第三回IAIR学術大会10/28.29

仕事ばかり増えて給料が増えないの罠

From:IAIR-GM 齋藤 信

 

 

049ここ数回、リハビリ業務のコンサルティングをしていると、

数名の方が全く同じ悩みを抱えていました。

 

 

部下に責任を持ってもいたいが、

「仕事ばかり増えて給料が増えない」

と不満を言われそうで、

働きかけが出来ないのだそうです。

 

 

なるほどと思いましたね。

というのも、見事に管理職が陥る罠にハマっているからです。

 

 

人は表向きに給料が増えないのに仕事が増えると不満をこぼしていますが、

実際には、給料よりも仕事に対するやり甲斐を期待しているんです。

 

 

ちょっと面白い数字があります。

NHK放送文化研究所「日本人の意識調査」より、

理想の仕事について行ったアンケート結果は……

 1:仲間と楽しく働ける仕事(41%)

 2:専門知識や特技が活かせる仕事(32%)

 3:健康を損なう心配がない仕事(31%)

 4:失業の心配がない仕事(29%)

 5:高い収入が得られる仕事(22%)

*複数回答より1番目と2番目の回答みの集計

 

 

この数字から、あなたは何を考えましたか?

 

 

 

僕は、やり甲斐と給料のバランスを考えました。

この回答は、非常に日本人らしい結果だと思いませんか?

 

 

というのも、

「やり甲斐があって、給料も高ければいいな」

「お金は欲しいけど、やり甲斐が欲しい」

といった、恥の文化、控えめで周囲に合わせる姿が見えてきます。

 

 

先に僕は、《給料よりもやり甲斐》と断言しました。

というのも、これは実際に高額な給料を支払っていた

リハ科で実際にあったことからの経験談なんです。

 

 

そこは、バブル期の賃金を長く引きずっており、

他のリハビリ科を持つ病院よりも、8~10万程、

手取りが多かったんです。

 

 

ですが、そのリハ科は、

療法士の入れ替わりが激しかったんです。

その理由は、やり甲斐が得られない。

 

 

お財布は温まっても、

心が満たされない職場だったんです。

 

 

そこを辞めていく療法士は、

明らかに手取額が減って、仕事が大変になっても、

やり甲斐のある職場に移っていったんです。

 

 

数字と経験、そして日本人が潜在的に期待している、

認められたいという隠れた気持ち。

 

この3つを考えたとき、

僕は、《給料よりも仕事に対するやり甲斐を期待している》

にいきつきました。

 

 

何より、ドラッカーも……

「自らのうるべき所を知ることによって、普通の人、単に有能なだけの働き者が、

 卓越した仕事をこなすようになる」(『明日を支配するもの』より)

と言っています。

 

 

人は、自分自身の存在意義や、最も能力を発揮できるところで

働けているかどうかで、行動が変わります。

 

 

やり甲斐を持てた人は、

仕事に対してより関心を持つようになります。

 

関心を持てば、自然と仕事に対する姿勢が変わります。

 

真の責任は、仕事に対してやり甲斐を感じた時、

初めて生まれてきます。

 

 

最初に責任を持たせるのではなく、

まずはやり甲斐のある職場を作ってみてはどうでしょう?

 

 

関東代表齋藤信03
IAIR グランドマネジャー 齋藤 信

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

精神科にて13年勤務し、心身へのアプローチ法を習得、実践して来た。 IAIR顧問の仲村に師事。認定アドバンスインストラクターとなる。 2013年に独立し、精神科作業療法士に自信を取り戻してもらう事を目的に、齋藤の行ってきた作業療法の構成法や身体アプローチ法を伝える講習会活動を本格的に開始。年間のべ1000人以上の療法士に教鞭をふるう。 より科学的なエビデンスをアクティビティに取り入れるため、セロトニン研究の第一人者東邦大学名誉教授有田秀穂医師、脳と学習の世界的権威トニーブザン氏らに師事。精神科で行われている作業療法やレクリエーション、集団セッションの可能性が大きく広がる。