第三回IAIR学術大会10/28.29

「これからの人生、どうやって生きていったらいいんでしょうか…?」腰背部痛に悩む女性が放った一言から、何を考えますか?

ハロー!

関東支部インストラクターの吉田頌平です。

先日、IBW(IAIRボディーワーク)のAdvanceクラスを修了して参りました!
写真を何も撮っていないのですが…
改めて、自分の身体で体験して学ぶことは大切だと思いました。
自分の身体は、最高の教科書ですね!

というわけで、
少しでも皆様の学びにつながるように
本日も、私の体験を共有いたします。

これまで腰の重だるさと下肢の倦怠感に悩まされてきたOさん(仮名)。

3ヶ月ほどリハビリを重ねていた頃は、
「腰椎変形症」の診断を下されていましたが

徐々に腰の痛みが気にならなくなり
本業である保育の仕事をこれまで以上にこなせるようになっていました。

しかし、年末年始を境に
公私ともに忙しくなったことで
1ヶ月ほどリハビリを中断していました。

そんなOさんが先日来院され、
肩の痛みと腰の重だるさ、下肢の倦怠感を訴えられながら
リハビリを再開されたのですが、
どうも元気がありませんでした。

伺ってみると、
「私、どうやらなんとか変形症って診断されたんです。」
と、
診断された病名にショックを受けられていたようでした。

 

 

リハビリを一緒に進めていきますが、

「この肩の痛みって、
やっぱり腰の神経症が
あるから出てきてるんでしょうね…」

 

「これからの人生、
どう生きていったらいいんでしょうか?」

「もう、何をしても無駄なんでしょうね…」

と、
言葉の端々に自分の人生を悲観されるお声が聞かれました。

 

股関節と骨盤、腓骨頭への徒手的な介入を終え、

「Oさん、これから一つ、体操をしてみませんか?」

と、提案致しました。

「えぇ、別にいいですよ」

とご了承いただき、
先日IBWで学んだボディーワークを共に1つだけ実践しました。

ものの3分ほどでしょうか。

体操が終わり、
Oさんに再び立ち上がっていただくと

「…随分、痛みが楽になってます」

「さっきまで太もものところが痛かったのに、今はないです」

とのご意見をいただきました。

リハビリ後、
Oさんは、涙ぐみながらトイレに入られました。

 

 

 

ここで注目して頂きたいのは、

Oさん自身の視点です。

Oさんは、過去に同様の症状を訴えられていましたが、
その時は精力的にリハビリを続けられて
症状がほぼ消失することができていました。

もちろん、この時も同じ診断名を受けていました。

ですが、
今回も同じ症状、同じ診断名を受けていたにも関わらず
人生を諦めかねないほど落ち込んでおられました。

出来事は同じでも、
その時の気分によって
メッセージの受け取り方は様々に変わります。

療法士は、
患者さんの想いに同情することが仕事なのでしょうか?

私は、違うと思います。

リハビリ中、私はOさんを
叱り」ました。

世の中の若輩者である私が、おこがましいと思います。
ですが、それは療法士として伝えなければならないことがあったためです。

Oさんには、過去に自らの努力で
同様の症状を乗り越えた「成功体験」を持っていることを。

 


レントゲン上、
以前と比較して骨変形が進行しているような部分は
見当たりませんでしたし、
神経ストレステストも陰性、
筋力や感覚も問題がなかったため
「股関節内腔の狭小化によって、
関連痛が起こっているのではないか?」
と評価しました。

SLRテストを再度実施し、
神経症状は見られないものの
ハムストリングスによる筋性ブロックと
股関節前面の詰まり感のため
下肢を60°以上、挙上することができませんでした。
さらに、片足立位テストでも
左下肢支持時の側方動揺が著明だったため、
股関節と脛骨の動きの改善が
症状緩和に繋がるのではないかと考えました。

※骨盤帯原著第4版臨床の専門的技能とリサーチの統合より

 

そこで、

IAIRコンセプトに基づくテクニックである

「骨盤調整テクニック」

「股関節調整テクニック1,2」

「腓骨頭調整テクニック」

を活用した徒手的な介入を行ったのち、
IBWで学んだ体幹から股関節を操作するボディーワークを実践しました。

 


リハビリテーションを通じて、
再びOさんが人生を明るい方向へ歩んでいけると思って
あえてOさんを「叱り」ました。

過去の「成功体験」があったからこそ、なおのこと叱る必要があると思いました。

人に寄り添う、というのは
ただ優しいだけでは務まりません。

患者さんと呼ばれる方々が、
再び主体的に、ご自身の人生を歩まれるように
たとえ嫌われようとも
療法士として必要なメッセージを発信する必要もあります。


今回、IAIRコンセプトに基づくテクニックである

「骨盤調整テクニック」

「股関節調整テクニック1,2」

「腓骨頭調整テクニック」

を活用した徒手的な介入を行ったのち、
ボディーワークを通じて私からOさんにお伝えしたメッセージは、

「股関節の動きが軽やかになることで、症状は和らぎますよ」

というものでした。

患者さんが求めるものの一つは、

「患者さん自身の視点を認めてもらえた上で、
自分の人生が良くなる方法を考えてくれること」

かもしれません。

患者さんに寄り添えるよう
柔軟に考え、対応できる療法士でありたいですね。

 

P.S.

変化する体験と、確かな実践を通して、
患者さんの活動量を無理なく上げられる
有効な徒手技術を習得することができます。

今回お伝えした、
「腓骨頭調整テクニック」も
習得できますよ。

IAIRは、技術習得はもちろんのこと、
療法士として、人として成長して頂くためにサポートして参ります。

まずは、IAIRを体験してみませんか?

【臨床で確実に結果が出せるIAIRコンセプトに基づくテクニック集セミナー】
開催日時 2017年219日(日) 10:00~16:00
(開催間近!!)

会場:東京メディカルスポーツ専門学校
(〒134-0088 東京都江戸川区西葛西3-1-16)

詳細はこちら
 》》》http://iairkanto.jp/seminars/nintei/beginer/

そのほか、4月にもイベントが目白押しです。

【OTのOTによるOTのためにセミナー】
開催日時:4月15・16日(土・日) 各日10:00-16:00

会場:砂町文化センター和室 (東京都江東区北砂5-1-7)
詳細はこちら
http://iairkanto.jp/seminars/otseminar/

【IAIR関東支部学会〔春の陣〕】
開催日時:2017年4月29日(土) 13時〜17時 ワークショップ祭、17時〜20時 懇親会
     2017年4月30日(日) 10時〜16時 学会本大会

会 場:板橋区グリーンホール
詳細はこちら
https://www.facebook.com/events/547074962166258/

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

IAIR関東支部

IAIR 認定インストラクター

作業療法士

睡眠改善インストラクター

吉田頌平

 

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