管理職養成12回コース

予想の外を試される【四十の手習い⁉︎◯◯に学ぶ臨床教育】(06)

四十の手習い

From:IAIR副会長 齋藤 信

人は過去の情報を未来に補正しながらいきています。
そう、人の視覚と行動の間にも0.5秒のタイムラグがあります。
これば僕が「イメージフィードバックセラピー」のなかで話した通り。

人は常に予想した情報を脳で見ている。
それを試されたのが、
・シミュレーター
・急制動
この二つです。
今回はシミュレーターでの体験をお話ししましょう。

◆ シミュレーターは結構意地悪

自動車などの免許取得教習を受けていると、途中でシミュレーターという擬似走行訓練をします。
ゲームセンターの劣化版のようなもので、画面の視界も悪く、操作性も最悪。
一番の問題は、画面を見ながら走行するのと、実車で走行するのとでは、視界が全く違うこと。
なんと、画面に映っていないところから人や自転車、バイクが飛び出してくるんです。
何度事故ったことか……
「ガシャーン!」って音が結構心臓に悪い。

 

◆ 予想の隙間を突く!

でも、意地悪なのかといえばそうじゃない。
先に言ったように、今あなたが見ている世界の全ては、1秒過去の世界を脳内で補正して今をいきています。
人の脳は予測の中で生きている、この事実は脳科学やイメージトレーニングを活用している方には周知の事実。
そう、シミュレーターはその人の予想の隙間を突いてくるんです。
本当に凄い。
これって、何か臨床教育にもつながってこないかな??

 

◆ 予測させればいいじゃない!

予測の隙間を突くなら、感染予防やリスク回避のロールプレイがいいのかな?
僕は精神科で働いていたこともあり、患者さんが離院するルートを予測するとか、どんな配置ならリハ室内の全てに目が届くかなどなど……
想定可能なことは時間をかけてチェックしてました。
さて、学生さん、新人さんは体験が少ない。
だったら予想できるようにロールプレイを重ね、そのロールプレイについて検証しあう。
まさに認知行動の学習パターンが活きてきますね。

と、いうことで、今日はここまで。

次回は急制動で学んでことをお話ししますね。

副会長齋藤信
IAIR 副会長 齋藤 信

追伸

イメージフィードバックセラピー……どんなものか興味がありますか?
イメージとイマジネーションの活用法……IAIRのA-class以上だと特に腑に落ちる内容です。
>>> http://otjyuku.net/lft_el

 

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ABOUTこの記事をかいた人

精神科にて13年勤務し、心身へのアプローチ法を習得、実践して来た。 IAIR顧問の仲村に師事。認定アドバンスインストラクターとなる。 2013年に独立し、精神科作業療法士に自信を取り戻してもらう事を目的に、齋藤の行ってきた作業療法の構成法や身体アプローチ法を伝える講習会活動を本格的に開始。年間のべ1000人以上の療法士に教鞭をふるう。 より科学的なエビデンスをアクティビティに取り入れるため、セロトニン研究の第一人者東邦大学名誉教授有田秀穂医師、脳と学習の世界的権威トニーブザン氏らに師事。精神科で行われている作業療法やレクリエーション、集団セッションの可能性が大きく広がる。