管理職養成12回コース

デュシャンヌ歩行や股関節外転筋の立位でのエクササイズ

From:

IAIR関東認定インストラクター 藤田智史

皆さんこんにちは。

関東支部の藤田智史です。

 

前回は下記の内容でしたが、

デュシャンヌ歩行を防ぐのに必要な外転筋力はMMTだといくつ?

 

今回はDuchenne signに対するエクササイズを見ていきたいと思います。

体幹側屈による負荷の軽減 

(多少の写真や言葉の表現の違いはご容赦ください(笑))

体幹側屈が患側に起こることで、重心が股関節中心の近くを
通ることになります。

このことによって、股関節にかかるモーメントが少なくなるために
股関節の負担や、外転筋力の発揮を少なくて済むような状態になります。

 

つまり、もともとは筋力低下から起こっていたのではなく、

痛みなどを回避するために、Duchenne signが起こり、

外転筋力を使わない状態が続くため筋力低下が起こっていく
のではないかとも考えられます。

 

立位でのエクササイズ

臥位でも工夫する点はあるかと思いますが、立位での工夫を
見ていきたいと思います。

単純ではありますが、患側の上肢に重りを持って

・片脚立位を保持するor歩行を行う。

という方法があります。

これは、患側股関節の近くに重心を位置させていた状態を
さらに患側に重りを持つことで、より患側側に傾けます。

このことによって、重心が患側股関節の位置で安定させていたものが
さらに外側(患側側)に外れてしまうので、身体は自然と体幹側屈を軽減させて
バランスを取ろうとします。
(写真は見方を変えた説明が書いてあります)

これを利用することによって、正中位に近い状態を保ったまま
片脚立位や歩行exを行い、立位での筋活動の学習を促します。

患者さんは「この方が歩きやすい」という方も多いです。

ある程度、改善してきたら健側に重りを持ってあえて負荷をかける方法もあります。

 

その他には、はじめは上肢で支えながら体幹が側屈しないように、
片脚立位を保ち、健側下肢を外転や屈伸させて、荷重位での患側のトレーニング
などもあるかと思います。

(この時に、①両上肢②健側上肢③患側上肢の順で支えを変えていくことで
患側下肢の負担が増えていきます。)

その他

その他には、股関節の内転角度の不足などの股関節そのものの問題や
前回お伝えした他の関節の問題などもある場合もあります。

さらには、上肢や胸廓の関係性がある場合もあります。
http://iairkanto.jp/gait-and-scapula/

 

こちらの考え方も参考になります。
臨床3年目までに知っておきたい歩行分析とアプローチ法

 

 

お読みいただきありがとうございました!

 ご指摘や要望ありましたら遠慮なく送ってください。

satoshi_fujita☆iairkanto.jp  ☆を@に変えてください。

 

参考、引用文献・画像

1)Visible Body Muscle Premium
2) 市橋則明 編:理学療法プログラムデザイン  2009年 文光堂

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