管理職養成12回コース

大きなお世話

ティッシュ帽子FROM:IAIR-GM 齋藤 信

 

あなたは、患者さんによかれと思ってしたことが、

相手にとって大きなお世話になったことはありませんか?

 

 

それに近い事件は、

ウチのイントラもやらかしてました。

http://iairkanto.jp/?p=565

患者さんが要求するものと、自分が提供するものに、

ズレが出てしまったエピソードでしたね。

 

 

実はこんな事件、

現場ではよくあることなんです。

 

 

しかも、それに療法士が気づいていない場合がほとんどです。

何せ、療法士は《善意》で行っているんですから。

 

患者さんもわかってます。

「《先生》が《よかれと思って》やってくれている」

ってね。

 

だから患者さんも、自分から言い出さないし、

療法士は気づかないんです。

 

 

さて、ここでドラッカー流の考え方のコツを入れてみましょう。

《「いいものかどうか」を決めるのは顧客である》

 

良くも悪くも、療法士は専門家です。

 

 

そして、専門知識に長け、その専門技術を提供することが、

患者さんのニーズを満たすことだと思い込んでいます。

 

 

半分当たりで、半分外れですね。

今の世の中、「いいもの」が売れない時代になっています。

 

 

iPhoneがいい例ですね。

使い勝手や、機能面でいえば、

Androidなど他社製品の方が遥かにハイスペックです。

 

でも、新作iPhoneが出るたびに、

行列ができ、ニュースになるほど大盛況。

 

結局、多少の不便や理不尽よりも、

iPhoneを持ちたい、他の人と違う、格好よければいい、

という《欲求》が勝ってしまうんですね。

 

 

では、ここで医療や福祉の言葉に置き換えましょう。

  • ・デザイア(欲求)
  • ・ニーズ(必要)
  • ・デマンド(要求)

といった言葉があります。

 

もう少し詳しくすると、

  • ・デザイア(患者の願いや期待のこと)
  • ・ニーズ (患者に対し医学的視点で客観的に必要性のあるもの) 
  • ・デマンド (患者の主観的要求・要望のこと) 

です。

 

 

こう考えると、今あなたやあなたの部下同僚が行っているリハビリって、

どこに当てはまりますか?

 

《ニーズを満たせ!》

 

という、半分しか当たっていない指示を鵜呑みにして、

自分に都合良く《ニーズ》にスポットをあてていませんか?

 

少しでいいんです。

考えてみてくださいね。

 

 

関東代表齋藤信03
IAIR グランドマネジャー 齋藤 信

 

 

追伸 1

先日開催した『脳と学習のメカニズム』のセミナー報告は

ご覧になってくれましたか?

http://iairkanto.jp/?p=600

参加したOTさん達の熱い想いを見てください。

 

 

追伸 2

関係ないですが、最近岡本真夜さんの「TOMORROW」を聴いちゃいます。

http://youtu.be/90RTRTjmU_g
追伸 3

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ABOUTこの記事をかいた人

精神科にて13年勤務し、心身へのアプローチ法を習得、実践して来た。 IAIR顧問の仲村に師事。認定アドバンスインストラクターとなる。 2013年に独立し、精神科作業療法士に自信を取り戻してもらう事を目的に、齋藤の行ってきた作業療法の構成法や身体アプローチ法を伝える講習会活動を本格的に開始。年間のべ1000人以上の療法士に教鞭をふるう。 より科学的なエビデンスをアクティビティに取り入れるため、セロトニン研究の第一人者東邦大学名誉教授有田秀穂医師、脳と学習の世界的権威トニーブザン氏らに師事。精神科で行われている作業療法やレクリエーション、集団セッションの可能性が大きく広がる。