管理職養成12回コース

これで麻痺側下肢をすくわずに起居ができる

From:覆面インストラクター TOSHI

 

悩んでいたのですが、

中々、自分の中で解決出来なかった話です。

 

それではCVAコラム42回目

「これで麻痺側下肢をすくわずに起居ができる」

をお送りします。

 

片麻痺の方の起居を指導するとき、

あなたはどう伝えていますか?

 

まず麻痺側の腕をお腹のうえにのせて,

次にいい方の下肢で苦手な方の下肢をすくって寝返りをして、

下肢を持ち上げて降ろして、

 

この方法、良く行われていますが

 

・麻痺側を全く使わない

・非麻痺側の努力性で仰け反ってしまい、肩も後退し、その分ベッド柵を引っ張ってしまう

 

とかなり非効率です。

また脳の可塑性の観点からも悪影響が強いですよね。

 

余りやりたくないなー

と思っていました。

 

それでも麻痺側下肢は動かないので、

この方法を選択するほか無かったのです。

 

同じ様に感じているあなたに

すくわずに起居をする指導法、練習方法をご紹介します。

 

IAIRのセミナーを受講していると、

局所へのアプローチが、

他の身体部位や全身に影響を及ぼすことは実感できます。

 

起居の問題も同じ事でした。

 

下肢をすくう理由はそもそも下肢が動かないから。

 

なので、下肢以外の力を使って動かします。

 

想像してみてください、

目の前に長さ3m程のゴムホースが置いてあります。

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その一端を握って何回も回していくと、

もう一端はどうなりますか?

 

 

そうです、もう一端も回ります。

 

起居でも同じく回旋の力を使います。

 

体幹~骨盤が回旋し、連動するように下肢がついてくれば側臥位まで移れます

そのあと足を揃えるように降ろしていけばすくわずに起居することができます。

 

 

ただ、実際に患者さんとやってみると

骨盤より下が回ってこないことが多いです、

 

頭から骨盤まで滑らかに回旋しないと下肢まで力が波及しないのですが、

 

よくある原因として

・胸郭〜骨盤間が弛緩しており力が波及しない場合

・麻痺側肩甲帯が残ってしまい上部体幹が過伸展してしまう場合

 

の2点がありますのでこれらの問題に対して個別のアプローチを行う必要があります。

これらに関してはまた別の機会に。

 

体幹から下肢へ回旋の動きが波及できれば、

それ自体が麻痺側下肢への促通ともなっています。

あなたの臨床のヒントになれば幸いです。

 

このコラムでは脳血管障害について、

今までの経験や知識を交えながら書き、

あなたの臨床観を少し広げるお手伝いをできればと思います。

ありがとうございました。

福田俊樹シルエット

 

 

 

 

 

 

 

 

 関東支部 覆面(認定)インストラクター TOSHI

追伸1

ちなみに胸郭〜骨盤間が弛緩している場合

・脊柱、下部肋骨のアライメント

・肋間筋やコアのトーン

・骨盤の形状

・両股関節の回旋可動域や協調性

などをよく見ています。

 

追伸2

自分の知識や経験は「体験」することによって

文字通り身に付きます。

TOSHIも「体験」することによって自信が持てました。

IAIRでは多数のインストラクターによる実技中心のセミナーを行っています。

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東京 2016年5月21日 10:00~16:00

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