

IAIR公式メルマガを購読してみませんか?

  • 各執筆者のコラム
  • 最新セミナー情報
  • 先行インサイダー情報
  • 格安DVD割引情報

などが配信されます。

 

IAIR公式メルマガにご登録ください!

IAIRニュース

・IAIRコンセプトとアプローチについて
・IRTについて
・CVAに対するアプローチについて
・セラピストの為のセルフコンディショニングについて
・女性セラピストについて
・統合医療とリハビリテーションについて
・リハビリ職者の為のマネジメント講座
・リハビリ現場でのアロマ活用について
・IAIR Radioの配信情報
・無料動画セミナーの配信情報
・認定講座の案内、割引情報
が今後配信されます。
  *Gmail等、PCメール推奨です。

コメントを残す