第三回IAIR学術大会10/28.29

個人主義の弊害

From:IAIR-GM 齋藤 信

 

療法士って、個人主義の方が多いようですね。

それが専門職、と言ってしまえばおしまいなのですが……

 

この事態は病院や施設の経営者にとって、

また上司管理職にとって大きな問題です。

 

その最たるものが、治療技術の非伝承。

 

確かに、確かに個人的に学んできた事や、

努力して習得してきたものである事実は

忘れてはいけません。

 

敬意を持つべきことです。

 

ともすると、非伝承の本当の原因は

敬意がなく、教えてもらえて当然と

勘違いしている後輩に、腹を立てて

いるのかもしれませんね。

 

 

ですが、それはまた次回お話しししましょう。

 

 

今回は、教えない人に注目します。

 

先の原因以外、

他にどんな理由があるのか?

  •  ・他の人に対して優越感
  •  ・自己満足のため
  •  ・自分が評価を得たい

本当に個人的で、

少し嫌な気分になるかもしれませんね。

 

ですが、これって当然の欲求です。

 

人には8つの欲求が生物学的にプログラムされていると言われています。

 

そのなかの、

  • 5:快適に暮らしたい。
  • 6:他人に勝り、世の中に遅れを取りたくない。
  • 8:社会的に認められたい。

三つを内包した反応なのですから。

 

 

例えば、

  • 教えないことで、個人評価が上がり居場所ができる。(5、8)
  • 教えないことで、居場所に安住できる。(5)
  • 後輩からの突き上げを回避し、圧力をかける。(5、6)
  • 個人の特技があれば組織が自分を手放さない。(5、8)

といった反応です。

 

 

僕自身は心当たりがあるのですが、

あなたはどうですか?

 

 

とはいえ、

生物としての当然の欲求とわかっていますが、

大きな勘違い、認識の誤りとも言えます。

 

 

組織のなかで本当に認められるべきは、

いかに人を育てられたか、です。Family with homework.

 

 

組織という生き物を進化させるために、

その重要な細胞一つ一つである、

あなたやあなたの部下、同僚を、

どれだけ成長させることができたか

本当に評価されるべきことです。

 

 

個人主義でまとまりのないリハ科

で悩んでいる管理職の方から、

よく相談があります。

 

原因のほとんどは、

管理職の方が、個人主義で、

自分自身が評価されることに

固執していること。

 

そして、それが部下にバレていて、

部下も自然と自己防衛的に

個人主義になっていることです。

 

 

部下に個人主義どうこうと言う前に、

あなた自身が部下の成長を本気で

願ってみてはどうでしょうか?

 

 

関東代表齋藤信03
IAIR グランドマネジャー 齋藤 信

 

 

追伸 1

この話をすると、管理職の人は結構ヒキます(笑)

そして、80%の人が改善しようとしません

(5)の欲求に囚われてますね。

 

追伸 2

目考!リハ科経営塾では、その名の通り、

目的を重視した経営スタイルを提案していきます。

 

追伸 3

今回は参加人数が少ないので、小さな会場で行います。

ですので、どちらもあと2名が限界かな。

◆ 目的志向を身につける

12月7日(日)2015年の目標&アクションプラン作成セミナー

 >>> http://iairkanto.jp/?p=1113

◆ 学ぶためのツールを手に入れる

12月6日(土)療法士の為のマインドマップ速読術

 >>> http://iairkanto.jp/?p=888

 

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

精神科にて13年勤務し、心身へのアプローチ法を習得、実践して来た。 IAIR顧問の仲村に師事。認定アドバンスインストラクターとなる。 2013年に独立し、精神科作業療法士に自信を取り戻してもらう事を目的に、齋藤の行ってきた作業療法の構成法や身体アプローチ法を伝える講習会活動を本格的に開始。年間のべ1000人以上の療法士に教鞭をふるう。 より科学的なエビデンスをアクティビティに取り入れるため、セロトニン研究の第一人者東邦大学名誉教授有田秀穂医師、脳と学習の世界的権威トニーブザン氏らに師事。精神科で行われている作業療法やレクリエーション、集団セッションの可能性が大きく広がる。