第三回IAIR学術大会10/28.29

杖と歩行様式の関係性

From:覆面インストラクター TOSHI

 

6月に入りましたね。

徐々に東京もじめじめしつつ暑くなってきました。

 

冷房や冷たいもののとり過ぎ、

ついついやってしまいますよね、

 

体調管理に気をつけて乗り切っていきましょう!

 

それでは

 

CVAコラム18回目

「杖と歩行様式の関係性」

をお送りします。

 

 

脳血管障害では杖を使用する場合が多いです。

 

杖には様々なタイプが多くあります。

 

T字杖、四脚杖、ロフストランドクラッチ等

 

基本的には四脚杖のような支持基底面の広いものの方が安定性が高く

T字杖のような支持基底面の狭いものの方が安定性は低いです。

 

また、杖自体の重さは後者の方が軽く、取り回しはし易いですよね。

 

杖を選ぶ際にはこれらの事を意識して選定するのですが、

他にも選定基準として大切なことがあります。

 

それは歩行様式です。

 

3動作揃え型、3動作前型、2動作前型等、

杖と足の運ぶ型がありますよね?

この歩行様式の型は杖の種類によって大きく影響を受けます。

 

種類によって何が影響しているかというと、

「支え方」

です。

 

四脚杖の場合、床に四点接地しないとしっかり支持ができません、

なので真上から押し付けるようにしないと安定できないです。

 

T字杖の場合は床に一点接地すればよいので、真上でも、斜めでも、

ある程度角度がついていても支持することができます。

 

 

四脚杖で歩行した際(右片麻痺として)

 

3動作揃え型歩行の場合は

杖→右足→左足→杖 という流れの中で左足を出す時に杖と右足で支えることが出来るのですが、

 

3動作前型歩行の場合、

杖→右足→左足 の時に、左足は杖より前に出る為、

左遊脚後期ではほぼ右足のみでの支えとなります、

 

それを避ける為に、重心が後方に残り、

麻痺側振り出しの努力性を増長したり、

非麻痺側体幹部の固定を強める代償が起こる可能性もあります。

 

こんな風に書くと、全てT字杖のほうがよさそうですが、

実際はT字杖では支持できる量が少ない為、

麻痺側の膝折れや体幹の動揺が起こり歩行困難なケースもありますよね。

 

 

今回はT字杖と四脚杖で比較しましたが、

 

同じタイプの杖でも、

支柱の形状、支持基底面の広さ、グリップの太さ、杖自体の重さ、

様々な違いがあります。

 

これらの微細な違いが姿勢・動作に及ぼす影響は実は大きかったりもします。

 

患者さんの身体のみならず、

 

歩行補助具の細かな形状を一つとっても、

こだわって、患者さんに最適なものを選定していきたいですね!

 

 

このコラムでは脳血管障害について、

今までの経験や知識を交えながら書き、

あなたの臨床観を少し広げるお手伝いをできればと思います。

 

ありがとうございました。

福田俊樹シルエット

 

 

 

 

 

 

 

 関東支部 覆面(認定)インストラクター TOSHI

 

追伸1
今現状の機能で適切な物を選定するか、今後の歩行の予後に合わせて選定するか。
これもまた難しい所です。

 

追伸2

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