管理職養成12回コース

【リハ科経営100の事例】CASE:015 理想を押し付けるな?

From:IAIR-GM 齋藤 信

夢と理想と現実と

「あなたの夢、覚えてますか?」

 

最近思うんです。

僕の夢って、何だったのかな……って。

 

昔は、自分の本を出したい。

そう思い続けていたら、意外とあっさり本を出せて、書店に並び……

なんというか、すぐに叶うものって、夢とは違うな、と思いました。

そして、細々と作業療法塾を続け、臨床教育への啓発をしていると、数名から……

 

「齋藤さん、もう協会とか立ち上げた方がいいんじゃない(笑)」

と、冗談のように言われたものだから、

「あ、それもいいな」

と本気にしたバカが、仲村ケイという人に声をかけられ、

「これこそ、天の采配じゃん!」

とこれまた調子に乗ってたら、あっという間の4年。

 

集まった仲間と作り上げてきた国際統合リハビリテーション協会も、二代目に代替わりまでして、関東では、第5期生がベーシック検定を控えるまでに。

 

なんとも、不思議なものだなぁ~

いえね、夢ってなんだろうとか思って、過去を振り返ってみたら、その時々に最もアツくなれることをしてきたんだな、と。

ただ、これまで僕自身が自分とは何か?

と考えた時に、すぐ「器」と答えてもきた事も思い出しました。

最近は言ってませんでしたが、僕は注がれた水を受け止める皿だと当時は思ってました。

 

でも、最近はちょっと違います。

過去の考えは逆で、やはり僕は水なのではないか、と。

そして、器を変えつつ、自分という水が様々な色に染まりつつ、また染まらぬ部分も持ちつつ、関わる人に少しずつ影響を与えながら、生きているんだな、と。

 

そんな事を考えてしまいました。

 

毎度毎度、オチがあるのかないのかワケノワカラナイ話から始めちゃってますね。

いやぁ、面目無い。

 

いい加減、今日の相談に入りましょう!

100のリハ科があれば、100の解決策が必要。

リハ科経営100の事例検討会です。

いただいたアンケートのご回答やご相談をもとに事例化し、僕からの解決案を出し、ディスカッションまでしちゃいましょう。

 

目指せ100CASE!

今回はCASE:015です!

「グループ病院全体の理学療法士の上司より学生指導について、
 具体的な方針を説明せずに理想ばかりを押し付けられています。
 患者様に興味を持ち、臨床で働いていく楽しさを感じてもらえるような実習にしたいと考え、学生とは接しています」

(理学療法士 6年目 現場リーダー) 

 

 

ん、んんんんん?

僕は、何をお返事すればいいのかな?

せめて、その理想の部分を教えてほしかったな……

 

まあ、いいでしょう。

いただいた文面だけからお返事します。

まず、今実習指導で対応している接し方自体はとても良い事です。

ですので、それはそのまま続けるといいでしょう。

 

ですが、根本的な問題が解決しているわけではありません。

ここ何度も別な方の相談で出てきていますが、具体的な方針が上司より得られない組織のなんと多い事か。

 

まずは、具体的な指示をしてこない、あるはしない理由を上司に尋ねてみてはいかがでしょう?

そうすることで、少なくとも上司の意図することが見えてきます。

 

上司が押し付けてくる理想が……

  • 上司の考えなのか?
  • 上司もトップダウンで降りてくる言葉を咀嚼せずに伝えているだけなのか?
  • 上司には考えがなく、本などで読んだことをその時々で話しているだけなのか?
  • 上司の過去の体験をもとにした、目指したい方向なのか?
  • 組織全体の理念や行動指針を反映させた、あなたを含めたスタッフ全員が一丸となって目指し、実現させるものなのか?

が見えてくるでしょう。

 

理想を押し付けてくる……

僕は、そう感じてしまうなら、問題は2つあると思っています。

  1. その理想が組織全体の理想と合致していないか。
  2. そもそも他者の理想に沿うつもりがないか。

これです。

1は上司の問題。2はあなたの問題。

1なら、先の対応で、上司の意図と組織全体の理想と理念と行動指針に立ち返ることです。

2なら、その職場を辞めて、あなたの理想に合致する職場を探すことです。

 

まあ、1の場合がどんな時も多いですね。

おそらく今回の相談もそうでしょう。

 

理想は押し付けるものでもなければ、押し付けられるものでもありません。

なので、組織の方向性という軸を中心に、あなたと上司がお互いに歩み寄ることで、より明確な方針として、落とし込む事ができ、かつ他の療法士さんらも再現できるようになるでしょう。

なので、まずは上司と話をしてみてくださいね。

 

ということで、今回は「理想をおしつけるな?」というお話をしました。

上司と話すのが面倒とか言わないでくださいね。

組織に所属する以上、どんなに素晴らしい事をしていても、あなたは勝手な事をしているやつと思われているかもしれません。

お互いの誤解を解くのが一番の近道かもしれませんよ。

 

 

今回のケースをみて、あなたはどう感じましたか?

リハ科が100あれば、100通りの解決策が求められます。

100通りの解決策を出せば、あなたのリハ科と同じ悩みを抱える誰かのリハ科が救われます。

一緒に、解決策を考えてみませんか?

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IAIR グランドマネジャー 齋藤 信

追伸 1

冒頭に色々書いたのですが、夢って、一つの理想の形なんですよね。
一つ実現するたびに、次が見えてくる。
苦しいけど、人生がより楽しくなっていきます。

 

追伸 2

リハ科の方針がハッキリしない理由がわかりますか?
11月28日(土)東京開催。目標構築2016。
詳細動画 >>> http://saito-makoto.jp/goal2016/ 
申込 >>> https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=Uskbbk 

 

追伸 3

臨床現場の悩みに必ずお答えします。
新たなご相談はこちらから。
>>> https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=UkDpwsUIRnM

 

2016目標達成
 

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ABOUTこの記事をかいた人

精神科にて13年勤務し、心身へのアプローチ法を習得、実践して来た。
IAIR顧問の仲村に師事。認定アドバンスインストラクターとなる。
2013年に独立し、精神科作業療法士に自信を取り戻してもらう事を目的に、齋藤の行ってきた作業療法の構成法や身体アプローチ法を伝える講習会活動を本格的に開始。年間のべ1000人以上の療法士に教鞭をふるう。
より科学的なエビデンスをアクティビティに取り入れるため、セロトニン研究の第一人者東邦大学名誉教授有田秀穂医師、脳と学習の世界的権威トニーブザン氏らに師事。精神科で行われている作業療法やレクリエーション、集団セッションの可能性が大きく広がる。