第三回IAIR学術大会10/28.29

続・男子諸君!体幹を鍛えていますか?(2)

From:IAIR関東支部認定インストラクター大塚久

 

 

先日、コア、コアと言いましたが、

皆さん前回の内容に間違いがあったのにお気づきですか?

(まだ読んでない方はコチラ:http://iairkanto.jp/core1/

 

 

コア=インナーマッスル

 

 

という、一般でよくある認識違いのまま、

お伝えしてしまいました。

 

確かにコアとは何かを

明確にしないままお伝えしてしまったのは

良くなかったです。

 

通りすがり さんに

以下のコメントをいただきました。

何をもって腸腰筋をコアの代表格と言ってる? 

コアユニットにそもそも入ってませんよその筋はw 頭いかれてますw

関連してるということなら正確な表現をしてください。

未来ある若き療法士達が勘違いしないようにちゃんと導いてあげてください。

ご指摘、もっともです。

 

コア=コアユニットとして捉えた方はとても違和感を感じ、

コア=インナーマッスルで捉えていた方はすんなり腸腰筋のくだりが

入ってしまいますね。

 

 

良い機会をいただきました。

折角ですので、

”コアユニット” と ”インナーマッスル”の違い

についてお伝えします。

 

・コアユニットとは

体幹の核(コア)を形成する部分のことであり、上部が 横隔膜、下部は骨盤底筋群、腹部の周囲を取り囲むように腹横筋と背面の多裂筋で構成されています。

なぜユニットと言われるのかというと、横隔膜・腹横筋・多裂筋・骨盤底筋群の4つが連動して働くためです。

 

対して

 

・インナーマッスルとは

文字通り深層に位置する筋肉で、肩関節のローテーターカフに代表される関節の安定性に寄与する筋肉のことです。股関節においては小殿筋や深層外旋筋などです。もちろんこれには腸腰筋(特に大腰筋)も含まれます。

 

そしてご指摘いただいた

腸腰筋とコアユニットの関連性ですが

腸腰筋の解剖学的に見てみると……

 

・大腰筋

起始:第1~第5腰椎横突起、第12胸椎~第5腰椎椎体および椎間板IMG_4520

停止:小転子

・腸骨筋

起始:腸骨窩(上2/3)、腸骨稜、仙腸・腸腰靭帯、仙骨上部外側面

停止:小転子

走行:鼠径靭帯の後方の筋裂孔を通り大腿内側面を下行する

作用:腰椎・仙骨の運動に作用

となっており、

剣状突起・第7~第12肋骨・第1~第3腰椎から起始する横隔膜、

鼠径靭帯・腸骨稜・胸腰筋膜・第7~第12肋骨から起始する腹横筋、

仙骨・腸骨稜・仙腸靭帯・第1~第5腰椎・第1~第12胸椎から起始する多裂筋群、

さらに骨盤底の筋裂孔を通り

コアユニットの中心を支えるように走行しています。

 

 

ですので前回紹介したように

腸腰筋を機能させることで

二次的にコアマッスルを機能させることができます。

 

 

簡単ではありますが

インナーマッスルとコアユニットの違い、

関連性について紹介しました。

 

さらに詳しい関連性については

今後のメルマガで配信していきます。

 

未来ある若き療法士達が勘違いしないようにちゃんと導いてあげてください

 

とリハビリ業界の今後のことを考え、ご指摘いただいた通りすがりさん

ありがとうございました。

 

今回ご指摘いただいたことで伝えることの難しさを改めて感じました。

そして曖昧な部分を指摘してくれる療法士仲間がいることに感謝ですね。

 

 

大塚がやらかしたような失敗を、未来ある若き療法士達にして欲しくない。

そのためにも大塚の失敗談を含め、今後もお伝えしていきますね。

 

明らかな間違いは気づいたら教えてくれると嬉しいです。

 

 

大塚久04
認定インストラクター 大塚久

 

 

追伸 1

あ、でも、頭いかれてるはさすがにちょっと傷つきました(笑)

 

追伸 2

二回にわたって登場した腸腰筋。

外来の患者さんで、短い時間しか治療出来ない方に

「全然違う!」と言われたテクニックをお伝えします。

http://irajapan.jp/fascia/

 

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ABOUTこの記事をかいた人

精神科にて13年勤務し、心身へのアプローチ法を習得、実践して来た。 IAIR顧問の仲村に師事。認定アドバンスインストラクターとなる。 2013年に独立し、精神科作業療法士に自信を取り戻してもらう事を目的に、齋藤の行ってきた作業療法の構成法や身体アプローチ法を伝える講習会活動を本格的に開始。年間のべ1000人以上の療法士に教鞭をふるう。 より科学的なエビデンスをアクティビティに取り入れるため、セロトニン研究の第一人者東邦大学名誉教授有田秀穂医師、脳と学習の世界的権威トニーブザン氏らに師事。精神科で行われている作業療法やレクリエーション、集団セッションの可能性が大きく広がる。