第三回IAIR学術大会10/28.29

動作の最大公約数

From:覆面インストラクター TOSHI

 

段々と夜が長くなってきましたね、

 

我が家では最近、「おやすみヨガ」を始めました。

 

寝る前の準備体操。

いつも以上にぐっすり寝れて、身体の調子も良い感じです。

 

 

それではCVAコラム34回目

「動作の最大公約数」

をお送りします。

 

あなたは

訓練の内容ってどうやって決めてますか?

 

今日はモデルケースで考えてみましょう。

被殻出血 左片麻痺 BRS上肢3、手指2、下肢3 

・寝返りをするとベッド柵を使って上半身はなんとか回るけど骨盤より遠位が動かない
・静止座位は安定しているけど、靴履き動作をすると麻痺側に崩れてしまう
・立位保持では麻痺下肢外旋、過伸展位でロッキング、骨盤も後退しており麻痺側後方へ崩れてしまう

 

どのような訓練を行いますか?

 

そのまま考えると

・寝返りの訓練
・座位バランス訓練
・立位保持訓練

となりますが。

 

丁寧にこの3つを行うと1時間で終わらないことも多く、

また患者様自身もこの時間、何について注意を向けなければならないか

分かりずらく、ただこなすだけの訓練になりがちです。

 

 

ではどうすればもっと良いのか。

タイトルから察しているかと思います。

 

 

最大公約数を探してみましょう。

 

 

そのためには何故動作ができないか今一度考える必要があります。

 

 

■寝返りをするとベッド柵を使って上半身はなんとか回るけど骨盤より遠位が動かない

・麻痺側下肢で踏ん張ることが難しい
・上半身の力が下半身に連動できない
・麻痺側下肢を持ち上げることが難しい

 

■静止座位は安定しているけど、靴履き動作をすると麻痺側に崩れてしまう

・麻痺側下肢で踏ん張ることが難しい
・崩れに気づくことができない
・下方リーチ時の下部体幹の安定性が乏しい

 

■立位保持では麻痺下肢外旋、過伸展位でロッキング、骨盤も後退しており麻痺側後方へ崩れてしまう

・麻痺側下肢で踏ん張ることが難しいからロッキングして支えている
・非麻痺側下肢で重心をコントロールしバランスをとることが出来ない

 

共通する原因、

「麻痺側下肢で踏ん張る」

ですよね。

 

麻痺側下肢で踏ん張れるようになれば

寝返りも、靴履きも立位保持も出来る可能性があります。

 

 

一つに絞った訓練ですので、患者様も意識がしやすく
効率的です。

 

 

あなたの担当の患者様には最大公約数はありますか?

 

一度探してみてください。

 

このコラムでは脳血管障害について、

今までの経験や知識を交えながら書き、

あなたの臨床観を少し広げるお手伝いをできればと思います。

ありがとうございました。

福田俊樹シルエット

 

 

 

 

 

 

 

 

 関東支部 覆面(認定)インストラクター TOSHI

 

 

追伸1

こうやって、各動作の構成要素を抽出して
いくと、一つの訓練で様々な動作がスムーズになることがあります。

慣れてくると、IAIRのテクニックを使う際にも活きてきます。

 

追伸2

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