第三回IAIR学術大会10/28.29

不毛な言った言わない論議

FROM:IAIR関東支部代表 齋藤 信

 

非常に面白いことなのですが、

臨床現場では、よく他部門の人達と、

「言った」、「言わない」で衝突することがあります。

 

特にナースさん達や、ベテランの助手さんと

そうなってしまいますね。

 

 

朝の申し送り時にその場にいた全ての病棟スタッフさんに

言ったのに「そんな話は聞いていない」と言われる。

 

 

(ああ、ナメられてるんだな~)

 

 

まあ、そう思いましたね。

 

さて、あなたはそんな事態に陥ったとき、

どんな行動を取りますか?

 

 

 

僕の場合は……

 

その場で《言った言わない論議》をするのは

不毛ですし、そんな事にエネルギーを使いたくありません。

 

とりあえず、

「仮に僕が言っていたとしても、伝わっていないのでしたら、

僕が言っていないのと同じですから、もうこの件はいいです」

と、言ってその場は引きました。

 

まあ、さすがにムカついたので、

イラッとしながらの大人げない皮肉ですね。

 

 

でも、僕の逆襲はここからです。

 

《聞いてないなら、見てもらえば良い》

 

 

病棟スタッフへの伝達は、次回から文書化しました。

 

紙で残る、カタチに残る、

看護師長には別口でもう一枚同じ文書を渡しておく。

 

はい、これでもう《言った言わない》は無くなりました。

 

 

代わりに《見てない》ってのが出てきましたけどね。

 

 

でも、「じゃあ、見ておいてください。○○日に文書でお渡ししてますよ」

と言えば済みますからね。

 

 

申し送り書類には判子を押すなどして、

誰が見たのか見ていないのかがすぐに分かる

やり方をしてますからね。

 

「見てないのはアナタだけかもよ」とは言いませんが、

見ていないことで「私だけかも……」と思ってくれれば善し。

 

 

次から書面を必ず見てくれるようになりました。

 

 

え?

いちいち文書を作るのが面倒くさい?

 

あ、そう。

 

 

僕は毎回ギスギスする方がよっぽど面倒ですけど。

 

 

それに、文書は前後の大枠は同じ型を作っておき、

伝達事項だけ目立つように書き換えてます。

手書きでもいいですが、その場合はコピーを取って申し送りノートに

貼っておくなどしてましたね。

 

 

最初によく《信用していないのか》と言われましたが、

自分自身も含めて忘れる事があるので、

エラーを減らすための取り組みです。

 

と言い続けました。

 

 

3週間もやればそれが普通になりますから、

やり続けた者勝ちです。

 

 

何にしても、僕ら医療人がしたいことは、

困っている患者さんをどうにかすることでしょ?

 

 

だったら、それにこそエネルギーをかけたいじゃないですか。

 

 

なあなあのやり方や、こういうことは信頼が大事でしょ!

という個々人の認識で再現性の低いやり方で、

どうにも成果がでないのなら、

感情は抜きにして、手立てを考えてみるのはどうでしょう?

 

 

関東代表齋藤信03
IAIR 関東支部代表 齋藤 信 

 

 

 

追伸 1

実は先日から、前の病院で行ってきた取り組みを

振り返ってました。

学生さん向けのマニュアルがなかなかいい感じだったな~と。

 

 

追伸 2

マニュアルの作成を一緒にしてみたい方はコチラ。

同じ部署の人同士で参加できるとなお効果的です。

http://otjyuku.net/immt/?page_id=46

 

 

 

 

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

精神科にて13年勤務し、心身へのアプローチ法を習得、実践して来た。 IAIR顧問の仲村に師事。認定アドバンスインストラクターとなる。 2013年に独立し、精神科作業療法士に自信を取り戻してもらう事を目的に、齋藤の行ってきた作業療法の構成法や身体アプローチ法を伝える講習会活動を本格的に開始。年間のべ1000人以上の療法士に教鞭をふるう。 より科学的なエビデンスをアクティビティに取り入れるため、セロトニン研究の第一人者東邦大学名誉教授有田秀穂医師、脳と学習の世界的権威トニーブザン氏らに師事。精神科で行われている作業療法やレクリエーション、集団セッションの可能性が大きく広がる。