第三回IAIR学術大会10/28.29

歩行分析のトリセツ(取扱説明書)

From:覆面インストラクター TOSHI

 

10/1から新居へ引っ越しを行うので

我が家は只今ダンボールの山ですが、

 

いざ整理すると

後て読もうと思った本とか、

資料って結局読んでいないですよね。

何年も放置していたものがありました。

 

これを機に、「後で」という言葉を封印して、

「今日、いま」行動に移していきたいと思います。

 

それではCVAコラム32回目

「歩行分析のトリセツ(取扱説明書)」

をお送りします。

 

うちの病院では毎年夏頃から新人〜3年目のスタッフで

症例報告会があります。

 

それぞれのスタッフが受け持った担当について報告するのですが、

理学療法士はやはり歩行に沿った報告が例年多いです。

 

・遊脚期のぶん回し歩行に対してのアプローチ

・歩行効率の改善を図る〜立脚後期の股関節伸展に着目して〜    等

 

動作分析をする中で歩行はよく取り上げられます。

歩行動作自体の重要性はもちろんのこと、

 

「観察による歩行分析」や「ペリーの歩行分析」等の書籍でもあるように

 

 

基本動作の中で唯一「正常」を教えてくれて、

内容もシークエンス毎に分かれて問題点を描出しやすくなっている

という側面もあるかと感じます。

 

このように正常歩行分析はとても便利なものですが、

実は取り扱いを間違えると、

逆に患者さんに悪影響を及ぼす場合もあることを知っていますか?

 

今日は正常歩行分析の取り扱い注意事項についてお話しします。

 

 

例を挙げてみました。

⒈遊脚期のぶん回し歩行に対してのアプローチ

 

下肢のステージ3、足先を引きずってしまうのでぶん回しにて対応している状態であった。

 

→ぶん回し歩行を修正する為に、まっすぐ足を出すように指示。

→引きずりは減ったが、その分骨盤の挙上が増してしまう。

→麻痺側体幹部の短縮が起こり、肩骨帯の後退から上肢の屈曲固定が出現した

 

2.歩行効率の改善を図る〜立脚後期の股関節伸展に着目して〜

 

円背の方、骨盤後傾し股関節外旋し全歩行周期通じて屈曲位での歩行となっている状態であった。

 

→立脚後期の股関節伸展をステップ練習などでアプローチする。

→伸展位を意識したまま歩行を行うと後方へ上体が仰け反り、

歩行スピードの減少や、後方への転倒リスクとなった。

 

何故、取り扱いの間違いが起こるのか?

 

「正常」と比較できるので問題点を列挙しやすい反面、

その問題点は何が原因で起こっているのかを余り考えずに

アプローチしてしまう。

 

便利、と感じるのは

こちらの作業負担(考えること)を減らしているから感じるんですね。

 

 

正常な歩行、正常な動作というものはあくまでツールです。

あなたはそれが答えだと思ってこだわりすぎていないか

振り返ってみてください。

 

 

このコラムでは脳血管障害について、

今までの経験や知識を交えながら書き、

あなたの臨床観を少し広げるお手伝いをできればと思います。

ありがとうございました。

 

 

福田俊樹シルエット

 

 

 

 

 

 

 

 

 関東支部 覆面(認定)インストラクター TOSHI

 

追伸1
つまりは結局、個別性、目の前の患者さん一人一人が大切な訳です。

個別性を考えるには多くの知識や経験が必要な場合もありますが、

IAIRのテクニックも大いに活用できます。

 

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