管理職養成12回コース

殿部痛に対して腰椎へのセルフexの考察

From:

IAIR関東認定インストラクター 藤田智史

皆さんこんにちは。

関東支部の藤田智史です。

 

前回は、THA後に殿部痛が生じている方へのセルフexによって、
疼痛の消失が図れたcaseをご紹介しました。

http://iairkanto.jp/case-hipjoint001/

THAは術後成績がかなり良好ですので、傷口以外は痛くないですとういう方も
多いですが、関節以外に問題がある場合は何かしらの症状をまだ訴える方が
いらっしゃるよう感じます。

 

 

どのようなことが、症状改善につながったのか考えていきたいと思います。

殿部は

(画像:Visible Body Muscle Premiumより)

臀皮神経などが知覚しています。

(お手持ちの解剖学所で確認を!ネッターやプロメテウスには神経別の知覚領域が
記載されているページがあったかと思います)

今回のケースでは、タオルを使って腰椎を伸展にすることで
腰椎へのストレスを軽減した点が考えられ、そのことによって神経系への
圧迫が軽減したとも考えられます。

(前回記載していませんでしたが、この方は円背もある状態でした。)

 

また、座位で骨盤腰椎前傾できない状態であり、

腰背部や殿部の筋が常に伸張位であったとも考えられます。

 

背面の筋群が常に伸長位であり、姿勢制御や動作にて
その状態で常に活動し続けなければならないことになります。

筋の長さー張力曲線というものはみなさんご存知かと思います。
筋肉は伸長されていても、短縮していても出力発揮はしにくい状態です。

また、その状態で活動してしまうと、それが普通の動きだと脳も学習してしまう
恐れがあります。

 

いったん、タオルを使ってニュートラルに近い状態にリセットすることで
余計な緊張なども改善してきたのではないかと考えます。

さらに、タオルを用いて伸展位を作っているため、背筋群に余計な力を入れずに
行えたことも重要な要因であったのではないかと考えます。

 

椎間板の影響なども考えられ、これが改善の決め手

と1つに絞るのは難しいですが、複数の要因が合わさっているかと思われます。

 

(椎間板は、夜間睡眠によって、しみ出た水分が髄核に戻ってくるためその周囲を
圧迫することも考えられます。腰椎伸展位になることで前方に押し出されるため、
後方への負担が少なくなるということも考えらえます)

 

THAだけでなく、股関節にはあまり問題はないはずなのに痛みや違和感がある。

といった場合も、腰椎や骨盤の影響を考えてみるのも切り口の1つかもしれませんね。

 

お読みいただきありがとうございました!

追伸1
今回のタオルを使った伸展の方法。
これは腰痛セミナーであるILPTの中の内容を個人的に活用したものになっています。

https://iairjapan.jp/backpain

 

 ご指摘や要望ありましたら遠慮なく送ってください。

satoshi_fujita☆iairkanto.jp  ☆を@に変えてください。

参考、引用文献・画像
1)Visible Body Muscle Premium

 

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追伸2

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