第三回IAIR学術大会10/28.29

具体化って難しい?

FROM:IIRA関東支部代表 齋藤 信

 

 

ここ最近、僕は以前のマネジメントセミナーに参加してくれた方や、

最近のマインドマップ仕事術講座、2013年の夢を諦めない目標設定講座に

参加してくれた皆さんから、10月~12月に開催しようとしている

あるマネジメントコンテンツについての意見を聞いている。

 

 

供はそのなかでも、

非常に参考になるご意見をいただいたので、

皆さんにもシェアしたいと思う。

 

 

実は2013年の目標設定セミナーは、

評価が二極化された。

 

 

《自分の漠然としていた夢が顕在化された》

《本質なのだろうが、抽象的で理想だけで実践的じゃない》

 

 

そう、この二つなのだ。

 

 

事実、目標設定セミナー時に行ったのは、

未来思考で考える事と、自分が救いたくて自分だから救える人を

顕在化することにスポットをあてた。

 

 

そのため、実際の臨床現場への落とし込みは、

受講生それぞれに任せる形となった。

 

 

なので、受講中は上がっていたモチベーション、

生み出されたアイデア、現状改善のステップ、

良いアイデアも普通のアイデアも、

実行に移せる人と、そうではない人に

二分されてしまった。

 

 

だが、それは個人のせいではない。

 

 

モチベーションが維持できない人が悪いとか、

アイデアを実行できない奴が悪いという話をしたいのではない。

 

 

そもそも、アイデアはイメージの段階であって、

それを具体的に行動する為のステップを作る作業がなければ、

実行レベルに落とす事ができないのだ。

 

 

やはり、抽象的なアイデアや、改善案では

実行しにくいのだ。

 

 

もし、あなたが管理職なら、経験があるのではないだろうか?

 

 

『おお! これはイイアイデアだ!

早速明日みんなに話して、進めていこう!』

 

 

翌日部下の反応は……

 

 

『……』

 

 

思っていたより反応が鈍く、ぽかーんとしていた、

なんてことはなかっただろうか?

 

 

そう、これを部下のせいにしてはいけない。

 

 

脳科学の研究からも、

脳は全体性を好み、足りない部分を補おうとするが、

大枠だけで、具体的な内容がないと行動できない。

と言われている。

 

 

部下に行動を起こしてもらう確率をあげる為には、

より具体的で、それだけ見れば確実に実行できる

レベルの内容まで落とし込まなければならない。

 

 

 

繰り返すが、

行動できない人をバカにして言っているのではない。

 

 

 

あなただって、親から『勉強しなさい!』

と言われて、やる気を起こさなかった経験があるのでは?

 

 

『今日は算数の計算を20問解いたら遊びに行っていいわよ』

『漢字の書き取りを100回したらゲームしていいよ』

『9時までに夏休みの宿題を5ページを終わらせたら今日はプールに行こうね』

 

 

そう言われたら、

 

・具体的にすること

・した後の報酬

 

がハッキリしているので、行動に移す確率が上がったはずだ。

 

 

仕事だったら、

 

『業務時間の無駄を省いて患者満足をあげるためにアイデアを出し合おう』

 

よりも、

 

『5分のミニカンファレンスを毎日するために、掃除時間と準備時間をそれぞれ2~3分間削減する方法を考えよう』

 

の方が具体化されている。

 

 

コツは、

 

・具体的な目的と目標

・達成されると得られるもの

・その為の手段

・手段を実行するためのプロセス

 

を伝えることだ。

 

 

とはいえ……

具体的に考えることは、

意外と難しいし、慣れが必要だ。

 

 

今回意見を伺っている講義内容も、

まだまだ改善の余地がある。

 

 

少し時間をかけてでも、

実行に移せる内容に仕上げていきたい。

 

 

 

関東代表齋藤信03サムネイル

IIRA関東支部代表 齋藤 信 

 

 

 

追伸 1

今回は僕の思考が多くなってしまった。

僕自身も考えを具体化、見える化しているところだ。

 

 

追伸 2

見える化ツールを動画で紹介しているページがある。

管理職向けだが、興味があれば一度みてほしい。

http://otjyuku.net/immt/?page_id=70

 

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

精神科にて13年勤務し、心身へのアプローチ法を習得、実践して来た。 IAIR顧問の仲村に師事。認定アドバンスインストラクターとなる。 2013年に独立し、精神科作業療法士に自信を取り戻してもらう事を目的に、齋藤の行ってきた作業療法の構成法や身体アプローチ法を伝える講習会活動を本格的に開始。年間のべ1000人以上の療法士に教鞭をふるう。 より科学的なエビデンスをアクティビティに取り入れるため、セロトニン研究の第一人者東邦大学名誉教授有田秀穂医師、脳と学習の世界的権威トニーブザン氏らに師事。精神科で行われている作業療法やレクリエーション、集団セッションの可能性が大きく広がる。