第三回IAIR学術大会10/28.29

マニュアルがあるべき3つの理由!

FROM:IIRA関東支部代表 齋藤 信

 

 

皆さんの職場では、マニュアルって存在しますか?

 

 

実は最近、新たにマネジメント手法のセミナーを考えていて、

その相談を一部の人達に相談しているところなのですが……

(お返事をくれた皆さんには、追ってお礼の連絡をします!)

 

マニュアルを作りたがらない上司や職場がある。

 

という話題が出ていました。

 

 

 

僕はマニュアルは必ずあった方が良いという考えの人間です。

だから、というわけではありませんが、マニュアルを作りたがらない上司は、

正直アホだと思ってます。

 

 

もちろん、アホと言ってしまったからには、

その理由も納得いく形でお伝えします。

 

 

マニュアルがあるべき3つの理由!

 

その1『マニュアルは自分や組織を守る為のものである』

ニュースを見ていて、大手企業が不手際をして事故が発生した話題は見たことがありませんか?

そのとき、訴えられるケースと訴えられないケースがあります。

訴えられるケースは、マニュアルの整備がされておらず個々人の裁量で

仕事が動いていたため、安全基準が確保されていなかったんです。

逆に、訴えられなかったケースは、マニュアルがきちんと整備され、定期的に見直しもされ、

全員がそのマニュアルに従って業務を行っていました。

それでも、予期せぬイレギュラーが発生したことで、事故になったという判断がされた場合です。

 

この一つをとっても、マニュアルを作らないで業務にあたるということは、

《訴えてください》とプラカードを引っさげて仕事をしているようなものです。

 

 

その2『時間とお金の削減につながる』

 

マニュアルを作るのは大変? たしかに大変です。時間もかかります。

経費だって投入する場合もあります。ですが、長期的に見たときに、

マニュアルのあるなしで、潜在的に消費される時間(=人件費)や、

無駄な物の購入をせずに済む→物の置き場がスッキリ→探す手間無し、

という例だってあります。

あなたの部下が、会議の前に会議ノートを探して書棚の前を

5分もウロウロしている……なんてことありませんか?

 

バイトの相場が1500円位と計算しても、5分で125円。

ただウロウロして125円?

コンビニでレジ打ちを5分やっても100円いきませんよ。

給料泥棒ですよね。

 

 

その3『マニュアルが人を育てる』

一番よく聞かれるのが、マニュアル人間を作りたくない!

という偉大なるアホな発想の上司です。

マニュアルとは、日本語では業務標準書と言います。

卒業研究でやりませんでしたか?

標準化。

ここでは業務ですので、

《誰もが同じ水準のサービスが提供できるようになるための説明書》

と捉えてください。

マニュアルがあることで、初めてその職場で期待されるサービスの質、

期待されるサービスのレベルを知ることが出来ます。

それを知ることで、初めて新人さんやスタッフのなかに、

判断基準が生まれます。

判断基準ができることで、はじめて自分自身がしている仕事が何なのか?

いわゆるリハビリ以外の業務が、リハビリや患者満足にどうつながっているのか?

それを考えられるようになります。

 

《マニュアルの通りにしか出来ないマニュアル人間を作りたくない》

というなら、

《マニュアルすら守れない勝手気ままな幼児を躾けること》

が先でしょ! ってね。

 

 

業務の不備や流れ、違和感にすら気づけない、別に今回っているから良いじゃない。

そう言えてしまう職場環境は上司にあたる人の気持ちが作り出しています。

 

 

マニュアル人間を作りたくないなら、判断基準を教えて、

マニュアルをどんどん作り替えさせればいいじゃないですか。

 

 

そもそも、マニュアルが一度作って終わりの物って、

誰が決めたんですか?

 

 

かの無印良品では、膨大なマニュアルを年間2%の改善をしていくそうです。

スタッフは常にメモを持ち、お客さんの声を書きとめ、生まれたアイデアを

報告する為に使っています。

 

僕がいた職場も、マニュアルの評価と改良を定期的に行ってました。

 

僕らが現場で持ち歩いているメモ帳は、患者さんの状態をメモするだけじゃ

もったいないと思いませんか?

 

 

 

とまあ、こんな3つです。

 

散々、アホと言ってしまいましたが、参考になったでしょうか?

 

 

 

関東代表齋藤信03サムネイル

IIRA関東支部代表 齋藤 信 

 

 

 

追伸 1

あれ? ちょっと待てよ?

マニュアルをかたくなに拒否する上司って、

リスクマネジメント委員会のマニュアルもけなしてるの?

大丈夫? その人?

 

 

追伸 2

あ、もちろん、僕のコラムをここまで読んでいる方って、

マニュアルがいらない! と言う人はいないと思いますが、どうでしょう?

 

 

追伸 3

せっかくなので、このマニュアル論議をもっとしたいな~

反対意見が聞いてみたいです。

 

 

追伸 4

こういった、コアでディープなマネジメントネタ、

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追伸 5

そもそも、話し合いすらままならないなら、

会議のコツを勉強してみては?

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ABOUTこの記事をかいた人

精神科にて13年勤務し、心身へのアプローチ法を習得、実践して来た。 IAIR顧問の仲村に師事。認定アドバンスインストラクターとなる。 2013年に独立し、精神科作業療法士に自信を取り戻してもらう事を目的に、齋藤の行ってきた作業療法の構成法や身体アプローチ法を伝える講習会活動を本格的に開始。年間のべ1000人以上の療法士に教鞭をふるう。 より科学的なエビデンスをアクティビティに取り入れるため、セロトニン研究の第一人者東邦大学名誉教授有田秀穂医師、脳と学習の世界的権威トニーブザン氏らに師事。精神科で行われている作業療法やレクリエーション、集団セッションの可能性が大きく広がる。