管理職養成12回コース

動作分析って苦手です。

From:覆面インストラクター TOSHI

明日から7月ですね。

年々暑くなっている気がしませんか?

 

実は気象庁によると、日本の平均気温は100年で1.14℃上昇しているらしく、

1990年台に入ってから、高温になる年が頻出しているそうです。

 

環境の変化は人の身体に影響します。

 

一つの学問にこだわらず、

幅広い視野で身体を見れるようになりたいですね。

 

それでは

CVAコラム20回目~リクエスト企画~

「神経生理学に基づく姿勢・動作分析①」

をお送りします。

 

セミナー会場にて歩行の分析の仕方を学びたいとの声がありましたので、

今後、数回に分けてお話しようと思います。

 

歩行動作を分析していく時に、動作を整理する為、

歩行周期というものがありますよね?

 

立脚初期、中期、後期、前遊脚期、、、

それぞれの期においての身体の使い方を診ていくのですが、

歩行周期に分けていく前に、

実は先に観察しておいた方が良いものが一つあります。

 

 

それは

立位姿勢です。

 

歩行動作において、構成する基本的な姿勢は立位ですよね?

立位姿勢の分析をしておくことで歩行分析の整理をし易くなります。

 

今日は姿勢について考えて見ましょう。

治療にて目指すべき姿勢とは何でしょうか?

 

姿勢をとっている時は様々な目的があるはずです。

 

例えば座位姿勢の場合、

・勉強をするため

・食事をするため

・トイレをするため

 

何らかの目的・活動があって姿勢をとっていますよね?

つまり活動し易い状態であることが、

目指すべき姿勢のとり方と考えてよいと思います。

 

 

ではもう一段階掘り下げます。

 

活動し易い姿勢とはどんな状態でしょうか?

 

神経生理学的に考えてみましょう。

姿勢を保つには勿論、筋肉の活動が必要です、

筋肉を活動させる為には中枢神経から指令を出して働かせる必要があります。

 

ここで大事なポイント!

 

中枢神経から筋肉に指令を出すのですが、大きく分けて2つのルート(伝導路)あります。

 

1.姿勢を保持する為の伝導路(腹内側系、非随意的)

2.動作を行う為の伝導路(背外側系、随意的)

 

姿勢を保つ為には1の伝導路をしっかり働かせないといけません。

1の働きが不十分であると、2の働きで補います。

 

すると、姿勢を保つ為に筋肉を余計に使っている分、動作に使う筋肉が減ってしまいます。

動作に使う筋肉が減るとその分活動は行いずらくなってしまうのです。

 

 

まとめます

・動作分析の前にはそれらを構成している姿勢分析をまず行う

・目指すべき姿勢、良い姿勢とは活動し易い状態を指す

・姿勢とる際と動作の際の神経システムは別である

 

 

これだけでは臨床ですぐに使えないので、一つポイントを紹介します。

 

「骨のアライメント」

 

非常に大事です。

矢状面、前額面の解剖学的指標は学校で習ったかと思います。

 

立位姿勢の場合

・耳垂-肩峰-大転子-膝窩-外果

・外後頭隆起-棘突起-殿裂-両膝関節の中心-両内果の中心

のラインがどうなっているか、確認してみて下さい。

 

この指標当たり前だよ、いつも見ているから大丈夫!

と思ったあなた。

 

何となくみていませんか?

 

骨のアライメントと姿勢をとる為の神経システムは密接な関係があります。

(これは次回で紹介します。)

 

また、骨のアライメントのチェックを様々な人のものを見て、

毎回その方の歩行動作等の動きとリンクして見てみる意識を持ってください。

 

徐々に骨のアライメントを見るだけで動く前から動作の特徴が徐々に掴めてくるでしょう。

動作分析能力の向上に繋がります。

 

これには近道はありません。早く始めた人から上達していきます。

明日から是非意識してみて下さい。

 

 

このコラムでは脳血管障害について、

今までの経験や知識を交えながら書き、

あなたの臨床観を少し広げるお手伝いをできればと思います。

 

ありがとうございました。

福田俊樹シルエット

 

 

 

 

 

 

 

 関東支部 覆面(認定)インストラクター TOSHI

追伸1

次回は姿勢についてチェックするポイントや

姿勢を保持する役割の伝導路(網様体脊髄路、前庭脊髄路等)

に影響する因子、賦活する方法について紹介します。

 

追伸2

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