第三回IAIR学術大会10/28.29

議論に勝って嬉しいか?

FROM:IIRA関東支部代表 齋藤 信

 

僕は作業療法学生時代、

『医者と対等に渡り合えなきゃダメだよ』

と教えられた記憶がある。

 

 

他の皆さんはどうだろう?

同じように教えられた経験があるだろうか?

 

 

……と言っても、もう僕の時代とは違うのかな?

 

 

昔に比べると、議論を持ちかけてくる人が少なくなった。

 

 

今はもっぱら妻との『仕事に対する姿勢』で議論になっている。

面白くも、イライラもしてみたり。

 

 

おっと、プライベートな話はさておいて……

 

 

療法士同士だと自分の治療観について

語り合うことがあるのかな?

 

 

ちょっと前まで……それこそ作業療法塾を始めた2005年頃は、

かなりコテンパンにされてきた。

 

 

最後に上から目線のセリフで勝ち逃げされるので、

数日間イライラして、ムカムカが治まらなかったものだ。

 

 

でも、今思えば、なんて視点が低かったんだろうと思う。

 

 

ある意味、偏見を持って相手の話をきいていたと反省。

 

自分の考えが正しいと独善的になっており、

その議論の場で論破できなければ、

自分の考えをこの先伝えて行けない。

 

勝てなきゃ、OT塾やめる!

 

 

そんな事を本気で思っていた。

 

 

でも……。

別にその議論の場で自分の力で論破できなかったからといって、

自分の考えが全面的に間違っているわけでもなければ、

同じ考えの人が意見を変えてしまうワケではなかった。

 

 

僕のエピソードで言えば、

2005年当時、作業療法学生虎の巻を電子書籍で販売していたが、

形の無いものにお金を払わせるお前は詐欺師だ、

と言われてきた。

 

しかし、2012年になって電子出版ブームとなり、

2014年になったら電子書籍は常識の一つになった。

 

 

当時、この話題で僕を論破した人は、

今も電子書籍が嫌い!

KindleやiPad、スマホでPDFデータなんて一切見ません!

って言っててほしいものだ。

 

おっと、底意地の悪さが出てしまった。

反省、反省。

 

 

まあ、その人はその時代の情報における常識で話をしたのであって、

良い悪いで言ったら、当時は良かったということだ。

 

逆に時代が変わったからといって、

過去の僕の行いは間違っていなかった!

時代の先読みができていた!

 

と一時喜んでみたものの、

その当時の最新情報だったというだけで、

真偽は後の時代の評価者が決める事。

 

 

なので、これまた良い悪いではない。

 

 

そして何より、

勝った負けたで一喜一憂する人って、

ドーパミン的な仕事スタイルになっているのでは?

 

 

喫煙する人だったり、ギャンブル好きだったり。

 

 

しかも、誰かにいい評価をされてないと気が済まないし、

自分が話題の中心にいないと気が済まない。

 

で、それが奪われたり、満たされないと、

社会的不適応行動……パワハラしたり、イジメをしたり。

最後にバーンアウト。

 

 

燃え尽き症候群になっていくことがある。

 

 

困ったもんだ。

 

 

なんというか、勝ち負けではない。

そのことを改めて考えさせられる。

 

 

・議論はあくまでお互いの視点を確認しあうこと。

・互いに理解、共感する為の一つのプロセス。

・勝ち負けを考えると心が疲弊する。

 

 

あなたはどう思う?

 

関東代表齋藤信03サムネイル

IIRA関東支部代表 齋藤 信 

 

追伸 1

マインドマップ会議術の報告をしている。

これもまた、お互いの理解が大切だ。

http://iirakanto.jp/?p=196

 

 

 

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

精神科にて13年勤務し、心身へのアプローチ法を習得、実践して来た。 IAIR顧問の仲村に師事。認定アドバンスインストラクターとなる。 2013年に独立し、精神科作業療法士に自信を取り戻してもらう事を目的に、齋藤の行ってきた作業療法の構成法や身体アプローチ法を伝える講習会活動を本格的に開始。年間のべ1000人以上の療法士に教鞭をふるう。 より科学的なエビデンスをアクティビティに取り入れるため、セロトニン研究の第一人者東邦大学名誉教授有田秀穂医師、脳と学習の世界的権威トニーブザン氏らに師事。精神科で行われている作業療法やレクリエーション、集団セッションの可能性が大きく広がる。