【リハ科経営100の事例】CASE:002 サービス残業を奨励しています!

CASE 002

From:IAIR-GM 齋藤 信

CASE 002

みなさん、こんにちは。

IAIR-GM齋藤信です。

100のリハ科があれば、100の解決策が必要。

リハ科経営100の事例検討会です。

 

いただいたアンケートのご回答やご相談をもとに、

事例化し、僕からの解決案を出し、ディスカッションまでしちゃいましょう。

 

目指せ100CASE!

 

今回はCASE:002です!

なんの説明も受けていないのにまだやっていないの?
 と、言われることが多く、いつも残業手当も出ず
 2時間残務が当たり前として習慣化されている職場で疲弊しています

 

ということで、この相談を整理したのが掲載しているマインドマップです。

 

今回は質問内容がなかったので、齋藤からの質問があげられております。

 

悩みは、

  • 仕事説明がない。
  • 他者への配慮がない。
  • 残業手当がでない。
  • 2時間残務が当たり前。
  • 悪い職場習慣がある。
  • 自身が疲弊している。

 

齋藤からの質問は

  • この職場で働き続けたい気持ちは残っているか?
  • 組織を改善したいのか? してほしいのか?
  • この職場で働き続ける理由は何か?
  • なんの為に職場改善したいか?
  • 職場改善するにあたって、残務の内容、量、それぞれの手順などが知りたい。

などです。

 

まあ、ね……

 

先に一番シンプルな解決策を言えば「辞めてしまえ」です。

 

仕事内容を教える気もなく、サービス残業が毎日2時間って、組織として無いです。

 

ご相談いただいた先生はまだ1年目とのこと。
新人さんを迷わせ、不信感を抱かせる職場に未来はないです。

 

その職場で働き続ける理由がよっぽど明確でないのなら、
自分自身の貴重な時間を棒に振ることはありません。

休日は就職活動にあて、他の職場を見学に行く、学校の先輩や同級生と情報交換するなどしましょう。

 

正直、組織改善するにあたっても、かなりの労力を必要としそうな予感がするしね。

 

 

 

まだ1年目だし、仕事ってこんなものかもしれないし、経歴を汚したく無いし……ひとまず3年続けてから考えます。

 

って、待ちを選択するなら、その3年間という期間に付加価値を自分でつけましょう。

 

どういうこと?って思いました?

 

状況から見て、1年目で発言権は無し。

上司先輩同僚は仕事を教えるつもりが無い。

結果、サービス残業。

 

そんな中では3年の間、自分で仕事を組み立てることになります。

3年間全てを忍耐の時間にするのなら、自分流仕事術を記録していきましょう。

 

2年目、3年目にもなれば、後輩が現れてきます。

その後輩達に自分の行った効果的な仕事術を伝え、再現性の確認ができたら、辞めて別な職場にいきましょう。

 

新人で経歴に「A病院6ヶ月で自己都合により退社」と書くか、

3年目で「A病院自己都合により退社」とし、職務経歴書内に「3年間業務改善と効率化、マニュアル作成に並行して従事」と書くかの違いが出てきます。

 

また、別な付加価値をつけてもいいでしょう。

IAIRの認定講座を学び、他の上司先輩らよりも治療ができるようになる、ってのもアリです(笑)

 

 

 

話を戻しますか。

だから、僕からの質問に「なんの為に職場改善をするのか?」とあったワケです。

 

今回は、辞めなくともいいのですが「自分で仕事を作っていく」方向で話を進めます。

 

 

まず、職場の方達の裏の意図の有る無しは正直わかりません。

相談内容だけ見れば、自分で一杯一杯か、昭和の体育会系の発想かでしょうね。

旧い体質です。

 

なので、いかに自分に都合のいいように辞めるか!

あるいは、少しでも自分の負担を減らすか!

 

それを目指しましょう。

 

先に言っておきますが、自分の負担を減らそうと思ったら「教育」は必須ですよ。

教え無いで、自分の事だけ考えるやり方をしようとすれば、先輩達と同じになっちゃいますよ。

 

 

さあ、それをふまえて!

こういったサービス残業になっている職場でまずする事は「業務分析」です。

 

質問しますので、それら全部に答えてください。

  • 2時間のサービス残業の内容はなんですか?(全て書き出す)
  • 書き出した内容それぞれにかかった時間はどのくらいですか?
  • 書き出した内容は、毎日ですか? 特定の日だけですか? 突発事項ですか?
  • カラーマーカー、あるいは色付箋を準備し、「毎日」「特定日」「突発事項」「その他」の四分類してください。

 

ここまでやれば、現状把握がより正確に行えたのではないでしょうか?

 

ここからは、把握した情報をどう使うかを考えます。

「毎日」同じ業務をしているのなら、業務内容、手順、実行方法、1日の時間配分を考えましょう。

「特定日」に特定の条件下で発生する業務なら、そのためにあらかじめ時間を確保できるか考えましょう。

「突発事項」だらけになっているなら、しのごの言わず全部の業務内容、手順、実行方法を見直しましょう。実は突発事項ではなく、マニュアルがなく路頭に迷うだけだったり、個々人がバラバラな行動を取っているためであることがほとんどです。

「その他」のように分類できないものが多いなら、ヒヤリハットを書いて新たな事例として全員共有事項にしましょう。

 

まずはここまで。

これらを行なっていくことで、情報が整理され、少なくともサービス残業時間を減らしていくことができます。

 

 

とは言ってもね。

最も根本的な課題として「仕事は受け身ではなく自ら聞いていく」もしましょうね。

本当に何の余分な感情もなく、

「聞いてこないからわかっていると思っていて教えなかった」

だけの先輩もいますから。

感情的に反応しているのがアナタだけ、という事だってあります。

何を言われても、まず質問してみる。

その勇気をちょこっとだけ発揮してみましょう。

 

 

さあ、ということで、今回は「サービス残業を奨励職場」と勝手に銘打って回答しました。

今回のケースをみて、あなたはどう感じましたか?

リハ科が100あれば、100通りの解決策が求められます。

100通りの解決策を出せば、あなたのリハ科と同じ悩みを抱える誰かのリハ科が救われます。

一緒に、解決策を考えてみませんか?

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IAIR グランドマネジャー 齋藤 信

追伸 1

現在、15件程ご相談いただいております。

回答記事のペースが出来てきたら、あっという間に回答が終わっちゃいます。

皆さんの職場の不思議、悩みをご相談ください。

第三者の目で回答いたします。

>>> https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=UkDpwsUIRnM 

 

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マインドマップは9月から!残席3です。

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CASE 002

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ABOUTこの記事をかいた人

精神科にて13年勤務し、心身へのアプローチ法を習得、実践して来た。 IAIR顧問の仲村に師事。認定アドバンスインストラクターとなる。 2013年に独立し、精神科作業療法士に自信を取り戻してもらう事を目的に、齋藤の行ってきた作業療法の構成法や身体アプローチ法を伝える講習会活動を本格的に開始。年間のべ1000人以上の療法士に教鞭をふるう。 より科学的なエビデンスをアクティビティに取り入れるため、セロトニン研究の第一人者東邦大学名誉教授有田秀穂医師、脳と学習の世界的権威トニーブザン氏らに師事。精神科で行われている作業療法やレクリエーション、集団セッションの可能性が大きく広がる。