第三回IAIR学術大会10/28.29

膝と脂肪体~膝前面の痛みはどこから?

皆さんこんにちは。

関東支部の藤田智史です。

 

8月も第1週目が終わり、世間で夏休みシーズンですね。

 

PT養成校の4年生時では2回目の総合実習(臨床実習)が終わり
卒業研究をしながら3回目の総合実習に備えてビビっていた気がします(笑)

今は変わったようですが、4年生の時は総合実習8週間を3回行い、
夏休みに卒論の研究データをとって、実習が終わったらまとめて、そして国試と

なかなか退屈のしないスケジュールでした(^_^;)

 

1つの実習先でのバイザーは解剖をとても勉強している方で、

膝の症例の方を見学させていただいたときに、膝蓋支帯や膝蓋下脂肪体といった

(授業で教わったかもしれませんが)初めて聞くような組織を教えていただきました。

(ただ、それが臨床につながるには何年か先になりましたが…)

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こちらになりますね。
(少しわかりにくいですが、膝蓋腱の下にある黄色い部分です)

 

脂肪体は膝前面の疼痛に関与していることも臨床上は見かけます。

 

 膝蓋下脂肪体、「脂肪靭帯」なんて呼び方をされていたこともあったそうです。

膝蓋下脂肪体、脂肪という名前が付いており緩衝作用として働いたりもして
メカニカルな応力を干渉・分散してくれています。

 

ただ、膝の痛みを訴える方のこの部分を押すと硬く感じ、
圧痛を強く訴えることがあります。

 

それは固有受容器が密に分布しているからです。

この膝蓋下脂肪体への異常な緊張、不均等な背地、圧力変化などは無秩序な
神経インパルスを作りだし運動神経ループに影響を与えるとされています。※1

(膝蓋下脂肪体は炎症が起きると血管がすぐにできてしまい、
そしてそこに神経も一緒になって増えるともいわれています)

kkkk

 そのため、膝蓋腱の横から膝蓋腱の下の組織を中央に集めるように
左右から押すと圧痛を訴えたり、
(反対側に問題がない場合には)硬く、動きが少ない状態を感じ取れます。

 

 急性炎症や温めると痛みが強くなるという場合以外は脂肪体のある部分を
膝裏方向に向かって押したり、左右に動くように押すなどして
動きを出す必要があります。

 

 ただし!

 

 膝蓋下脂肪体に問題がある場合圧痛がかなり強いので、
患者さんによく確認しながら行ってくださいね。

 

または、患者さんの自主exとしてお伝えしてもいいかと思います。

 

脂肪という名前がついていることからもわかるように、
温めることで柔軟性も増してきます。
そのため、急性炎症などの時を除けばお風呂に入りながら自主exとして
やっていただくのも工夫の一つかと思います。

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 ギュッと強く押さず、接地面積を増やしてじわーっと
ゆっくりリリースするなども相手には優しいかもしれませんね。

お読みいただきありがとうございました!

 

IAIR 関東支部
認定インストラクター
藤田 智史

 

参考文献:

1)ジャン=ピエール・バラル / アラン・クロワビエ 共著:
新マニピュレーション・アプローチ<下肢> 科学新聞社 2014年

2)F.H.ネッター著:ネッター解剖学アトラス 原書第3版 南江堂2004年

 

追伸:1

この膝蓋下脂肪体は半月板などの術後にも制限ができないようにリリースを推奨している教科書もあります。

追伸2

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