管理職養成12回コース

「言わなくても分かるでしょ!」【POSお仕事サポーター】(17)

FROM:IAIR関東支部代表 齋藤 信

 

みなさん、こんにちは。

土曜日のコラム、POSお仕事サポーター!

国際統合リハビリテーション協会の

セラピストコーチ齋藤信でございます。

 

前回は

『ガッカリな人の共通点』についてお話しました。

(前回の内容:http://iairkanto.jp/?p=707  )

あなた自身、ガッカリな人になっていませんか?

 

 

さて、今回のテーマですが、

『価値を伝える価値』です。

 

 

まずはあなたがビミョーだと思った、

かつての上司達を思い浮かべてみてください。

おそらく、ある一つの傾向があったかと思います。

 

それは……

006

「言わなくても分かってるでしょ」

という態度。

 

  • 「これが患者さんのためになるんだから、やって!」
  • 「リハビリ以外の仕事だってあんた達の仕事なんだからやりなさい」
  • 「言われなくたって、私がこれって言ったらアレのことでしょ!」
  • 「そんな事もわからないの?常識でしょ!」
  • あ~もう!

 

正直言って「わかるワケねーよ!」

ってのが本音ですよね。

 

僕も最初の職場がそんな感じでした。

 

 

これは、上司や管理職がトップの声を咀嚼して、

一般職にわかりやすく伝えてくれない事が原因です。

 

 

「これが患者さんのためになるんだから、やって!」

《患者さんのため》って都合のいい言葉ですよね。

信用のない上司の言葉ならなおさら。

もっと具体的に、何が患者さんの為になるのかを

言語化して伝えてほしいところです。

 

「リハビリ以外の仕事だってあんた達の仕事なんだからやりなさい」

《リハビリ以外の仕事》だって仕事だということは

分かってますって。

だから、それをしたらどうなるのかが

僕たちは知りたいんですよ!

 

「言われなくたって、私がこれって言ったらアレのことでしょ!」

コレとかアレとか言うのは、

医療事故の元です。

具体的な名称とその復唱をすることこそ、

医療業界の常識でしょ?

 

「そんな事もわからないの?常識でしょ!」

《常識》という言葉ほどあいまいなものはありません。

上司なら、まずはその病院、施設共通の目的や行動の

標準化をするのが先でしょ!

 

 

 

さてさて、反論込みで駆け抜けてしまいました。

何れにしても、日本の会社文化特有の問題点。

《暗黙知》《暗黙の了解》なんてものがコレです。

全体のなかで割合が少なかったり、

基本事項が共通認識になっているなら、

それでもいいんです。

 

 

ですが問題になっているのは、

  • ・それらが全体で共有されていない
  • ・業務の基本事項が明確になっていない
  • ・個々の解釈がバラバラ

なんて事態になっている現場の多くで、

上司がしっかりと目的や目標となる事柄を

ハッキリ言葉で伝えないということです。

 

 

先の四つの例でも、

それをすることの価値をしっかり伝えてくれる上司なら、

反発せずに実行レベルに落とし込む事ができたでしょう。

 

 

もし、あなたの上司がそんな困ったちゃんなら、

めげずにある事を確認してください。

 

 

それをすることの《目的》と、

行った事で《何を達成したい》のか?

 

 

繰り返し確認することで、

上司も自分の意図が伝わっていないことに

気づくきっかけになります。

 

 

上司は部下を成長させるのが仕事です。

そのためにも、何が伝わっていなくて、

何が知りたいのかを、部下の立場から

質問する事も大切ですよ。

 

 

関東代表齋藤信03
IAIR グランドマネジャー 齋藤 信

 

追伸 1

ちなみに、逆も同じなんです。

部下は上司を出世させるのが仕事なんですよ。

ダメで出世できなくて、尊敬できない上司を作り出しているのは、

あなた自身かもしれませんよ。

 

追伸 2

後輩や学生さんの強みを活かして役割を与える。

そんなコーチングの基本を知れば、

信頼されないダメ上司にならなくて済みますよ。

http://otjyuku.net/immt/?page_id=46

 

追伸 3

コラムテーマを募集中です。

きいてみたい内容をフォームにご記入ください。

《GM齋藤に直接質問できるフォーム》

 https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=EvhAhlIRnM

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

精神科にて13年勤務し、心身へのアプローチ法を習得、実践して来た。
IAIR顧問の仲村に師事。認定アドバンスインストラクターとなる。
2013年に独立し、精神科作業療法士に自信を取り戻してもらう事を目的に、齋藤の行ってきた作業療法の構成法や身体アプローチ法を伝える講習会活動を本格的に開始。年間のべ1000人以上の療法士に教鞭をふるう。
より科学的なエビデンスをアクティビティに取り入れるため、セロトニン研究の第一人者東邦大学名誉教授有田秀穂医師、脳と学習の世界的権威トニーブザン氏らに師事。精神科で行われている作業療法やレクリエーション、集団セッションの可能性が大きく広がる。