第三回IAIR学術大会10/28.29

筋緊張に悩まされていませんか

From:覆面インストラクター TOSHI

 

先日、職場の新人職員対象に、姿勢・動作分析研修を行いました。

 

先週のメルマガのエッセンスを入れながら、

姿勢のアライメントチェックをしたのですが、

 

やはり改めて行うと、ちゃんとやっているようで出来ていないんですね、

日々の積み重ね、集中して取り組むことの大切さ、難しさを感じました。

 

それでは

 

CVAコラム21回目

「筋緊張に悩まされていませんか」

をお送りします。

 

脳血管障害で必ず、直面する問題、

筋緊張のコントロール。

 

・上肢の巧緻性向上の訓練で、どうしても共同運動パターンが入り上手くいかない

・裸足で歩きたいけれど、下肢の痙性が高まり、つま先しか地面に接地できない

・歩行を開始したものの、上肢の痙性が高まり、机上の活動が制限されてしまった

 

あるある、と思っている方、非常に多いはずです。

 

なかなか思うようにコントロールできない悩ましい問題です。

 

ただ、そもそも「筋緊張」ってなんなのか、答えられることはできますか?

 

筋緊張の問題を解決する為にはまず筋緊張を知らなければなりません。

 

 

筋緊張とは

 

筋に発生している張力のことです。

 

まさに言葉のままですね、

もちろん、これで終わりではありません。

 

 

大事なことは「何が原因でその張力となっているか」です。

 

例えば、一番、イメージしやすいものは先ほど上げた痙性の話でしょうか。

 

この場合、筋緊張は亢進しますが、

亢進するメカニズムとして、

中枢神経系に障害が起こると伸張反射の抑制が外れ、

動的γ運動ニューロンの活動性が高まります。

 

その状態の継続によりα運動ニューロンの活動性が高まって、

痙性という筋緊張が亢進した状態を呈します

いわゆるジャックナイフ現象といわれ、

例えば患者さんの麻痺側上肢を動かすと開始時に強い抵抗がありますが、

途中から抵抗が減弱することがあります。

 

また、動作においてははさみ足歩行等、

初動時に急激な収縮となって現れる場合があります。

 

 

さて、同じ張力でも原因の異なるものがあります。

 

それは筋の萎縮です。

脳血管障害の後遺症では良く見かけますが、

片麻痺の障害では非麻痺側が過活動、麻痺側が低活動となりがちで

骨格の歪みがより強調されます。

 

骨格の歪みがあると骨に付着する筋肉の長さも変化し、

短縮位に固定された部分は

筋の体積を失わせ(筋萎縮)、筋原繊維の喪失(短縮)を引き起こします。

 

このような状態になると筋の張力が増加し、「筋緊張が高い」ということになります。

 

 

まとめです。

本日は筋緊張とはどういったものなのかを確認しました。

 

・広義の意味で筋緊張とは筋肉に発生している張力である

 

・CVAの患者さんにおいて、筋緊張が高い場合には、

中枢神経障害由来と二次的な廃用性由来のものがある

 

筋緊張について取り組む際はまずこのことを念頭に置かないと、

見当違いの治療をしていることもあるかもしれませんよ!?

 

このコラムでは脳血管障害について、

今までの経験や知識を交えながら書き、

あなたの臨床観を少し広げるお手伝いをできればと思います。

 

ありがとうございました。

福田俊樹シルエット

 

 

 

 

 

 

 

 関東支部 覆面(認定)インストラクター TOSHI

追伸1

再来週はこの由来の違いを踏まえながら、

筋緊張に対してのアプローチを考えていきます。

 

追伸2

筋緊張に関してもっと学び、

また実際に評価や治療を出来るようになりたい方はこちら

「脳卒中片麻痺に対する基盤的治療と評価」  

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