第三回IAIR学術大会10/28.29

宝の持ち腐れ

From:IAIR-GM 齋藤 信

 

あなたの周りに、人材や知識は眠っていませんか?

 

情報共有というのも、療法士の多くは、

自分の中にある知識が周囲の人達に

価値のあるものだと気づいていないんです。

 

 

こんなエピソードがあります。

 

一人職場で働いていた彼は、

他に療法士がいないため、試行錯誤の連続。

それこそ、学会に出る暇もなく、患者さんに向き合う毎日を

過ごしていました。

数年してようやく後輩が入り、色々手伝ってくれるものの

何か物足りない。

「ずっと一人でやってきたから、最新技術とか分からないしな……」

と、後輩に遠慮していましたが、

ある日後輩から技術指導をお願いされて驚きました。

「いや、俺のやってることは普通の事だから教える事はないよ」

「普通じゃないっすよ! それが出来る人をオレ、見た事無いっすよ!」

彼の技術は、いつの間にか一般の療法士から群を抜いて

飛び出るものになっていたのです。

 

こののち、彼は成功したわけではありません。

彼は、あくまで自分は普通で平凡で、

時代遅れな井の中の蛙と言い張り、

自己主張するでもなく、ひっそりと療法士を続けています。

 

 

このエピソードから、実は様々な事が学べるのですが、

今回は宝の持ち腐れというタイトル通り、

価値があるのに、眠らせていてはもったいない

というお話。

 

 

療法士は、国家資格を持っているのに、

何故か自信が無い人達の集まりです。

 

 

資格を取ってすぐ、

国家資格を有する人が大多数の組織に

入るためだと僕は考えてます。

 

国家資格を持っていて、

専門知識を持っているのが当たり前だと

思い込んでいるんですね。

 

 

でも、事実はちょっと違います。

 

 

実際には、全てを網羅しているスペシャルな知識や

能力を持つ人なんていません。

 

 

特に、現在の医療業界では、

機能分化され、専門分野が明確に分かれています。

 

そのため、ある特定の分野には長けているが、

他の分野はからっきし、というのはよくある事なんです。

 

 

事実、それが弊害になっており、

リハ科や訪問に配属された看護師が、

実は筋骨格系の解剖がさっぱり分かっていないとか、

目的が一緒なのに、自分のテクニックが有効だと言って

譲らない療法士とか、

メンタリティの機微には敏感だが

歩行介助が下手なOTとか……

 

 

困った事になっているんです。

 

 

ですが、そこで先のエピソードの彼のように、

知識を持っている人材が、

もっと表に出て、同じ悩みを持った事がある人に伝えていくことで、

知識が更新され、知っている知識から、使っている知識にチェンジできるんです。

 

 

ドラッカーも、

「知識が知識であり続けるためには進歩していかなければならない」

と言っています。

 

 

眠らせたまま、知識の更新をしないでいれば、

知識が知識ではなく、知っているだけの使えない情報

成り下がってしまいます。

 

 

あなたがリーダーや管理職なら、

もっと、知識を持っている人材を活用していきたいものですね。

 

 

関東代表齋藤信03
IAIR グランドマネジャー 齋藤 信

 

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ABOUTこの記事をかいた人

精神科にて13年勤務し、心身へのアプローチ法を習得、実践して来た。 IAIR顧問の仲村に師事。認定アドバンスインストラクターとなる。 2013年に独立し、精神科作業療法士に自信を取り戻してもらう事を目的に、齋藤の行ってきた作業療法の構成法や身体アプローチ法を伝える講習会活動を本格的に開始。年間のべ1000人以上の療法士に教鞭をふるう。 より科学的なエビデンスをアクティビティに取り入れるため、セロトニン研究の第一人者東邦大学名誉教授有田秀穂医師、脳と学習の世界的権威トニーブザン氏らに師事。精神科で行われている作業療法やレクリエーション、集団セッションの可能性が大きく広がる。